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*マクロスF [#u886c783]
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曖昧さ回避
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**マクロスF [#e1db2452]
 曖昧さ回避	この項目では、テレビアニメについて説明しています。
 関連するラジオ番組については「マクロスF (ラジオ)」をご覧ください。
 劇場版については「劇場版 マクロスF」をご覧ください。
 作品の舞台となる架空の宇宙船「マクロス・フロンティア」については「新マクロス級  超長距離移民船団」をご覧ください。
 マクロスシリーズ > マクロスF
 マクロスF
 ジャンル	SF・ロボットアニメ
 アニメ
 原作	河森正治、スタジオぬえ
 総監督	河森正治
 監督	菊地康仁
 シリーズ構成	吉野弘幸
 キャラクターデザイン	江端里沙、高橋裕一
 メカニックデザイン	河森正治、石垣純哉
 音楽	菅野よう子
 アニメーション制作	サテライト
 製作	ビックウエスト、マクロスF製作委員会、毎日放送
 放送局	放送局参照
 放送期間	2008年4月 - 9月
 話数	全25話
 漫画:マクロスF
 作者	青木ハヤト
 出版社	角川書店
 掲載誌	月刊少年エース
 レーベル	カドカワコミックス・エース
 発表号	2008年2月号 - 2010年1月号
 巻数	全5巻
 話数	全23話
 漫画:マクロスF 超次空歌巫女ランカ
 作者	黒岩よしひろ
 出版社	角川書店
 掲載誌	月刊コンプエース
 発表号	2008年4月号 - 7月号
 漫画:マクロスF 抱きしめて、銀河の果てまで。
 作者	水島空彦
 出版社	角川書店
 掲載誌	月刊コンプエース
 レーベル	カドカワコミックス・エース
 発表号	2008年9月号 - 2009年4月号
 巻数	全1巻
 漫画:マクロスF しーくれっとびじょんず
 作者	okiura(#3まで「ノシ」名義)
 出版社	角川書店
 掲載誌	マクロスエース
 レーベル	カドカワコミックス・エース
 発表号	Vol.001 - Vol.004(連載中断)
 発表期間	2009年1月 - 2010年3月
 巻数	既刊1巻
 その他	プロット協力 - 吉野弘幸
 シナリオ協力 - 守屋直樹(#3以降)
 漫画:超生徒会長シェリル
 作者	げろたん
 出版社	角川書店
 掲載誌	マクロスエース
 発表号	Vol.001 - Vol.008
 発表期間	2009年1月 - 2011年3月
 巻数	『マクロス コミックゼントラ盛り』に収録
 漫画:マクロスF S.M.S☆物語
 作者	氷堂涼二
 出版社	角川書店
 掲載誌	ニュータイプ・ロマンス
 マクロスエース
 レーベル	カドカワコミックス・エース
 発表号	『ニュータイプ・ロマンス』2009年夏号 - 2010年春号
 『マクロスエース Vol.005』
 巻数	全1巻
 話数	全4話+出張版1話
 漫画:アイドルはつらいよF
 作者	高雄右京
 出版社	角川書店
 掲載誌	マクロスエース
 発表号	Vol.004(連載化はVol.005) - Vol.008
 発表期間	2010年3月 - 2011年3月
 巻数	『マクロス コミックゼントラ盛り』に収録
 小説:マクロスフロンティア
 著者	小太刀右京
 イラスト	江端里沙、青木ハヤト
 出版社	角川書店
 レーベル	角川スニーカー文庫
 刊行期間	2008年7月1日 - 2009年3月1日
 巻数	全4巻
 小説:マクロスF
 著者	小太刀右京
 イラスト	江端里沙、氷堂涼二
 出版社	角川書店
 レーベル	角川スニーカー文庫
 発売日	『フロンティア・メモリーズ』 - 2010年9月30日
 『フロンティア・ダイアリーズ』 - 2011年1月29日
 関連項目
 マクロスF (ラジオ)
 娘ドラ◎
 劇場版 マクロスF
 テンプレート - ノート
 プロジェクト	アニメ・漫画・ライトノベル・ゲーム
 ポータル	アニメ・漫画・文学・ゲーム・ラジオ
 『マクロスF』(マクロスフロンティア、MACROSS Frontier、マクロスFRONTIER、マクロスFrontierとも表記)は、日本のテレビアニメ作品。およびそれを原作としたメディアミックス作品。2008年4月から2008年9月までMBS・TBS系列で放送された。
 目次  [非表示] 
 1	概要
 1.1	製作・制作
 1.2	コンセプト
 1.3	歌
 1.4	CG映像
 2	あらすじ
 3	登場人物
 4	メカニック
 4.1	マクロス・フロンティア船団
 4.1.1	S.M.S所属
 4.1.2	新統合軍
 4.1.3	居住艦
 4.2	マクロス・ギャラクシー船団
 4.3	第117次大規模調査船団
 4.4	その他のメカニック
 5	用語
 5.1	バジュラ関連
 5.2	フォールド関連
 5.3	組織・団体
 5.4	技術
 5.5	惑星・地名
 5.6	生物
 6	スタッフ
 7	使用曲
 7.1	オープニングテーマ
 7.2	エンディングテーマ
 7.3	挿入歌
 7.4	使用歌表
 8	各話リスト
 9	放送局
 10	受賞
 11	関連番組・配信
 11.1	特別番組
 11.2	Webアニメ
 11.2.1	マックロッスfufonfia
 11.3	ラジオ
 11.3.1	ラジオ放送
 11.3.2	携帯配信ラジオ
 11.4	バーチャルライブ
 12	劇場版マクロスF
 13	その他関連メディア
 13.1	CD
 13.1.1	シングル
 13.1.2	サウンドトラック / ボーカルコレクション
 13.1.3	コンセプトアルバム
 13.2	ドラマCD
 13.3	DVD・Blu-ray Disc
 13.4	漫画
 13.5	小説
 13.6	ムック
 13.7	パチンコ・パチスロ
 13.8	ゲーム
 13.8.1	家庭用ゲームソフト
 13.8.2	携帯電話向けアプリ
 13.9	クロスオーバー作品
 13.10	その他
 14	脚注
 15	関連項目
 16	外部リンク
 概要[編集]
 製作・制作[編集]
 『超時空要塞マクロス』をはじめとする「マクロスシリーズ」生誕25周年記念作品であり、テレビアニメでは『マクロス7』以来13年ぶりの3作目となる。製作には「マクロスシリーズ」を伝統的に担当するビックウエストおよび毎日放送(MBS)が関わっており、劇場版も公開された(詳細は「劇場版 マクロスF」を参照)。
 総監督の河森正治はこれまで同シリーズの映画、OVAには、バルキリー(可変戦闘機)のデザインのみならず監督としても名を連ねてきたが、テレビアニメにおいては本作が初となる。菊地康仁が「監督」として河森を補佐し、『舞-HiME』の経験を買われて[1]参加した吉野弘幸が全話の脚本を担当する。『マクロスプラス』をはじめとして、『天空のエスカフローネ』や『創聖のアクエリオン』など、河森作品に縁の深い菅野よう子が本作でも音楽を担当する他、河森に馴染み深いスタッフが多数参加している[2]。
 シリーズ25周年記念作品という位置づけで、当初は「マクロス25」という仮タイトルで発表されていた。作中でも25、クォーター(1/4)という数字が多用されている。
 コンセプト[編集]
 物語の舞台は、宇宙を旅する超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」である(『マクロスF』の「F」は「FRONTIER」の略)。 物語の年代は『超時空要塞マクロス』から50年後、『マクロス7』から14年後の西暦2059年。シリーズの伝統である主要男女キャラクターの三角関係は本作でも健在で、さらに軍人・歌手としての生活を送る一方で、日常では普通の学生として日々を過ごしている。平和な学園生活・華やかな芸能活動・異星生物との交戦というドラマの中で、誤解がひとつのテーマとなっている[3]。
 河森は過去と同じことの繰り返しをせずオリジナリティを追求することをモットーとしているが(河森正治#人物を参照)、今回はマクロスシリーズが四半世紀を迎えたこともあり、「全てのマクロスシリーズの集大成+α[4][5]」「時代感を取り込んだ新しい形の原点回帰[6]」に挑戦している。各種設定やエピソードにはマクロスファン世代のスタッフの意向で、過去のシリーズへのセルフオマージュが多数見られる。吉野は「新しいお客さんが楽しめなくては意味がない。その一方、僕らが見てきた『マクロス』っぽさも見させてあげたい」と述べている[7]。
 歌[編集]
 同じくシリーズの伝統である歌姫については、1980年代の清純派アイドル風のランカ・リーと、現代の洋楽ディーヴァ風のシェリル・ノームがダブルヒロインとして登場する。ランカ・リー役は、約5000通の応募からオーディションで選ばれた新人・中島愛が演じており[8]、歌唱シーンも中島本人が担当している。シェリル・ノーム役は、声優とシンガーがそれぞれのパートを担当する『マクロス7』と同様の手法が採られており、「歌シェリル」を女性歌手のMay'nが担当している。放送中には物語とリンクする形でヒロイン2人のオフィシャルブログも掲載された(外部リンク参照)。
 楽曲の多彩さに加え、作中の随所で歌唱シーンを演じている影響から、主題歌・挿入歌のシングルやサウンドトラックがオリコンチャート5位以内に飛び込むセールスを記録[9][10]、武道館ライブの先行予約には23万件の応募が寄せられ、当選倍率は20倍を上回った[11]。
 CG映像[編集]
 河森は久々のテレビ版マクロスについて「劇場作品やOVAよりも制作状況が厳しいといえども、あまり映像のグレードを落としたくなかった[12]」という。メカ作画へのデジタル導入について「『マクロス ゼロ』の技術をテレビシリーズの枠の中で生かす方法は、『創聖のアクエリオン』でかなり方向性が見えました[5]」といい、バルキリーと敵生物バジュラの高速戦闘シーン、巨大宇宙船を回り込むカメラワークなどを3DCGで滑らかに表現している。
 映像ソフトがDVDとBlu-ray Disc(BD)で同時発売されるテレビアニメ作品は本作が史上初となるが、高画質再生のメリットからDVDより普及率の低いBDのセールスが上回る傾向を示し[13]、BD第1巻は2008年のBD年間売上げランキング1位を記録している[14]。
 あらすじ[編集]
 物語における大状況の詳細については「バジュラ (マクロスシリーズ)#バジュラ戦役」を参照
 西暦2009年2月。地球人類と異星巨人種族「ゼントラーディ」とのファースト・コンタクトを機に第一次星間大戦が勃発。1年余りに渡る戦いは、地球を死の星へと変貌させ、そこに住まう生命の大半を死滅に追いやった。アイドル歌手リン・ミンメイの貢献により決戦に勝利した人類は、文化に共鳴する一部のゼントラーディ人と共に荒廃した地球環境の再生を目指した。また、星間戦争の再発に備え、全宇宙への種の保存・拡散を目的とした「銀河播種計画」を立案。巨大な居住艦を中心に大規模移民船団が次々と結成され、人の住める惑星を探して銀河の方々へと旅立っていった。
 西暦2059年。旗艦アイランド1を中心に大小数千隻もの宇宙船で構成された第25次新マクロス級移民船団マクロス・フロンティアは、1,000万人規模もの居住民を乗せて銀河の中心を目指す航海の中にあった。ある日、近隣宙域を航行中の第21次新マクロス級移民船団マクロス・ギャラクシーより、トップシンガーシェリル・ノームがコンサートツアーのためフロンティアに来訪する。美星学園航宙科の高校生早乙女アルトはステージ演出のエア・アクロバットに参加し、観客の女子高生ランカ・リーと出会う。
 シェリルのコンサートに人々が熱狂している頃、謎の巨大異星生命体バジュラがフロンティアへと迫っていた。新統合軍の迎撃が奏効せぬ事態を受けて、フロンティア行政府は民間軍事プロバイダーS.M.Sに出動を要請。最新鋭可変戦闘機VF-25を擁するスカル小隊が迎撃に向かうが、バジュラはついにアイランド1居住区にまで侵入し破壊の限りを尽くす。混乱の中、アルトはバジュラに殺されたパイロットに代わりVF-25へ搭乗。逃げ遅れたランカを救ったのち、S.M.Sに入り、スカル小隊に配属される。ランカはアルトに励まされて歌手への道を歩みだし、コンサートでのアクシデントをきっかけにアルトと知り合ったシェリルは、自分を特別扱いしないアルトに興味を抱く。
 バジュラと人類の戦いは熾烈を極め、平穏なフロンティア社会は戦時下の不安に覆われていく。その裏ではバジュラの持つ力や資源を利用して銀河の覇権を握ろうとする者たちによるさまざまな思惑が絡み合っていた。戦いの中、ランカの歌がバジュラの行動に影響を与えることが判明し、彼女は希望の歌姫として祭り上げられる。ランカは母親の胎内でバジュラ由来のV型感染症に感染しており、病原菌と共生関係にあることでバジュラと断片的なコミュニケーションが行えたのだった。一方で、シェリルはランカの力を利用しようとするギャラクシー船団上層部に見捨てられ、幼少期にバジュラとの接触を目論むギャラクシー側に人為的に感染させられたV型感染症の病状が悪化し、死の淵に瀕する。
 ランカの歌の力を借りてバジュラの勢力圏から脱したフロンティア船団だったが、艦内に入り込んでいたバジュラの幼生が大量発生し、船団は航行の継続が困難になるほどの大打撃を受け、数多くの人命が失われる。記憶を取り戻し始め、自身がバジュラと重大な関わりがあることに気づいたランカは、正体を知らずに飼っていたバジュラの幼生を群れに返し、人類との争いを止めるため、友の命を奪ったバジュラを人類の敵と憎むアルトに別れを告げて、バジュラの本星を目指して旅立つ。残されたアルトはシェリルの病状を知り、最期の瞬間まで共に生きることを誓う。混乱に乗じて権力を掌握したフロンティア新政権に疑念を抱くS.M.Sは、アルトら一部の隊員を残して船団を離脱し、独自に戦役の真相を探り始める。
 バジュラ本星の位置を突き止めたフロンティア船団は、本星に侵攻し、そこを新たな居住地とすることを決定する。病状が進行しランカに近い力を得たシェリルの歌を味方につけ、新兵器でバジュラの群れを蹂躙していくが、突如戦場にランカの歌声が響き、態勢を立て直したバジュラの猛攻によりフロンティア船団は危機に陥る。そこへS.M.Sが帰還し、ギャラクシー船団上層部とフロンティア新政権の陰謀を白日の下に晒す。シェリルの歌とアルトの呼びかけでギャラクシー船団に捕らわれ操られていたランカは自我を取り戻し、3人はこれまでの絆を確かめ合う。シェリルの病状は脳を侵していた細菌が自らランカと同じく腸に定着したことにより回復し、2人の歌によってバジュラは人類という存在を理解する。S.M.Sを中心として結束した人類と、人類への誤解を解いたバジュラは協力しあい、ギャラクシー船団上層部の野望を打ち砕く。すべてが終わった後、バジュラたちは別の銀河へと去り、フロンティア船団はバジュラが残していった本星に降下する。
 登場人物[編集]
 主な登場人物は以下のとおり。
 詳細は「マクロスFの登場人物」を参照
 早乙女 アルト(さおとめ アルト)
 声 - 中村悠一
 本作の主人公。美星学園航宙科2年生。家業である歌舞伎役者の道を捨ててパイロットを目指す。後にS.M.Sスカル小隊に所属する。
 シェリル・ノーム
 声 - 遠藤綾 / 歌 - May'n
 マクロス・ギャラクシー船団出身のトップシンガー。
 ランカ・リー
 声 - 中島愛
 シェリルに憧れて歌手を目指す少女。後にアイドル歌手として脚光を浴びる。
 ミハエル・ブラン
 声 - 神谷浩史
 美星学園航宙科2年生。S.M.Sスカル小隊に所属し、長距離狙撃を担当する。愛称はミシェル。
 ルカ・アンジェローニ
 声 - 福山潤
 美星学園航宙科2年生。S.M.Sスカル小隊に所属し、電子戦を担当する。総合機械メーカーL.A.Iの御曹司。
 松浦 ナナセ(まつうら ナナセ)
 声 - 桑島法子
 美星学園美術科2年生。ランカの親友。
 オズマ・リー
 声 - 小西克幸
 S.M.Sスカル小隊の隊長。ランカの義兄。
 キャサリン・グラス
 声 - 小林沙苗
 フロンティア船団新統合軍参謀本部所属。大統領ハワード・グラスの娘で、オズマの元恋人。愛称はキャシー。
 クラン・クラン
 声 - 豊口めぐみ
 S.M.Sピクシー小隊の隊長を務めるゼントラーディ。ミハエルの幼馴染。
 ジェフリー・ワイルダー
 声 - 大川透
 S.M.S母艦マクロス・クォーター艦長。
 レオン・三島(レオン みしま)
 声 - 杉田智和
 フロンティア船団大統領府首席補佐官。キャサリンの婚約者。
 グレイス・オコナー
 声 - 井上喜久子
 シェリルのマネージャー。ギャラクシー船団の陰謀に深く関わっており、バジュラ戦役の陰で暗躍する。
 ブレラ・スターン
 声 - 保志総一朗
 マクロス・ギャラクシー船団所属アンタレス小隊を率いるサイボーグ。
 アバンタイトル部分のナレーションは大川透、次回予告のナレーションは小林沙苗が担当。
 メカニック[編集]
 マクロス・フロンティア船団[編集]
 S.M.S所属[編集]
 VF-25 メサイア
 今回の主役となる可変戦闘機。()内の色は機体のカラーリングで、それぞれベース色/ラインの色をおおまかに表している。
 VF-25F - 前衛専門機で標準型機。アルトが搭乗。前任者であるギリアムのものを引き継いでいる(白/赤と黒:『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』での一条輝機(VF-1A・1S)に準じている)。
 VF-25S - 指揮官専用機で標準型と比べ各種武装及びシステムが向上している。オズマが搭乗(グレー/黄と黒:ライン色は『超時空要塞マクロス』でのロイ・フォッカー機(VF-1S)に準じている)。
 VF-25G - 長距離狙撃専用機でミハエルが搭乗(青/白:青のカラーリングは『超時空要塞マクロス』でのマクシミリアン・ジーナス機に準じている。これと対になるミリア・ファリーナの赤いクァドラン(『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』版)がクラン・クランに引き継がれている)。
 RVF-25 - 電子戦専用機でルカが搭乗(緑/濃緑:緑のカラーリングは『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』での柿崎速雄機に準じている)。3機のゴースト(シモン・ヨハネ・ペテロ)を従えている。
 VB-6 ケーニッヒモンスター
 カナリアが搭乗。就役後既に30年以上が経過している古参機だが、その火力は依然として強力無比で、PPBの搭載やエネルギー転換装甲のアップデートがなされた機体である。「ランカ・アタック」の際にはランカを守る重要な任務を負う。
 クァドラン・レア
 本作ではピクシー小隊に配備され、隊長のクラン機が真紅、他の2機がグレーで塗装されている。本来、クァドランシリーズはゼントラーディの女性兵士(メルトランディ)用であったが、クァドラン・レアにバージョンアップ後は男性でも問題なく着用可能にするための改良が施され[15]、主に男性兵士で構成されるガリア4方面軍にも多数が配備されている。
 デストロイド・シャイアンII
 2足歩行式の陸戦用支援兵器デストロイドシリーズの1機種。移動砲台として、マクロス・クォーターをはじめとするフロンティア船団にも多数が配備されている。
 マクロス・クォーター
 S.M.Sの旗艦を務める可変ステルス攻撃宇宙空母。「クォーター(4分の1)」の名の通り、その全長は従来のマクロス級(正確にはバトル級の中でも一回り大きい1600m級のバトル・フロンティア)に比べ4分の1の402mとアームド級宇宙空母並のサイズしかないが、大出力の反応炉エンジンとバスターキャノンによって通常艦船よりも高い機動力と火力を持つ。右舷(右腕)のガトリング式バスターキャノンは重量子反応砲モード(通称:マクロスキャノン)で従来のマクロス級と同等の威力を持つほか、ピンポイントバリアを集中させて巨大なサーベル状の武器にもなる。また、設定上ではビーム弾を連射するガンポッドのような使い方も可能である(第14話、第20話で使用。その他、『スーパーロボット大戦』シリーズ等、一部ゲームでも使用されている)。左舷(左腕)飛行甲板には戦闘機やデストロイドが最大80機まで搭載可能であり、エネルギー転換装甲により強攻型(人型形態)ではシールドとして使用できるほか、ピンポイントバリアを先端に集中させてダイダロスアタックと同様の戦法を行なえる。なお、バスターキャノン発射の際にはそれを保持する左腕の甲板は背部にマウントされる。強攻型での運動性や格闘性能は従来型を遥かに凌ぎ、バトロイド並に人間的な動作が可能で、本格的な格闘戦のための兵器システムも備えている。トランスフォーメーション中の回避機動すら可能で、変形中脚部のみを展開したガウォークのような中間形態も存在する。艦自体は5隻に分離が可能で、それぞれがフォールド航法・大気・水中でも運用が可能な高性能艦である[16]。
 そのほか、小説版ではS.M.SにVF-19A、VF-22Sといった従来の機種も配備されていることが語られている[17]。ただし、外伝小説『マクロス・ザ・ライド』では、主人公の所属するアポロ小隊をはじめとしてVF-19AのモンキーモデルであるVF-19EF カリバーンが多数配備されていると語られている。
 新統合軍[編集]
 [icon]	この節の加筆が望まれています。
 VF-171 ナイトメアプラス
 新統合軍の主力可変戦闘機。VF-17 ナイトメアを改修しステルス性能はそのままだが空戦能力が格段に向上している。オズマ・リーが従軍していたころは最新鋭機であった。フロンティア船団正規軍においても多数が配備・運用されている。劇中では、アルトやルカが正規軍配属時にVF-171EXに搭乗する(ルカ機はイージスパック仕様に3機のゴーストを従える)が、慣性制御システム「ISC」がないなど、VF-25との根本的な性能差は埋められず、不満を漏らすシーンがある。
 AIF-7S ゴースト
 シャロン・アップル事件で人工知能に操られたX-9の諸問題をクリアし制式化された新統合軍の主力無人戦闘機。有人機を遥かに凌ぐ高機動性能を誇るが、バジュラによるECM攻撃に無力化される。
 バトル・フロンティア
 アイランド1先端に接続されるバトル級可変ステルス攻撃宇宙空母。フロンティア船団護衛艦隊の総旗艦・総司令部である。普段はアイランド1の補助動力だが、緊急時には切り離しマクロス艦として戦う。中型艦のマクロスキャノンとは違いメガ・マクロスキャノンを有しており、その威力はバジュラの大群を一掃するほどのものである。
 グァンタナモ級宇宙空母
 移民船団を護衛する新統合軍の宇宙空母。かつてのアームド級の発展型。
 ウラガ級護衛宇宙空母
 移民船団を護衛する新統合軍の宇宙空母。グァンダナモ級の上位艦。
 ノーザンプトン級ステルスフリゲート
 移民船団を護衛する新統合軍の宇宙フリゲート。
 ステルスクルーザー
 ノーザンプトン級よりも高い火力を持つ新型宇宙巡洋艦。
 居住艦[編集]
 アイランド1
 フロンティア船団の母艦である巨大都市型移民船。環境艦とともに閉鎖系バイオプラントを形成する第5世代型移民船。
 環境艦
 アイランド1後方に連結された居住艦。「アイランド2、3……」と呼ばれる。
 マクロス・ギャラクシー船団[編集]
 [icon]	この節の加筆が望まれています。
 VF-27 ルシファー
 VF-25と同じくYF-24をベースとするサイバーグラント(サイボーグ)兵専用可変戦闘機。サイバーグラント化により肉体の限界を超えた機動力を発揮する。紫の機体にブレラ(パープル1、アンタレス1)が搭乗。他にグレイス機やその小隊機(グリーン系)が登場している。
 AIF-9V ゴースト
 バトル・ギャラクシーに艦載される無人戦闘機。劇中では「V9」(ブイナイン)、または「ゴーストV9」と呼ばれる。
 メインランド
 ギャラクシー船団の母艦である巨大都市型宇宙船。閉鎖系ケミカルプラントを採用した第4世代型移民船。
 バトル・ギャラクシー
 ギャラクシー船団護衛艦隊を指揮する総旗艦・総司令部であるバトル級可変ステルス攻撃宇宙空母。
 デネブ級巡洋艦 カイトス
 ダルフィム
 第117次大規模調査船団[編集]
 2048年にバジュラの襲撃を受けて壊滅した調査船団。政府による公式発表では「フォールド断層に巻き込まれた遭難事故」と説明されている。ランカは本船団の数少ない生き残りの1人であり、新統合軍時代のオズマも護衛部隊として所属していた。なお、襲撃を受けたのはガリア4宙域であったが、アルトたちが遭遇するまで調査船団の残滓は発見されていなかった。
 SDFN-4 グローバル
 船団旗艦で、第1世代型マクロス級調査移民船の4番艦。ガリア4未調査地域の湖畔に強攻型の状態で擱座していた。
 同級は戦艦マクロス(SDF-1)を元に簡易居住区画を設けた調査移民船で、超長距離移民船団に先行する航路調査を目的に量産された[18]。また、艦内にはバジュラの標本など置かれており、バジュラに関する研究が行われていた。
 その他のメカニック[編集]
 EX-ギア(エクスギア)
 次世代可変戦闘機用に開発された、操縦桿と射出シートを兼ねる新開発の耐Gスーツ。従来のパイロットスーツを大きく上回る耐G性能を誇る。EX-ギア対応のインターフェイスを持つ可変戦闘機なら、バトロイド/ガウォーク時に手足の動きをトレースしたり、IFF(生存・所属識別信号システム)を用いた遠隔操作が可能である。機能的には、強化外骨格タイプのパワードスーツと同義。背部の飛行ユニットは、搭乗時はコクピットシートと一体化しているが、緊急脱出時やパイロットの単独行動時には熱核タービンエンジンとウイングを展開し機能する。また、飛行ユニットを使ったホバリング走行も可能なほか、足裏のローラー型の走行装置で高速移動も可能。装着するとかなり重く、動力を作動させないと立って歩くだけでも一苦労する(このため懲罰としてEX-ギアの無動力歩きが使われる)。また、動力を作動させていても自在に扱うには相応の訓練が必須であり、素人がいきなり飛行ユニットやローラーを使うのはかなり危険である(劇中でシェリルが装着して大騒動を起こしている)。作中ではこのEX-ギアとそれに対応するコクピットを総称して、EX-ギアシステムと呼称されている。
 小説版の設定では、従来機は操縦系統と同期しない簡易型のEX-ギアシステムを装備していたが、後にVF-171でも一部で改修が行われ、VF-25やVF-27以外においてもEX-ギアシステム搭載機が存在する。
 美星学園のパイロット養成コースでは、基本的な規格が軍用の物と同じで装甲部分などを減らした民生仕様のEX-ギアによる飛行訓練教習が行われている。同規格なのでこの簡易型でもVF-25に接続は可能だが、新統合軍の運用規定で緊急脱出モードでなければ操縦は不可能である(放棄された機体の回収などの一時的な操縦は可能)。
 なおEX-ギアのデザインコンセプトは元々、河森正治がメカニカルデザインで関わっていたサテライト制作のテレビアニメ『キスダム -ENGAGE planet-』用に提出された2種類のデザイン案の内の1つであり、『キスダム』にて採用されなかったためこちらに流用された[19][20]。
 オオサンショウウオさん
 声 - 金野潤
 ランカ愛用の携帯端末兼ペットロボット。緑色のサンショウウオのような形状。電話機能や音楽プレイヤー機能があり、前肢はイヤホンになる。有機系素材や生体系素材が多用されており、柔軟に形状を変え生物のような挙動を見せる。ランカの子供の頃の記憶(夢)には、同じデザインのぬいぐるみが登場する。
 デストロイドワーク
 シャイアンIIを作業用に改造した非武装型デストロイド。バジュラの襲撃で破壊された建造物の除去作業や、オズマが倒したバジュラの回収作業の際、その姿が確認出来る。
 VF-1 バルキリー
 第一次星間大戦で史上初めて本格的に実戦投入された可変戦闘機。美星学園では、学園長の私物としてレストアされたA型(漫画版ではJ型)が同校のシンボルとして校舎屋上に飾られており、整備もされているため今でも飛ぶことが出来る。カラーリングはマクロス劇場版における一条機(スカル11)と同様の塗装で形状はハセガワ製プラモデルに準じている。
 小説版では、パイロット養成コースでは実習用にデチューンされたVF-1Cが使用されている[21]。
 VF-0 フェニックス
 VF-1の先行試作機を実戦用に改装した機体。物語では、本機が実戦投入されたマヤン島事変を描いた映画「鳥の人」に、劇中劇内の機体として登場するが、実機がすでに現存しなかったため、外形の似たVF-25を撮影後にCG加工することが語られている。
 SDF-1 マクロス
 最終話にて地球がバジュラの襲撃を受けた際、マクロス・シティのモニュメントとなった姿で登場する。
 マクロス11
 最終話にてバジュラの攻撃を受ける。過去のシリーズでは設定のみ登場している。
 リレーポッド
 フォールド断層による通信の遅延を短縮する通信中継装置。
 用語[編集]
 シリーズの共通用語については「マクロスシリーズの用語一覧」を参照
 バジュラ関連[編集]
 バジュラ
 宇宙移民船団を襲う未知の地球外生命体。フォールド断層の影響を受けずに、通信や移動を行う特殊能力を持つ。フロンティア船団では「ビクター」のコードネームで呼ばれる。生態やバジュラ戦役等については「バジュラ (マクロスシリーズ)」を参照。
 V型感染症
 バジュラと接触した人間が感染する症状。ただし血液、体液型感染なので、感染率は低い。感染初期ならば完治可能だが、末期まで症状が進むと細菌が脳内に根付き毒素を分泌、手の施しようがなくなり死亡する。この状態になると微弱だがフォールド波を発するようになる。現時点では完全な治療法はないとされていた。劇中ではシェリルがこの例で、幼い頃感染していて発症を抑制する受容体ブロッカー薬を服用している。しかし嘔吐、発熱等の副作用があり感染症を根治することはできない。
 ただし母胎内で感染した場合は例外で、細菌が胎児と共存しようとするらしく、頭部ではなく腹部へと留まる。そのため何の病状も発症することがなく、血液検査でも感染が検出されない。しかも本人すら自覚しないまま、バジュラと同等のネットワーク能力を獲得するに至る。劇中ではランカがこの例にあたり、グレイスたちにはリトルクイーンというコード名で呼称される。最終的に、ランカがネットワーク能力を応用してシェリルの脳内の細菌を腹部へと移動させ、シェリルの病状も回復しランカと同じ能力を得る。
 フォールド関連[編集]
 フォールドクォーツ
 バジュラがフォールド鉱石を体内で精製することで作られる物質である。これにより、バジュラはフォールド断層を越えタイムラグなしでネットワークを形成することができる。ノーム家に代々伝わるイヤリングに使われていた石もこのフォールドクォーツだったとされている。その利用価値は非常に大きく、重量子を制御する特性が極めて高いため、次世代の通信やフォールド航行を可能にするとされて以前から新統合政府内で最重要視されていた。その可能性に目を付けた者たちにより、これを用いた様々なものが開発されている。
 人工フォールドクォーツは現在開発中で、試作段階の人工フォールドクォーツは開発可能になったとの情報があるが詳細は不明である。『マクロス・クロニクル』では、「鳥の人」にはプロトカルチャーが独自に生成したフォールドクォーツが搭載されているという説明がある[22]。
 粗鉱(採掘したままの鉱石)のフォールド鉱石は「フォールドコール」と呼ばれていて、不純物が多い。純度が低いフォールドクォーツは「フォールドカーボン」と呼ばれる。フォールドカーボンについては人類の技術でも生産することが可能であり、フォールド機関や熱核反応エンジンの中枢部品または廉価版ISCの部品として用いられているとされている。
 小説版では『マクロス VF-X2』に登場する「超空間共振水晶体」に「フォールドクォーツ」とルビが振られている。プロトカルチャー研究の第一人者であるマオ・ノームが、ギャラクシー社の援助を得て長年の遺跡研究の末に辿り着いたものであり、十一次元レベルで時間と空間のエネルギーが湾曲した物質で、三次元では生成することができないとされており[23]、入手方法は2050年代現在においても、惑星ウロボロスのようにプロトカルチャーの遺跡内部に保管されているものを発見、発掘するか、新統合軍等が捕獲・回収したバジュラの死骸から回収するなど、非常に限定されたものとなっている。第117大規模調査船団が就航した背景にも、この物質の存在とそれを求める星間軍需企業クリティカルパス・コーポレーションCEO「マンフレート・ブランド」が絡んでおり、またクリティカルパス・コーポレーションはゼネラル・ギャラクシー社とも縁が深かったとされている[24]。
 フォールド爆弾
 物理攻撃に対して耐性が極限にまで高くなったバジュラへの対抗策として、L.A.I社が開発した大量破壊兵器。「ディメンジョン・イーター」もしくは「ディメンジョン・カッター」と呼ばれる。超重量子を利用して擬似ブラックホールを発生させ、爆心地周辺の物体をフォールド空間に強制的に遷移する。惑星を崩壊させるほどの威力を持つが、生産には良質のフォールド・クォーツが必要であり、大量生産には向かない。
 MDE(マイクロ・ディメンション・イーター)弾は、バジュラから採取したフォールド・クォーツの粉末を弾頭に封入した小型フォールド爆弾であり、可変戦闘機の兵装に使用可能である。
 小説版ではゼントラーディ第33海兵部隊が、この爆弾にて宇宙空間に強制転移され、偶然通りかかったマクロス・クォーターによって救助される。
 組織・団体[編集]
 S.M.S
 フロンティア移民船団に駐留する民間軍事プロバイダー(Strategic Military Services)。アイランド1に接舷する宇宙戦闘空母マクロス・クォーターを母艦としている。フロンティア政府との契約に基づき、平時には船団予定航路の先行偵察や要人護衛、軍用装備品の評価試験、補給、兵站など正規軍(新統合軍)に対する支援任務を主任務としている。テレビ版ではフロンティア船団支部のみが登場するが、劇場版や『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』には他の惑星・船団の支部が登場する。
 大統領や軍需企業との密接な関係を背景に試作戦闘機を含む最新鋭兵器を供与されており、隊員の士気と練度の高さでも正規軍を凌ぐ精強な軍事組織である。民間企業の保持する戦力としてはあまりにも過大であり、第117次長距離移民船団遭難事件の情報を得たフロンティア政府はいずれ同船団もバジュラと接触する事態を想定し、S.M.Sもその対抗策のひとつ[25]であったと後に明かされる。また、S.M.Sは命令系統が新統合軍から独立した事実上の大統領直隷部隊でもある。
 戦闘要員の職位には階級呼称を用いる(「アルト准尉」、「オズマ少佐」など)。これらは正規軍を真似た単なる慣例などではなく徹底されたもので、格下の者が「上官」(上司)に対して階級を省いて呼ぶと非礼であるとして注意を受けるほどである[26]。
 また、主契約者たる政府が戦争、もしくはそれに準じる状態になった場合は命令拒否権・期間終了までの脱退の自由を喪失する(入隊契約特例B項)などの制約が課せられる。しかし、民間企業S.M.Sの被雇用者は軍人ではない(軍属であるかどうかは不明)ため、戦闘行動中に殉職した場合も事故死の扱いとなり、戦没者墓地への埋葬などの栄誉は与えられず、遺族にも詳細な事実が伝えられることはない。
 S.M.Sの母体は同社オーナーのリチャード・ビルラーが経営する星間運輸会社で、もともとはその護衛・警備を目的とした私兵集団であった。独立して民間軍事会社となった後も、S.M.Sの公的社会的立場は「運輸会社」である[27]。第4話では店の承る団体名が「SMS運輸様」となっている。
 研究者や学生など他の肩書きを持つ隊員も多いが、平時にはS.M.Sへの所属を秘密にする守秘義務が課されている。
 スカル小隊
 VF-25およびVB-6を運用する可変戦闘機部隊。隊長はオズマ・リー少佐。「スカル」マーキングが、従来シリーズの人の髑髏と骨ではなく牛の頭骨に剣と盾を配したものとなっている。
 ピクシー小隊
 クァドラン・レアを運用するゼントラーディ部隊。隊長はクラン・クラン大尉。
 ブルー小隊・パープル小隊・バーミリオン小隊
 小説版にて名前のみ登場。運用機種は不明。ただし、RVF-25と同様のフォールド同調式センサーを搭載したVF-22Sが各小隊に1機配備されている。
 アポロ小隊
 『マクロスF』の一年前となる2058年を描く『マクロス・ザ・ライド』に登場。隊長はホセ・シュレイア大尉。この時点ではVF-25が揃えられず、一世代前のVF-19EFおよびRVF-19EFを運用していた。
 技術[編集]
 インプラント
 一般的には体内に埋め込まれる器具の総称であるが、本作の世界においては骨格や筋肉の人工物への置換(サイボーグ化)、脳移植デバイスによる個人データ認識技術や視聴覚データ運用技術なども含む。ギャラクシー船団では一般的な技術であるが、フロンティア船団では医療目的のものを除き、原則違法とされている。
 機装強化兵(サイバーグラント)
 インプラント技術の軍事的利用法の1つ。人体の骨格や筋肉、臓器を人工物に置換することで身体能力を強化した兵士のことを指す。さらに体内に武器を内蔵するなど、生身の人間にはそもそも存在しない機能を付与することも可能。ギャラクシー船団で開発されたVF-27のように、この兵士の搭乗を前提とした兵器も存在する。ただし、本人の意思とは関係なく身体機能を停止もしくは制限を加える、本人の自由意思を奪って上位者の言いなりにするといった機構が組み込まれているため、倫理上の問題が大きい。
 惑星・地名[編集]
 フロンティア船団内の地名・施設については新マクロス級超長距離移民船団を参照。
 ガリア4
 銀河系中心に近いガリア星系の惑星。恒星ガリア1に対して公転と自転の周期が同期しているため昼夜が変化せず、呼吸可能な大気は存在するものの居住には向いていない。また周囲にフォールド断層が存在しており従来のフォールド技術では近隣宙域からでも到達に時間がかかる。ゼントラーディ人で構成された第33海兵部隊が駐留している。グレイス・オコナーの策略で、フォールド爆弾「ディメンション・イーター」により惑星の半分が消滅し、海兵部隊も壊滅する。
 バジュラ本星
 正式名称は不明。自然豊かな惑星で、月によく似た衛星を伴う。バジュラクイーンを初めとする多数のバジュラが生息し、惑星表面には「グレートネスト」と呼ばれる渦状の構造体と、それを取り囲むようにフォールド鉱石に反応する植物により形作られたオービタルリング状の大規模構造体が存在する。本星とはいってもバジュラ全体から見れば繁殖可能な惑星単位での巣の一つでしかないらしく、最終回でマクロス・フロンティア船団がバジュラより譲り受けて降下し入植する。
 生物[編集]
 カバ牛
 声 - 小西克幸[28]
 アイランド3で家畜として飼育されている、カバとウシをあわせたような動物。乳はソフトクリームやキャラメルなど乳製品の原料になる。
 ヒュドラ
 惑星エデン原産の動物。外見は食肉目に近く、背中に翼を持つ。比較的おとなしい性向で、マクロス・フロンティア船団の生態系艦にて放牧されていたが、船団とバジュラとの接触以降、V型感染症による凶暴化が多発し、全て処分される。
 スタッフ[編集]
 原作 - 河森正治、スタジオぬえ
 総監督・ストーリー構成・バルキリーデザイン - 河森正治
 監督 - 菊地康仁
 シリーズ構成・脚本 - 吉野弘幸
 キャラクターデザイン - 江端里沙、高橋裕一
 メカニックデザイン - 石垣純哉、高倉武史
 メカニカルアート - 天神英貴
 コンセプチュアルデザイン - 宮武一貴
 モーショングラフィックス - 笹倉逸郎、HIBIKI
 美術監督 - 吉原俊一郎
 美術設定 - 塩澤良憲、平澤晃弘
 色彩設計 - 中山久美子
 特殊効果 - 安部貴俊
 撮影監督 - 高橋なおみ
 音楽 - 菅野よう子
 音響監督 - 三間雅文
 プロデューサー - 諸冨洋史、丸山博雄、平井伸一、長谷部大樹
 アニメーションプロデューサー - 葛西励
 アニメーション制作 - サテライト
 製作 - ビックウエスト、バンダイビジュアル(「マクロスF製作委員会」名義)、毎日放送
 使用曲[編集]
 オープニングテーマ[編集]
 「トライアングラー」
 作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 坂本真綾
 「星間飛行」
 作詞 - 松本隆[29] / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「ライオン」
 作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - May'n、中島愛
 エンディングテーマ[編集]
 「愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize-」
 作詞 - 安井かずみ / 作曲 - 加藤和彦 / 編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「アイモ」
 作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「ダイアモンド クレバス」
 作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
 「アイモ〜鳥のひと」
 作詞 - Gabriela Robin、坂本真綾 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「ねこ日記」
 作詞 - 一倉宏 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「ダイアモンド クレバス50/50」
 作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
 「ノーザンクロス」
 作詞 - 岩里祐穂、Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
 「真空のダイアモンドクレバス」
 作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
 「蒼のエーテル」
 作詞 - 坂本真綾 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「トライアングラー (fight on stage)」
 作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
 挿入歌[編集]
 「射手座☆午後九時 Don't be late」
 作詞 - 佐藤大、hal、マイクスギヤマ / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
 「What 'bout my star?」
 作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
 「超時空飯店 娘々」
 作詞 - 吉野弘幸 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「突撃ラブハート」
 作詞 - K.INOJO / 作曲・編曲 - 河内淳貴 / 歌 - FIRE BOMBER
 「ダイアモンド クレバス〜展望公園にて」
 作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
 「SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン」
 作詞 - 黒河影次 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - SMSのみなさん
 「私の彼はパイロット - MISS MACROSS 2059」
 作詞 - 阿佐茜 / 作曲 - 羽田健太郎 / 編曲 - 保刈久明、菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「宇宙兄弟船」
 作詞 - 一倉宏 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 徳川喜一郎
 「What 'bout my star?@Formo」
 作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
 「インフィニティ」
 作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
 「ニンジーン Loves you yeah!」
 作詞 - 一倉宏 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「母と子ランカのアイモ」
 作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、坂本真綾(蘭雪)
 「Welcome To My FanClub's Night!」
 作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
 「インフィニティ #7」
 作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
 「アイモ O.C.」
 作詞 - Gabriela Robin、坂本真綾 / 作曲・編曲 - 保刈久明、菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「MY SOUL FOR YOU」
 作詞 - K.INOJO / 作曲 - 福山芳樹 / 編曲 - 河内淳貴 / 歌 - FIRE BOMBER
 「TRY AGAIN」
 作詞 - K.INOJO / 作曲 - 福山芳樹 / 編曲 - 田中裕千 / 歌 - FIRE BOMBER
 「シェリルのアイモ」
 作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
 「アナタノオト」
 作詞 - 真名杏樹 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「ボビーのニンジン等。」
 作詞 - 吉野弘幸、一倉宏 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ボビー・マルゴ=三宅健太
 「妖精」
 作詞 - 真名杏樹、Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
 「ブレラと子ランカのアイモ」
 作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「愛・おぼえていますか〜bless the little queen」
 作詞 - 安井かずみ / 作曲 - 加藤和彦 / 編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
 「アイモ〜こいのうた〜」
 作詞 - / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 坂本真綾(蘭雪)
 「娘々(ニャンニャン)サービスメドレー」
 作詞 - Gabriela Robin、岩里祐穂、阿佐茜、hal、松本隆、安井かずみ / 作曲・編曲 - 菅野よう子
 歌 - シェリル・ノーム starring May'n、ランカ・リー=中島愛、坂本真綾(蘭雪)
 「ライオン→インフィニティ→私の彼はパイロット→ダイアモンド クレバス→星間飛行→What 'bout my star?→射手座☆午後九時 Don't be late→トライアングラ→アナタノオト→アイモ〜こいのうた〜→ライオン(コーラスにWhat 'bout my star?)→ライオン(コーラスに愛・おぼえてますか)」」で編成されたメドレー
 使用歌表[編集]
 第1話はバージョンごとに使用曲が異なるため、「第1話 TV」(テレビ放送版)、「第1話 DE」(デカルチャーエディション)、「第1話 YD」(ヤック・デカルチャー・エディション)に分けて表記する。
 基本的なエンディングテーマは「ダイアモンド クレバス」と「ノーザンクロス」の2曲。オープニングテーマ3曲に対してエンディングテーマが11曲と多くなった理由として、監督の菊地康仁などが総監督の河森正治から「絵コンテを切ったけど20分の尺で足りないからその曲のままエンディングに雪崩込むから」と要求があったからと答えている[30]。表中では歌唱シーンから直接エンディングテーマにつながる場合、挿入歌に(ED)と付記する。
 話数	オープニング	エンディング	挿入歌	アイキャッチ
 第1話 TV	トライアングラー	アイモ	超時空飯店 娘々
 射手座☆午後九時Don't be late
 What'bout my star?	超時空飯店 娘々
 第1話 DE	なし	愛・おぼえていますか
 -デカルチャーエディションsize-	 
 第1話 YD	トライアングラー	ダイアモンドクレバス	超時空飯店 娘々
 第2話	突撃ラブハート
 ダイアモンド クレバス〜展望公園にて	 
 第3話	アイモ	 
 第4話	SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン
 私の彼はパイロット - MISS MACROSS 2059	 
 第5話	What'bout my star?、宇宙兄弟船
 What'bout my star?@Formo(ランカ・リー=中島愛のみ)	 
 第6話	ダイアモンドクレバス(ED)	 
 第7話	アイモ	射手座☆午後九時Don't be late
 インフィニティ(ランカのパートのみインフィニティ #7が混合)	 
 第8話	ダイアモンドクレバス	ニンジーン loves you yeah!
 アイモ	 
 第9話	ねこ日記	 
 第10話	アイモ〜鳥の人	アイモ〜鳥の人(ED)	 
 第11話	ねこ日記	超時空飯店 娘々	 
 第12話	愛・おぼえていますか
 -デカルチャーエディションsize-	星間飛行
 アイモ
 ねこ日記	 
 第13話	ダイアモンドクレバス	 	SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン(ランカ版)
 第14話	母と子ランカのアイモ	 
 第15話	ダイアモンドクレバス50/50	Welcome To My Funclub's Night!
 What'bout my star?
 インフィニティ#7
 超時空飯店 娘々
 星間飛行	超時空飯店 娘々
 第16話	ノーザンクロス	アイモO.C	SMS小隊の歌〜あの娘は
 エイリアン(ランカ版)
 第17話	星間飛行	MY SOUL FOR YOU
 TRY AGAIN
 星間飛行	 
 第18話	ライオン	星間飛行
 愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize-
 アイモO.C	シェリルのアイモ
 第19話	トライアングラー	What'bout my star?@Formo(ランカ・リー=中島愛のみ)
 星間飛行
 アナタノオト	ボビーのニンジン等。
 第20話	ダイアモンドクレバス	アナタノオト
 アイモO.C
 ダイアモンドクレバス(ED)	 
 第21話	蒼のエーテル	アイモ
 蒼のエーテル(ED)	 
 第22話	ノーザンクロス	妖精
 ノーザンクロス(ED)	 
 第23話	ブレラと子ランカのアイモ	 
 第24話	ブレラと子ランカのアイモ
 射手座☆午後九時Don't be late
 愛・おぼえていますか〜bless the little queen	 
 第25話	なし	トライアングラー (fight on stage)	愛・おぼえていますか〜bless the little queen
 ノーザンクロス
 アナタノオト
 娘々サービスメドレー	 
 各話リスト[編集]
 話数	サブタイトル	絵コンテ	演出	作画監督	放送日
 第1話	クロース・エンカウンター	菊地康仁
 河森正治	田中孝行	高橋裕一
 江端里沙	2008年
 4月3日
 第2話	ハード・チェイス	松田清	関口雅浩
 猪狩崇	4月10日
 第3話	オン・ユア・マークス	阿保孝雄	藤川太	4月17日
 第4話	ミス・マクロス	赤根和樹	間島崇寛	江畑諒真	4月24日
 第5話	スター・デイト	菊地康仁	福田貴之	丸藤広貴	5月1日
 第6話	バイバイ・シェリル	田中孝行	土屋日	三浦珠美	5月8日
 第7話	ファースト・アタック	河森正治	松田清	大籠之仁	5月15日
 第8話	ハイスクール・クイーン	原博	金澤洪充	鈴木信吾
 山中正博	5月22日
 第9話	フレンドリー・ファイア	鹿島典夫	KIM YONG-SIK	5月29日
 第10話	レジェンド・オブ・ゼロ	阿保孝雄	間島崇寛	小倉典子	6月5日
 第11話	ミッシング・バースデー	原博	政木伸一	和田伸一	6月19日
 第12話	ファステスト・デリバリー	田中孝行	藤川太	6月26日
 第13話	メモリー・オブ・グローバル	松田清	大籠之仁	7月3日
 第14話	マザーズ・ララバイ	鹿島典夫
 河森正治	鹿島典夫	KIM YONG-SIK	7月10日
 第15話	ロスト・ピース	河森正治	間島崇寛	小倉典子	7月17日
 第16話	ランカ・アタック	原博	古川政美	和田伸一	7月24日
 第17話	グッバイ・シスター	阿保孝雄	奥野耕太	相坂ナオキ	7月31日
 第18話	フォールド・フェーム	福田貴之	KIM YONG-SIK
 丸藤広貴	8月7日
 第19話	トライアングラー	田中孝行	入江篤
 塚原元	8月14日
 第20話	ダイアモンド・クレバス	殿勝秀樹
 河森正治	松田清	大塚八愛
 大籠之仁	8月21日
 第21話	蒼のエーテル	鹿島典夫	関口雅浩
 KIM YONG-SIK	8月28日
 第22話	ノーザン・クロス	阿保孝雄	小倉典子	9月4日
 第23話	トゥルー・ビギン	福田貴之	古川政美	和田伸一	9月11日
 第24話	ラスト・フロンティア	菊地康仁	福田貴之	丸藤広貴	9月18日
 第25話	アナタノオト	河森正治	間島崇寛
 松田清	高橋裕一	9月25日
 放送局[編集]
 放送対象地域	放送局	放送期間	放送日時	備考
 本放送局[31]
 近畿広域圏	毎日放送(MBS)	2008年4月3日 - 9月25日	木曜 25:25 - 25:55	製作局
 中京広域圏	中部日本放送(CBC)	木曜 26:30 - 27:00	
 関東広域圏	東京放送(TBS)	2008年4月4日 - 9月26日	金曜 25:55 - 26:25	
 宮城県	東北放送(TBC)	金曜 26:15 - 26:45	
 静岡県	静岡放送(SBS)	
 広島県	中国放送(RCC)	2008年4月5日 - 9月27日	土曜 26:40 - 27:10	
 熊本県	熊本放送(RKK)	2008年4月6日 - 9月28日	日曜 25:50 - 26:20	
 北海道	北海道放送(HBC)	2008年4月7日 - 9月29日	月曜 26:25 - 26:55	
 岡山県・香川県	山陽放送(RSK)	
 福岡県	RKB毎日放送(RKB)	月曜 26:30 - 27:00	
 日本全域	GyaO	2008年4月18日 - 9月30日	金曜 12:00 更新	ネット配信
 アニマックス	2008年5月7日 - 10月22日	水曜 22:00 - 22:30	CS放送・リピート放送あり
 『LEVEL22』枠
 追加放送局
 ((実質的も含む)再放送にあたる地上波局は除外)[32]
 日本全域	BS11	2009年4月4日 - 9月19日	土曜 23:30 - 24:00	BSデジタル放送
 『ANIME+』枠[33]
 山口県	テレビ山口(tys)	2009年10月1日 - 2010年3月25日	木曜 25:25 - 25:55	
 大分県	大分放送(OBS)	木曜 25:29 - 25:59	
 愛媛県	あいテレビ(ITV)	木曜 25:30 - 26:00	
 富山県	チューリップテレビ(TUT)	木曜 25:35 - 26:05	
 長野県	信越放送(SBC)	2009年10月3日 - 2010年3月27日	土曜 25:45 - 26:15	
 宮崎県	宮崎放送(MRT)	土曜 26:09 - 26:37	
 福島県	テレビユー福島(TUF)	土曜 26:43 - 27:13	
 長崎県	長崎放送(NBC)	2009年10月5日 - 2010年3月29日	月曜 24:55 - 25:25	
 石川県	北陸放送(MRO)	月曜 25:15 - 25:45	
 鳥取県・島根県	山陰放送(BSS)	月曜 25:30 - 26:00	
 岩手県	IBC岩手放送	2009年10月6日 - 2010年3月30日	火曜 24:59 - 25:29	
 新潟県	新潟放送(BSN)	火曜 25:24 - 25:54	
 青森県	青森テレビ(ATV)	2009年10月11日 - 2010年4月4日	日曜 24:50 - 25:20	
 山形県	テレビユー山形(TUY)	2009年10月13日 - 2010年4月13日	火曜 24:59 - 25:29	
 高知県	テレビ高知(KUTV)	2009年10月14日 - 2010年4月7日	水曜 26:28 - 26:57	
 山梨県	テレビ山梨(UTY)	2009年10月15日 - 2010年4月8日	木曜 26:00 - 26:30	
 日本全域	キッズステーション	2011年10月21日 - 2012年4月13日	金曜 24:30 - 25:00	CS放送、リピート放送あり
 本放送局は前々番組『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』のTBS系列10局と同一だが、過去に放映されたマクロスシリーズ(いずれも全日枠全国ネット)と比べるとローカルセールス枠のために激減している。
 2009年10月より、MBSを除く[34]本放送局以外のTBS系列局でも放送。南日本放送(MBC)および琉球放送(RBC)は未放送で、合計26局ネットとなった[35]。
 2013年10月より、同年12月25日発売のBlu-ray Boxの販売促進を兼ねた実質再放送をTOKYO MX・テレビ北海道・テレビ愛知・サンテレビ・TVQ九州放送およびBS11にて実施。この実質再放送を控えて特別番組『マクロスF 再放送直前特番「グレイス・リポート」』が放送された。ナビゲーターは井上喜久子。ほか主要スタッフや声優陣のインタビューを交えての構成(Blu-ray Boxには未放送パートも収録)[36]。
 受賞[編集]
 第13回アニメーション神戸 - ラジオ関西賞・AM神戸賞(主題歌賞) 『トライアングラー』(坂本真綾)
 2009 東京アニメアワード - テレビ部門優秀作品賞、音楽賞(菅野よう子)
 第40回星雲賞 - メディア部門
 このアニメがすごい!大賞 2009年度 - 第1位
 関連番組・配信[編集]
 特別番組[編集]
 祝25周年!あのマクロスが帰ってくるぞSP!!
 2007年12月にTBSとMBSで放送。番組前半は宮迫博之、千原ジュニア、有野晋哉、大沢あかねら出演者に河森総監督を交えてのトーク。『マクロスF』の本放送開始に先駆け、『超時空要塞マクロス』や『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』のダイジェスト映像を交えながら「マクロスシリーズ」25周年の軌跡を振り返る。制作局であるMBSではTBS放送分より10分拡大したものが放送された[2]。
 後半は第1話スペシャル編集版(デカルチャーエディション)の先行放送。後の本放送版では削除されたり変更された箇所を多数含む言わば試写バージョンで、マクロスシリーズ25周年目の2007年内に間に合うよう、本放送より3か月以上前に公開された[37]。本番組終了後、インターネット動画配信サービス(バンダイチャンネル、gyao、Yahoo!動画)でも期間限定で無料配信され、DVD・Blu-ray Disc第1巻にも収録されている。
 MBSでは放送終了後に続けて『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が放送された。
 放送地域	放送局	放送日	放送時間
 関東広域圏	東京放送(TBS)	2007年12月23日	26時50分 - 27時50分
 近畿広域圏	毎日放送(MBS)	2007年12月28日	25時15分 - 26時25分
 マクロスF 超時空スーパーライブ コズミック娘(ニャーーーン)-娘(ニャン)チラ♂スペシャル-
 2011年11月6日にTOKYO MXとKBS京都にて放送。11月23日発売のライブDVD / Blu-ray『マクロスF 超時空スーパーライブ コズミック娘』に収録されている2010年12月の日本武道館公演の模様を一部放送した。また、当番組用に河森総監督やMay'n、中島愛のコメントも収録された。ナレーション担当は遠藤綾。
 放送地域	放送局	放送日	放送時間
 東京都	東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)	2010年11月6日	20時00分 - 21時00分
 京都府	京都放送(KBS)	2010年11月6日	19時00分 - 19時55分
 Webアニメ[編集]
 マックロッスfufonfia[編集]
 『マックロッスfufonfia(フフォンフィア)』は、2008年5月27日よりマクロスF公式サイトで配信されたFlashアニメ。制作は映像会社アイウォズ・ア・バレリーナ[38]。登場人物は3頭身キャラクターにデフォルメされ、字幕で台詞を表現。役柄はすべて変更され、「ゲームソフト制作会社S.M.S」での日常をコミカルに描写する。全20話配信後は、プロモーションムービーと最終話のみ無料視聴可能[39]。本作のデフォルメキャラクターはNEXCO東日本のETC安全走行タイアップキャンペーンでも使用された[40]。2012年放送の『マクロス 超時空ゼミナール!!』でもSD版シェリルが講師役として出演している。
 登場キャラクター
 ランカ - フロンティア・ソフトウェアの新入社員。給湯室→サポートセンター所属。実家は中華料理屋。
 ナナセ - 新入社員。ランカの学生時代からの親友。給湯室→サポートセンター所属。
 シェリル - ベテラン先輩でお嬢様。いつもSPを引き連れている。
 グレイス - シェリルの御付。騒動の黒幕の一人で、ランゾウの愛人。
 ボビー - 先輩OL。よく意味深な呟きをする。キャシーとオズマの取り合いをしていたが恋破れる。
 キャシー - 社員。実はオズマの恋人。
 ミシェル - プログラミング部所属。社内No.1プレイボーイ。NETPOLICE隊員でもある。
 アルト - ミシェルの同僚。会社を辞めさせられ歌舞伎役者になる。
 ルカ - ミシェルの同僚で天才プログラマー。NETPOLICE隊員でもある。
 クラン - 社員。麻婆豆腐を食べるとマイクロン化が解け、子供と言われると体の制御が利かなくなり巨大化する。巨大化光線も出せる。
 レオン - ランカの上司。
 オズマ・リー - 窓拭き屋。ランカの兄。元F.P.S.(フロンティアプログラミングセキュリティ)スカル小隊リーダー。
 バジュラ・ウィルス(バジュラ虫) - 機械に寄生する虫。洗剤と歌に弱い。
 エルモ・クリダニク - 芸能プロ・ベクタープロモーション社長。ランカを特訓させる。
 ランゾウ先生 - アルトの父。アルトを辞めさせるために暗躍する。頭からバジュラ虫を出す。
 メカニック
 VF-25型リュック - ランカが背負っているリュックサック。うっかりすると飛び出す。
 VF-25P型緑茶給湯ポット - 給湯室にある電気ポット。これを扱えることが新人OLの使命。
 VF-25P-S(シェリル専用機) - シェリルーム(特別給湯室)専用電気ポット。特別仕様カラー。
 スタッフ
 絵 - 空彩晃一、STS
 音 - タカナシキヨシ
 シナリオ - オオオケマコト
 MA - シノハラマサヒロ(三友VTC)
 MAアシスタント - オオウラタカシ(三友VTC)
 ディレクター・モーション・加工・CG - カネコンブ
 ディレクター・プロデューサー - ワタナベトモヒロ
 制作 - I was a ballerina.co.Ltd.
 話数	サブタイトル	配信日
 第1話	ランカ、入社初日、シェリルに呼び出される	2008年
 5月27日
 第2話	暴走!?……VF-25P	6月3日
 第3話	憧れのグッドテイストライン	6月10日
 第4話	新種・ハト○○茶!?	6月17日
 第5話	社内合コン DE 謝謝	6月24日
 第6話	クランにくらくら	7月2日
 第7話	ランカ、路上デビュー……キラッ!?	7月9日
 第8話	ムチはオフィスの必需品	7月16日
 第9話	MISSON CODE:VICTOR 3 発令!?	7月23日
 第10話	おにいちゃん、さむいよ〜	7月30日
 第11話	バジュラウイルスの対処法	8月6日
 第12話	なんでそんな方法がありえるわけ?オズマ。	8月13日
 第13話	ランカ、燃ゆ。	8月20日
 第14話	なんなんだ……その修行。	8月27日
 第15話	ランカ!そんなんだったら手品だろ(T_T)	9月3日
 第16話	シェリル、ランカ……、修行している場合だったのかっ!	9月10日
 第17話	先生って!? ―どこへ行くのか、バジュラ虫―	9月17日
 第18話	先生って…… ―どうしてバジュラ虫なのか―	9月24日
 第19話	先生って…… ―どんな体質なのか?―親子愛編	10月1日
 第20話	必殺!ジェラシーのマクロス・キャノン	10月15日
 ラジオ[編集]
 ラジオ放送[編集]
 文化放送、MBSラジオにて放送。インターネットラジオ音泉や『マクロスF』公式サイトにてインターネット配信も行われていた。
 RADIO MACROSS(2008年1月4日 - 3月28日)
 マクロスF○※△(2008年4月4日 - 9月26日)
 マクロスF○×△(2008年10月3日 - 2009年3月27日)
 マクロスF○☆△(2009年4月3日 - 10月2日)
 マクロスF○♪△(2009年10月9日 - 2010年4月2日)
 マクロスF○~△(2010年4月9日 - 2011年4月1日)
 関連ラジオ番組については「マクロスF (ラジオ)」を参照
 携帯配信ラジオ[編集]
 マクロスF〜ウラ・URAデカルチャー〜
 モバイルアニメイト、声優アニメイト+hm3、アニメイト ON AIR!にて毎週火曜更新(有料配信)。出演者は小西克幸(オズマ・リー役)、杉田智和(レオン・三島役)。
 バーチャルライブ[編集]
 詳細は「劇場版 マクロスF#バーチャルライブ」を参照
 劇場版マクロスF[編集]
 詳細は「劇場版 マクロスF」を参照
 『マクロスF』をベースに、ストーリーや設定を再構築したアニメ映画作品。
 前編『劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』 - 2009年11月21日公開。
 後編『劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜』 - 2011年2月26日公開。
 その他関連メディア[編集]
 CD[編集]
 flying DOG[41]より発売。作曲・編曲は菅野よう子、プロデューサーは佐々木史朗。佐々木は『マクロスプラス』の作曲家に菅野を推薦するなど「マクロスシリーズ」の音楽面をプロデュースしており、今回は企画時より演出プランにも関わっている。
 シングル[編集]
 トライアングラー(2008年4月23日発売)
 ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時 Don't be late (2008年5月8日発売)
 星間飛行 (2008年6月25日発売)
 ライオン(2008年8月20日発売)
 ランカとボビーのSMS小隊の歌 など (2008年12月24日発売)
 シェリルの宇宙兄弟船 など (2008年12月24日発売)
 Pink Monsoon (2009年10月21日発売)
 ユニバーサル・バニー(2009年11月25日発売)
 CMランカ(2009年12月16日発売)
 放課後オーバーフロウ(2011年1月26日発売)
 サウンドトラック / ボーカルコレクション[編集]
 マクロスF(フロンティア)O.S.T.1 娘フロ。 (2008年6月4日発売)
 マクロスF(フロンティア)O.S.T.2 娘トラ☆ (2008年10月8日発売)
 マクロスF(フロンティア)VOCAL COLLECTION 娘たま♀ (2008年12月3日発売)
 コンセプトアルバム[編集]
 cosmic cuune (2010年11月24日発売)
 ドラマCD[編集]
 娘(ニャン)ドラ
 それぞれ番外編エピソード3話、マクロスF登場人物による歴代マクロスソングのデュエットカバー1曲を収録。
 娘(ニャン)ドラ◎ ドラ1(2009年4月8日発売)
 娘(ニャン)ドラ◎ ドラ2(2009年5月6日発売)
 娘(ニャン)ドラ◎ ドラ3(2009年6月3日発売)
 娘(ニャン)ドラ◎ ドラ4(2009年7月8日発売)
 DVD・Blu-ray Disc[編集]
 テレビシリーズ
 バンダイビジュアルより全9巻発売。第1巻は第1話「クロース・エンカウンター」のTV放送版、「デカルチャー・エディション」(年末特番27分)、「ヤックデカルチャー・エディション」(完全版32分)の3バージョンを、第2巻以降は各3話を収録。第9巻の第25話「アナタノオト」は追加映像を加えた全長版[42]。全巻オーディオコメンタリーとして関係者複数名による作品の裏話の音声特典付き。
 型番はDVD版がBCBA-3329〜BCBA-3337、BD版がBCXA-0040〜BCXA-0048。
 2008年7月25日発売
 収録話 - 第1話「クロース・エンカウンター」(デカルチャー・エディション版・ヤックデカルチャー・エディション版)
 オーディオコメンタリー出演者 - 中村悠一、中島愛、河森正治
 2008年9月26日発売
 収録話 - 第2話「ハード・チェイス」、第3話「オン・ユア・マークス」、第4話「ミス・マクロス」
 オーディオコメンタリー出演者 - 小西克幸、中島愛、吉野弘幸
 2008年10月24日発売
 収録話 - 第5話「スター・デイト」、第6話「バイバイ・シェリル」、第7話「ファースト・アタック」
 オーディオコメンタリー出演者 - 中村悠一、神谷浩史、福山潤
 2008年11月21日発売
 収録話 - 第8話「ハイスクール・クイーン」、第9話「フレンドリー・ファイア」、第10話「レジェンド・オブ・ゼロ」
 オーディオコメンタリー出演者 - 遠藤綾、中島愛、河森正治
 2008年12月19日発売
 収録話 - 第11話「ミッシング・バースデー」、第12話「ファステスト・デリバリー」、第13話「メモリー・オブ・グローバル」
 オーディオコメンタリー出演者 - 中島愛、河森正治、菊地康仁
 2009年1月23日発売
 収録話 - 第14話「マザーズ・ララバイ」、第15話「ロスト・ピース」、第16話「ランカ・アタック」
 オーディオコメンタリー出演者 - 中村悠一、遠藤綾、保志総一朗、吉野弘幸
 2009年2月20日発売
 収録話 - 第17話「グッバイ・シスター」、第18話「フォールド・フェーム」、第19話「トライアングラー」
 オーディオコメンタリー出演者 - 遠藤綾、井上喜久子、菊地康仁、吉野弘幸
 2009年3月27日発売
 収録話 - 第20話「ダイヤモンド・クレバス」、第21話「蒼のエーテル」、第22話「ノーザン・クロス」
 オーディオコメンタリー出演者 - 中村悠一、神谷浩史、豊口めぐみ
 2009年4月24日発売
 収録話 - 第23話「トゥルー・ビギン」、第24話「ラスト・フロンティア」、第25話「アナタノオト」(全長版)
 オーディオコメンタリー出演者 - 中村悠一、遠藤綾、中島愛、河森正治
 マクロスフロンティア ギャラクシーツアーFINAL in ブドーカン
 DVD版 - 2009年10月30日発売
 Blu-ray版 - 2009年11月27日発売
 2008年11月5日に日本武道館で行われた「マクロスFギャラクシーツアーFINAL こんなサービスめったにしないんだからね in ブドーカン☆」を収録したライブビデオ。出演はMay'n、中島愛、菅野よう子など。
 娘クリ Nyan×2 Music Clip
 2010年12月15日発売
 シェリルとランカのミュージック・クリップ集。テレビシリーズ及び劇場版の映像を再編集し、さらに新作映像を加えた構成となっている。
 マクロスF 超時空スーパーライブ cosmic nyaan(コズミック娘)
 DVD,Blu-ray版 - 2011年11月23日発売
 2010年12月22日に日本武道館、24日 神戸ポートアイランドホールにて行われた「マクロスF 超時空スーパーライブ 〜Merry Christmas without You〜」を収録したライブビデオ。
 出演はMay'n、中島愛、菅野よう子、中村悠一、遠藤綾、豊口めぐみなど。
 マクロスF ゼントラ盛り Blu-ray Box
 2013年12月25日発売。2014年12月24日までの期間限定生産商品。
 テレビシリーズ全25話を収録。なお、このBOXに収録されたアニメ映像は河森総監督の監修下で最新技術を用いたデジタルリマスター版になる。
 先述の2013年10月に放送の特別番組の完全版を収録の他、約100Pのブックレット、新規録音のドラマCDが同梱される。
 漫画[編集]
 マクロスF
 青木ハヤト著。『月刊少年エース』2008年2月号より2010年1月号まで連載、カドカワコミックス・エース全5巻。
 2008年4月26日発行 ISBN 978-4-04-715066-9
 2008年8月26日発行 ISBN 978-4-04-715107-9
 2009年2月26日発行 ISBN 978-4-04-715189-5
 2009年10月25日発行 ISBN 978-4-04-715307-3
 2009年11月26日発行 ISBN 978-4-04-715324-0
 マクロスF 超次空歌巫女ランカ
 黒岩よしひろ作の外伝漫画。『月刊コンプエース』2008年4月号より7月号まで短期連載。
 マクロスF 抱きしめて、銀河の果てまで。
 水島空彦著。『月刊コンプエース』2008年9月号より2009年4月号まで連載、カドカワコミックス・エース全1巻。教師とて赴任してきたクランを交えて、美星学園での学生生活を中心に描く。
 2009年2月26日発売 ISBN 978-4-04-715191-8
 マクロスF しーくれっとびじょんず
 okiura(旧名「ノシ」)著。『マクロスエース Vol.001』より連載。登場人物たちの美星学園やS.M.Sでの日常や事件を描く。本編シリーズ構成の吉野弘幸がプロット協力、第3話以降は守屋直樹がシナリオ協力を行っている。『マクロスエース Vol.004』掲載分を最後に連載は中断され、そのまま同誌も発売されなくなった。
 2010年9月25日発売 ISBN 978-4-04-715526-8
 超生徒会長シェリル
 げろたん著。『マクロスエース Vol.001』より連載。シェリルが美星学園の生徒会長になるという設定のパロディ4コマ漫画。単行本『マクロス コミックゼントラ盛り』に収録。
 マクロスF S.M.S☆物語
 氷堂涼二著。『ニュータイプ・ロマンス2009 SUMMER』(2009年7月18日発売)より同『2010 SPRING』(2010年3月19日発売)まで連載された。全4話。S.M.Sの男性キャラクターに焦点を当てた作品。連載終了後、『マクロスエース Vol.005』に出張版が掲載された。
 2010年9月25日発売 ISBN 978-4-04-715525-1
 アイドルはつらいよF
 高雄右京著。『マクロスエース Vol.004』に読切作品として掲載され、次号の『Vol.005』より連載化。ランカを主人公としたいわゆる「萌え4コマ」。単行本『マクロス コミックゼントラ盛り』に収録。
 その他、『マクロスエース』に青木ハヤト、ひらぶき雅浩らの読み切り作品が不定期掲載された。これらも単行本『マクロス コミックゼントラ盛り』に収録されている。
 喜久屋めがね著の『娘ドラ◎』『マクロスFF』、小山鹿梨子著の『シェリル 〜キス・イン・ザ・ギャラクシー〜』についてはそれぞれ別項目を参照。
 小説[編集]
 いずれも小太刀右京著。本編のノベライズ作品である『マクロスフロンティア』全4巻が発売され、『マクロスエース』や『ザ・スニーカー』などにも番外編的な内容の短編が掲載されている。『電撃ホビーマガジン』連載の「マクロス・ザ・ライド」、劇場版ノベライズ『劇場版マクロスF』については別項目を参照。
 マクロスフロンティア
 角川スニーカー文庫より全4巻発行。河森総監督監修のもと、裏設定や人物描写、過去シリーズとの接点など映像では語られなかった内容を肉付けしている。アニメ本編と異なる部分もあるが、著者は「関が原の合戦を扱った話で徳川家康の描写が違ったり同じだったりするように、TVアニメと小説もそのような関係になっております。そのつもりで読んでいただければ幸いです」と述べている[43](詳しくは「マクロスシリーズ」の「作品の解釈」を参照)。カバーイラストは江端里沙、挿絵は青木ハヤトが担当している。
 『 クロース・エンカウンター』 2008年7月1日発売 ISBN 978-4-04-473801-3
 『ブレイク・ダウン』 2008年10月1日発売 ISBN 978-4-04-473802-0
 『アナタノオト』 2009年1月1日発売 ISBN 978-4-04-473803-7
 『トライアングラー』 2009年3月1日発売 ISBN 978-4-04-473804-4
 マクロスF
 以下に挙げる短編作品を収録した短編集。各巻には書き下ろし作品も掲載されている。『フロンティア・メモリーズ』ではカバーイラストを江端里沙、挿絵を氷堂涼二が担当。『フロンティア・ダイアリーズ』ではカバーイラストも氷堂が担当している。
 『フロンティア・メモリーズ』 2010年9月30日発売。ISBN 978-4-04-473807-5
 『フロンティア・ダイアリーズ』 2011年1月29日発売。ISBN 978-4-04-473808-2
 『マクロスエース』掲載の短編
 「コズミック・エッグ」 - 2009年1月26日発売の『Vol.001』に掲載。『マクロスフロンティア Vol.4 トライアングラー』に収録。アルトが航宙科へ転科した直後のエピソード。
 「カブキ・ウォーバード」 - 2009年11月13日発売の『Vol.003』に掲載。『フロンティア・メモリーズ』に収録。西暦2040年の惑星セフィーラを舞台に、アルトの父、早乙女嵐蔵と『マクロスプラス』の主人公、イサム・ダイソンの出会いを描いている。
 「アクターズ・スカイ」 - 2010年3月26日発売の『Vol.004』に掲載。『フロンティア・メモリーズ』に収録。劇中劇「BIRD HUMAN -鳥の人-」で工藤シンを演じたアキラ神島がS.M.Sに体験入隊する。
 「バトルフィールド・エニウェア」 - 2010年6月26日発売の『Vol.005』に掲載。『フロンティア・ダイアリーズ』に収録。S.M.Sの任務で酷暑の惑星に派遣されたミハエルとクランの物語。
 「楽園星天剣酔舞(らくえんぼしつるぎのえいぶ)」 - 2010年9月25日発売の『Vol.006』に掲載。『フロンティア・ダイアリーズ』に収録。「カブキ・ウォーバード」の続編で、惑星エデンに配属されたイサムと嵐蔵の再会、辻斬りとの戦いを描く。
 「ホット・プレート」 - 2010年12月25日発売の『Vol.007』に掲載。『フロンティア・ダイアリーズ』に収録。美星学園のチャリティーイベントでランカとシェリルが焼きそば作りで対決する。
 『ザ・スニーカー』掲載の短編
 「ワイヤード・ウォーリア」 - 2009年10月号に掲載。『フロンティア・メモリーズ』に収録。試作可変戦闘機YF-27-3シャヘルの実戦テストのため惑星ネバーに派遣されるブレラの物語。
 「グッド・フライデイ」 - 2010年2月号に掲載。『フロンティア・メモリーズ』に収録。いつものようにトラブルに巻き込まれてプールに落ち、風邪を引いたアルトの一日。
 「ミュートスノート・オルゴール」 - 2010年6月号に掲載。『フロンティア・メモリーズ』に収録。フロンティア船団を飛び立ったブレラ、ランカ、アイ君が未知の惑星に引き込まれ、その謎に触れる。
 「エボニー&アイボリー」 - 2010年10月号に掲載。『フロンティア・ダイアリーズ』に収録。フロンティアの不法居住区で発生した連続殺人により共通の知人を奪われたボビー・マルゴと早乙女矢三郎が、協力して事件の真相を追う。
 「イグザミネイション・パニック」 - 2010年12月号に掲載。『フロンティア・ダイアリーズ』に収録。アルトの住むアパートに美星学園の仲間たちが集い、期末試験に向けた勉強会を開く。
 その他の短編
 「インフィニティ」 - 2009年10月14日に発売された『マクロスF VISUAL COLLECTION シェリル・ノーム』に掲載。『フロンティア・メモリーズ』に収録。病により死に瀕したシェリルが廃墟と化した街で一人の老ヴァイオリン弾きと出会う。
 「デンジャラス・ジャーニー」 - 『フロンティア・メモリーズ』書き下ろし作品。温泉旅艦「熱海」へ修学旅行に出かけた美星学園の一行がテロ事件に巻き込まれる。
 「ティア・ドロップ」 - 『フロンティア・ダイアリーズ』書き下ろし作品。新統合軍に編入したアルトが率いるサジタリウス小隊に所属する一人のパイロットが脱走を試み、アルトがそれを引き止めに向かう。時系列的には「インフィニティ」と同時期。
 ムック[編集]
 マクロスF(フロンティア)OFFICIAL FILE 学習研究社
 2008年9月19日発行 ISBN 978-4-05-605268-8
 2008年11月7日発行 ISBN 978-4-05-605269-5
 マクロスF 2059:MEMORIES 角川書店 2008年10月25日発行 ISBN 978-4-04-854250-0
 マクロスF(フロンティア) PASH!ANIMATION 主婦と生活社 2009年1月9日発行 ISBN 978-4-391-62781-7
 マクロスF(フロンティア)OFFICIAL FAN BOOK 学習研究社 2009年1月30日発行 ISBN 978-4-05-605357-9
 パチンコ・パチスロ[編集]
 いずれもSANKYOからの発売。
 パチンコ
 CRフィーバーマクロスフロンティア
 CRフィーバーマクロスフロンティア お前達が俺の翼だ!(2011年5月)
 CRフィーバーマクロスフロンティア 私たちの歌を聴けー!(2011年5月)
 CRフィーバーマクロスフロンティア魂 キラッ☆(2011年9月)
 パチスロ
 パチスロマクロスフロンティア はじまりの歌、銀河に響け!(2012年4月)
 パチスロマクロスフロンティア2(2014年5月)
 ゲーム[編集]
 家庭用ゲームソフト[編集]
 『マクロスエースフロンティア』 2008年10月9日発売
 アートディンク開発、バンダイナムコゲームス発売のPlayStation Portable(PSP)用ソフト。タイトルに「フロンティア」とついているが、『マクロスF』のみのゲームではなく、『超時空要塞マクロス』から『マクロスF』まで「マクロスシリーズ」を総合的に扱っている。『マクロスF』についてはTVアニメとほぼ同時進行で製作された関係から物語中盤の「マザーズ・ララバイ」までの収録に止まっている。
 『マクロスアルティメットフロンティア』 2009年10月1日発売
 上記『エースフロンティア』の続編。今作では『マクロスF』も第1話「クロース・エンカウンター」から最終話「アナタノオト」まで収録される。それに伴い前作では登場しなかったキャラクターやメカも登場。
 『マクロスアルティメットフロンティア 超時空娘々パック』 2009年10月1日発売
 上記『アルティメットフロンティア』の特別限定版。ゲーム本編ディスクの他に『劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜』特報映像やマクロスシリーズのノンテロップオープニング、エンディング集、河森正治、宮武一貴、天神英貴インタビューなどの特典映像を130分収録した映像ディスクが同梱されている。
 『マクロストライアングルフロンティア』 2011年2月3日発売
 『アルティメットフロンティア』の続編。新規に追加された「学園モード」では美星学園の生徒としてオリジナルキャラクターを作成・育成できる。このためゲームジャンルは「トライアングラー・アクション(アクション&アドベンチャー)」とされている。前作までの機体やキャラクターは全て収録される他『劇場版マクロスF 虚空歌姫』の要素も追加される。
 『マクロス30 銀河を繋ぐ歌声』 2013年2月28日発売
 アートディンク開発、バンダイナムコゲームス発売のPlayStation 3(PS3)用ソフト。『マクロスF』の一年後を描くフライトアクションRPG。マクロスシリーズ歴代キャラクターが時空を超えて辺境の惑星ウロボロスに集結する。マクロスFからも多数のキャラクターが登場する。
 携帯電話向けアプリ[編集]
 [icon]	この節の加筆が望まれています。
 いずれもバンダイネットワークスによるバンダイコレクションでの有料ダウンロード配信。現在は終了。
 『マクロスF ルーキーズ・レティクル』 2008年5月28日配信
 『ランカのお仕事がんばるよ☆ 抱きしめて!銀河の果てまで!』 2008年7月30日配信
 『シェリルとデート スターダスト・ランデブー』 2008年9月29日配信
 クロスオーバー作品[編集]
 劇場版名義で出演している作品は劇場版 マクロスF#ゲームを参照。
 『Another Century's Episode:R』 2010年8月19日発売
 フロム・ソフトウェア開発、バンダイナムコゲームス発売のPlayStation 3用ソフト。「マクロスシリーズ」、「ガンダムシリーズ」、『コードギアス 反逆のルルーシュR2』など複数の作品がクロスオーバーするアクションゲーム。登場作の中では唯一ボーカル付きの歌が収録。物語はテレビシリーズの最終話分まで再現されている。
 『スーパーロボット大戦L』 2010年11月25日発売
 エーアイ開発、バンダイナムコゲームス発売のニンテンドーDS用ソフト。複数のロボットアニメ作品がクロスオーバーするシミュレーションRPG。本作の直接的なゲーム化ではないが、本作に登場するキャラクター、ロボットが複数登場する。
 『Another Century's Episode Portable』 2011年1月13日発売
 「A.C.E.シリーズ」の作品。『マクロスF』からはVF-25F、VF-25S、VF-25G、RVF-25(S.M.Sスカル小隊)が登場する。
 『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇』2011年4月14日発売
 バンダイナムコゲームス発売のPSP用ソフト。破界篇は「スーパーロボット大戦シリーズ」20周年を記念した作品で、2部構成の前編。同シリーズで初めて同じ超時空シリーズの『超時空世紀オーガス』との初共演を果たすことになった。シナリオ上ではTV版の物語を再現しているが、劇場版前編『イツワリノウタヒメ』が機体のみで登場しており、音声付きの作品への登場も初である。また、アルトおよびシリーズ初参戦の『機動戦士ガンダム00』のグラハム・エーカーを演じる中村悠一が『00』の主人公である刹那・F・セイエイを演じる宮野真守と一緒に、本作のCMナレーションを務めている。
 『第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇』2012年4月5日発売
 破界篇の続編で、2部構成の後編。テレビ版は引き続いて登場。劇場版後編『サヨナラノツバサ』では、VF-25G(トルネード装備)、YF-29が登場する。また、同作には『マクロス7』も登場し、「スーパーロボット大戦シリーズ」では初めて他の「マクロスシリーズ」作品と共演する。
 その他[編集]
 アバター
 JOYSOUNDのカラオケソーシャルメディアのうたスキでは、マクロスのオリジナルアバターアイテムが2011年10月7日より登場している[44]。
 DeNAのSNSのMobageおよびYahoo!モバゲー内のアバターショップ『キャラコスタウン』にて、2014年3月7日よりマクロスF〜ランカ編〜、2014年3月31日よりマクロスF〜シェリル編〜のアバターアイテムが提供された[45]。
 LINEのLINE PLAYに、2014年10月30日[46]と2014年12月29日[47]よりシェリル、2015年2月5日よりランカ[48]のアバターアイテムが配信。
 タイアップ商品
 『らき☆すた』とのタイアップ商品も販売された。
 脚注[編集]
 ^ 『オトナアニメ Vol.8』洋泉社、2008年、110頁。
 ^ a b ファミ通.com (2007年12月11日). “マクロス最新作『マクロスF(フロンティア)』が放映決定!”. 2008年1月13日閲覧。
 ^ 『マクロスF 2059:MEMORIES』 角川書店、2008年、92頁。
 ^ 『週刊トロ・ステーション』第2号でのインタビューによれば、制作にあたっては「自分にとって集大成は初めて」と自分に言い訳したとのこと。
 ^ a b 『ニュータイプ』 2007年7月号、角川書店、92頁。
 ^ 『アニメージュ』 2008年6月号、徳間書店、60頁。
 ^ 『グレートメカニック DX.4』 双葉社、2008年、97頁。
 ^ “中島愛:運命を感じた、ランカ・リーとの出会い エンジェル・ボイス アゲイン”. ファミ通.com (2008年10月29日). 2016年11月1日閲覧。
 ^ ORICON STYLE (2008年6月10日). “『マクロス』が『エヴァ』以来11年ぶりの快挙!”. 2008年7月10日閲覧。
 ^ ORICON STYLE (2008年10月14日). “アニメ『マクロスF』、サントラ初動10万枚突破は『エヴァ』以来11年ぶり”. 2008年10月14日閲覧。
 ^ 電撃オンライン (2008年11月12日). “「マクロスF」ブドーカン☆ライブのレポが到着!! 歌姫2人のライブ後コメントも!”. 2009年5月26日閲覧。
 ^ 『オトナアニメ vol.8』 洋泉社 2008年 p108
 ^ 『マクロス・クロニクル No.20』p29 ウィーヴ 2009年
 ^ ORICON STYLE (2008年12月19日). “オリコン年間映像ランキング 人気ドラマ『ROOKIES』が2部門制覇”. 2009年5月26日閲覧。
 ^ DVD/Blu-ray Disc『マクロスF 5』オーディオコメンタリー
 ^ 『グレートメカニックDX7』マクロスクォーター解説文より
 ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.1』p.174
 ^ 『マクロス・クロニクルNo.01』ウィーヴ、2008年
 ^ “メカニックデザイン:河森正治さんのコメント到着!”. TVアニメ「キスダム -ENGAGE planet-」公式ブログ. バンダイビジュアル (2011年7月20日). 2012年4月24日閲覧。
 ^ 「河森正治監督が語るバルキリーの未来」『フィギュア王』No.157、ワールドフォトプレス、2011年3月30日、初版、12 - 13頁。ISBN 978-4-8465-2860-7。
 ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.1』96頁。
 ^ 「ワールドガイドシート バジュラ」『マクロス・クロニクル No.43』 ウィーヴ、2010年、27頁。
 ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3』49頁。
 ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3』209頁。
 ^ 『マクロス・クロニクル No.16』ウィーヴ
 ^ 『マクロスF』第4話、アルトとミハエルのやりとり。
 ^ バンダイ「1/72 VF-25Sメサイアバルキリー」付属解説書
 ^ 【マクロスF】真夏の「ギラサマ祭(カーニバル)!!」完全イベントレポート - 2010年8月18日 livedoorニュース
 ^ 松本は『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌「愛・おぼえていますか」を自分の手で作詞したかったと語るが(風待茶房 季節の松本)、別の形でマクロスシリーズの楽曲に携わることになった。
 ^ 『マクロスF オフィシャルファイル2』河森正治・菊地康仁・吉野弘幸インタビューより
 ^ ON AIR マクロスF公式サイト 2015年1月6日閲覧。
 ^ マクロスF(フロンティア)が4月からBS11デジタルで放送 おた☆スケ 2009年3月11日、2015年1月6日閲覧。 劇場版公開を前に、10月からTVアニメ「マクロスF」を再放送 おた☆スケ 2009年9月18日、2015年1月6日閲覧。
 ^ 2010年10月期での再放送では、中島愛と遠藤綾が出演のインフォメーション・コーナー「マクロスF情報局」が追加されている。【マクロスF】明日10月2日(土)から、BS11にて「マクロスF(フロンティア)」再放送開始! サテライト公式サイト 2010年10月1日、2014年6月30日閲覧。
 ^ MBSでは土曜深夜の『アニメシャワー』枠で再放送を行った。
 ^ 2006年制作の『コードギアス 反逆のルルーシュ(第1期)』と同じ局数となる。
 ^ マクロスF」が10月より再放送 特別番組「グレイス・リポート」に注目 アニメ!アニメ! 2013年9月17日。
 ^ 『BEATマガジン』 2008年8月号、バンダイビジュアル、4頁。
 ^ I was a ballerina.,co.ltd.
 ^ マックロッスfufonfia(マクロスF公式サイト内)
 ^ “マクロスFがアクアライン海ほたるに着陸?!”. Response.. (2008年9月17日) 2016年11月1日閲覧。
 ^ 2009年1月1日にJVCエンタテインメントより商号変更
 ^ 歌中心の進行上、テレビ放送版では尺に収めるためカットした映像2分弱を追加している。
 ^ 小太刀右京 『マクロスフロンティア Vol.4 トライアングラー』 2009年 角川書店 p293
 ^ “「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」Blu-ray&DVD発売記念 シェリル、ランカと生アフレコ体験ができる?!キャンペーン”. presepe (2011年10月7日). 2016年3月16日閲覧。
 ^ “『キャラコスタウン』にて“マクロスF~シェリル編~”のアバターアイテムが配信中。シェリルが着ていた数々のステージ衣装を用意”. 電撃オンライン (2014年3月31日). 2016年3月16日閲覧。
 ^ “【公式アバター】「マクロスF」の世界が公式アバターに登場!”. LINE PLAY (2014年10月30日). 2016年3月16日閲覧。
 ^ “公式アバターの「マクロスF」第2弾ガチャはヘアや衣装アイテムがたくさん登場です☆”. LINE PLAY (2014年12月29日). 2016年3月16日閲覧。
 ^ “公式アバターの「マクロスF」第3弾は、超時空シンデレラのランカ・リーが登場!”. LINE PLAY (2015年2月5日). 2016年3月16日閲覧。
 関連項目[編集]
 TBS系アニメ
 深夜アニメ一覧
 外部リンク[編集]
 マクロスF公式サイト
 マクロスF TV版公式サイト
 マクロスF公式サイト (MBS)
 超時空ファンクラブ「マクロス魂」
 マクロスF ファミマ.com フォルモ支店
 マクロスシリーズ公式サイト
 シェリル・ノーム オフィシャルブログ - Ameba Blog(2008年12月4日以降更新停止)
 ランカ・リー オフィシャルブログ - Ameba Blog(2009年11月19日以降更新停止)
 毎日放送 金曜1:25枠(木曜深夜)
 前番組	番組名	次番組
 灼眼のシャナII
 (2007年10月4日 - 2008年3月27日)
 (MBS・TBS・CBCのみネット)
 マクロスF
 (2008年4月3日 - 2008年9月25日)
 黒執事(第1期)
 (2008年10月2日 - 2009年3月26日)

この項目では、テレビアニメ版について説明しています。

    * 関連するラジオ番組については「マクロスF (ラジオ)」をご覧ください。
    * 劇場版については「劇場版 マクロスF」をご覧ください。
    * 作品の舞台となる架空の宇宙船「マクロス・フロンティア」については「新マクロス級超長距離移民船団」をご覧ください。

マクロスシリーズ > マクロスF
マクロス F
ジャンル 	ロボットアニメ、SFアニメ
アニメ
原作 	河森正治、スタジオぬえ
総監督 	河森正治
監督 	菊地康仁
シリーズ構成 	吉野弘幸
キャラクターデザイン 	江端里沙、高橋裕一
メカニックデザイン 	河森正治、石垣純哉
音楽 	菅野よう子
アニメーション制作 	サテライト
放送局 	放送局参照
放送期間 	2008年4月 - 2008年9月
話数 	全25話
コピーライト表記 	©ビックウエスト
マクロスF製作委員会・MBS
漫画:マクロスF
作者 	青木ハヤト
出版社 	角川書店
掲載誌 	月刊少年エース
レーベル 	カドカワコミックス・エース
発表期間 	2008年2月号 - 2010年1月号
巻数 	全5巻
漫画:マクロスF 超次空歌巫女ランカ
作者 	黒岩よしひろ
出版社 	角川書店
掲載誌 	月刊コンプエース
発表期間 	2008年4月号 - 7月号
漫画:マクロスF 抱きしめて、銀河の果てまで。
作者 	水島空彦
出版社 	角川書店
掲載誌 	月刊コンプエース
レーベル 	カドカワコミックス・エース
発表期間 	2008年9月号 - 2009年4月号
巻数 	全1巻
小説:マクロスフロンティア
著者 	小太刀右京
イラスト 	江端里沙、青木ハヤト
出版社 	角川書店
レーベル 	角川スニーカー文庫
刊行期間 	2008年7月1日 - 2009年3月 1日
巻数 	全4巻
関連項目

    * マクロスF (ラジオ)
    * 劇場版 マクロスF

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ポータル アニメ

『マクロスF』(『マクロスFRONTIER』『マクロスFrontier』とも表記、マクロスフロンティア、MACROSS Frontier)は、日本のテレビアニメ作品。およびそれを原作としたメディアミックス作品。2008年4 月から2008 年9月までMBS・TBS系列で放送された。全25話。
目次
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    * 1 概要
    * 2 あらすじ
    * 3 登場人物
          o 3.1 主人公・ヒロイン
          o 3.2 美星学園
          o 3.3 S.M.S
                + 3.3.1 スカル小隊
                + 3.3.2 ピクシー小隊
                + 3.3.3 マクロス・クォーターのブリッジクルー
                + 3.3.4 オーナー
          o 3.4 マクロス・フロンティア政府・軍関係者
          o 3.5 マクロス・フロンティアの住人
          o 3.6 マクロス・ギャラクシーからの来訪者
          o 3.7 第33海兵部隊
          o 3.8 その他
          o 3.9 他メディアの登場人物
                + 3.9.1 漫画『マクロスF』
                + 3.9.2 小説『マクロスフロンティア』
    * 4 メカニック
          o 4.1 マクロス・フロンティア船団
                + 4.1.1 S.M.S所属
                + 4.1.2 新地球統合軍
                + 4.1.3 居住艦
          o 4.2 マクロス・ギャラクシー船団
          o 4.3 第117次大規模調査船団
          o 4.4 その他のメカニック
    * 5 バジュラ
          o 5.1 概要
          o 5.2 個体分類
          o 5.3 関連用語
    * 6 用語
          o 6.1 組織・団体
          o 6.2 技術
          o 6.3 惑星・地名
          o 6.4 生物
    * 7 スタッフ
    * 8 使用曲
          o 8.1 オープニングテーマ
          o 8.2 エンディングテーマ
          o 8.3 挿入歌
          o 8.4 使用歌表
    * 9 各話リスト
    * 10 放送局
          o 10.1 初期放送局
          o 10.2 追加放送局
    * 11 受賞
    * 12 関連番組・配信
          o 12.1 特別番組
                + 12.1.1 祝25周年!あのマクロスが帰ってくるぞSP!!
          o 12.2 Webアニメ
                + 12.2.1 マックロッスfufonfia
          o 12.3 ラジオ
                + 12.3.1 ラジオ放送
                + 12.3.2 携帯配信ラジオ
    * 13 劇場版マクロスF
    * 14 その他関連メディア
          o 14.1 CD
                + 14.1.1 シングル
                + 14.1.2 サウンドトラック / ボーカルコレクション
          o 14.2 ドラマCD
          o 14.3 DVD・Blu-ray Disc
          o 14.4 漫画
          o 14.5 小説
          o 14.6 ムック
          o 14.7 ゲーム
    * 15 脚注
    * 16 関連項目
    * 17 外部リンク

概要 [編集]

製作・制作
    「マクロスシリーズ」生誕25周年記念作品であり、テレビアニメ版マクロスとしては『マクロス7』以来13年ぶりの3作目となる。製作には「マクロスシリーズ」を伝統的に担当するビックウエストおよび毎日放送(MBS)が関わっており、劇場版も公開される(詳細は『劇場版 マクロスF』を参照)。
    総監督の河森正治はこれまで同シリーズの映画、OVAには、バルキリー(可変戦闘機)のデザインのみならず監督としても名を連ねてきたが、テレビアニメにおいては本作が初となる。菊地康仁が「監督」として河森を補佐し、吉野弘幸は『舞-HiME』の経験を買われて全話の脚本を担当する。『マクロスプラス』をはじめとして、『天空のエスカフローネ』や『創聖のアクエリオン』など、河森作品に縁の深い菅野よう子が本作でも音楽を担当する他、河森に馴染み深いスタッフが多数参加している[1]。
コンセプト
    物語の舞台は、宇宙を旅する超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」である(『マクロスF』の「F」は「FRONTIER」の略)。 物語の年代は『超時空要塞マクロス』から50年後、『マクロス7』から14年後の西暦2059年。シリーズの伝統である主要男女キャラクターの三角関係は本作でも健在で、さらに軍人・歌手としての生活を送る一方で、日常では普通の学生として日々を過ごしている。平和な学園生活・華やかな芸能活動・異星生物との交戦というドラマの中で、誤解(ディスコミュニケーション)がひとつのテーマとなっている[2]。作中には深夜アニメならではの性的なシーンもある。
    河森は同じことを繰り返さないことをモットーとしているが(河森正治#人物を参照)、今回はマクロスシリーズが四半世紀を迎えたこともあり、「全てのマクロスシリーズの集大成+α[3]」「時代感を取り込んだ新しい形の原点回帰[4]」に挑戦している。各種設定やエピソードにはマクロスファン世代のスタッフの意向で、過去のシリーズへのセルフオマージュが多数見られる。吉野は「新しいお客さんが楽しめなくては意味がない。その一方、僕らが見てきた『マクロス』っぽさも見させてあげたい」と述べている[5]。

    同じくシリーズの伝統である歌姫については、1980年代の清純派アイドル風のランカ・リーと、現代の洋楽ディーヴァ風のシェリル・ノームがダブルヒロインとして登場する。ランカ・リー役は、約5000通の応募からオーディションで選ばれた新人・中島愛が演じており[6]、歌唱シーンも中島本人が担当している。シェリル・ノーム役は、声優とシンガーがそれぞれのパートを担当する『マクロス7』と同様の手法が採られており、「歌シェリル」を女性歌手のMay'nが担当している。放送中には物語とリンクする形でヒロイン2人のオフィシャルブログも掲載された(外部リンク参照)。
    楽曲の多彩さに加え、作中の随所で歌唱シーンを演じている影響から、主題歌・挿入歌のシングルやサウンドトラックがオリコンチャート5位以内に飛び込むセールスを記録[7][8]、武道館ライブの先行予約には23万件の応募が寄せられ、当選倍率は20倍を上回った[9]。
CG映像
    河森は久々のテレビ版マクロスについて「劇場作品やOVAよりも制作状況が厳しいといえども、あまり映像のグレードを落としたくなかった[10]」という。メカ作画へのデジタル導入について「『マクロス ゼロ』の技術をテレビシリーズの枠の中で生かす方法は、『創聖のアクエリオン』でかなり方向性が見えました[3]」といい、バルキリーと敵生物バジュラの高速戦闘シーン、巨大宇宙船を回り込むカメラワークなどを3DCGで滑らかに表現している。
    映像ソフトがDVDとBlu-ray Disc(BD)で同時発売されるテレビアニメ作品は本作が史上初となるが、高画質再生のメリットからDVDより普及率の低いBDのセールスが上回る傾向を示し[11]、 BD第1巻は2008年のBD年間売上げランキング1位を記録している[12]。

あらすじ [編集]

注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]

西暦2009 年2月。地球人類と異星巨人種族「ゼントラーディ」とのファースト・コンタクトを機に第一次星間大戦が勃発。1年余りに渡る戦いは、地球を死の星へと変貌させ、そこに住まう生命の99%以上を死滅に追いやった。アイドル歌手リン・ミンメイの貢献により決戦に勝利した人類は、文化に共鳴する一部のゼントラーディ人と共に荒廃した地球環境の再生を目指した。また、星間戦争の再発に備え、全宇宙への種の保存・拡散を目的とした「銀河播種計画」を立案。巨大な居住艦を中心に大規模移民船団が次々と結成され、人の住める惑星を探して銀河の方々へと旅立っていった。

西暦2059年。旗艦アイランド1を中心に大小数千隻の宇宙船で構成された第25次新マクロス級超長距離移民船団マクロス・フロンティアは、1,000万人規模もの居住民を乗せて銀河の中心を目指す航海の中にあった。ある日、近隣宙域を航行中の第21次新マクロス級移民船団マクロス・ギャラクシーより、トップシンガーシェリル・ノームがコンサートツアーのため来訪する。美星学園航宙科の高校生早乙女アルトはステージ演出のエア・アクロバットに参加し、観客の女子高生ランカ・リーと出会う。

シェリルのコンサートに人々が熱狂している頃、謎の巨大異星生命体バジュラがフロンティアへと迫っていた。新統合軍の迎撃が奏効せぬ事態を受けて、フロンティア行政府は民間軍事プロバイダーS.M.Sに出動を要請。最新鋭可変戦闘機VF-25を擁するスカル小隊が迎撃に向かうが、バジュラはついにアイランド1居住区にまで侵入し破壊の限りを尽くす。混乱の中、アルトはバジュラに殺されたパイロットに代わりVF-25へ搭乗。逃げ遅れたランカを救ったのち、紆余曲折を経てS.M.Sに入り、スカル小隊に配属される。ランカはアルトに励まされて歌手への道を歩みだし、コンサートでのアクシデントをきっかけにアルトと知り合ったシェリルは自分を特別扱いしないアルトに興味を抱く。

バジュラと人類の戦いは熾烈を極め、平穏なフロンティア社会は戦時下の不安に覆われていく。その裏ではバジュラの持つ力を利用しようとする者たちによるさまざまな陰謀が絡み合っていた。アルト・ランカ・シェリルは運命に翻弄されながらも互いに影響しあい、それぞれの道で成長してゆく。
登場人物 [編集]

アバンタイトル部分のナレーションは大川透、次回予告のナレーションは小林沙苗が担当。
主人公・ヒロイン [編集]

早乙女 アルト(さおとめ アルト)
    声 - 中村悠一
    美星学園高等部航宙科パイロット養成コースに通う少年。2042年7月27日生まれの16歳(作中で誕生日を迎え17歳)。小説版やブックレットでの名前の漢字表記は有人。
    美少女と見紛うほどの美貌の持ち主。自分の女性的な容姿や出生に強いコンプレックスを抱いている。通称は「アルト姫」。
    歌舞伎の名門早乙女一門の跡取りとして生まれ、母親似の容姿と天賦の演才で10歳で初舞台を踏み、伝説的な女形として芸能関係者を呻らせ将来を嘱望されていたが、亡き母の影響と幼少から抱いていた大空への憧れを捨てられず、父である早乙女乱蔵と大喧嘩の末に勘当される。以後、二度と早乙女家には近づかないと誓いを立てていた。高等部進学時に演劇科から航宙科へと転科。学業成績は次席と優秀で、パワーグライダー「EX-ギア」を用いたアクロバット飛行を得意としている。
    家庭の事情からやや捻くれているが、正義感は強く義理固い性格。一方で異性関係には疎く、ランカやシェリルの気持ちにはまったく気づかない。手慰みに紙飛行機を折っては飛ばす癖がある。母から贈られたお守りを大事にしており、首に下げ片時も離さない。
    シェリルのライブ当日ランカ、シェリルと知り合う。ライブ直後のバジュラ襲撃で逃げ遅れたランカを救うためVF-25Fに搭乗。統合軍のキャサリン・グラスやS.M.Sのオズマ・リーに目をつけられたことがきっかけで、S.M.Sスカル小隊所属のパイロットとなる。パーソナルカラーは赤。入隊後の階級は准尉(後に少尉)。コールサインは「スカル4」。
    パイロットとして天才的な腕前を持つが、己の身に流れる役者としての血や未練を断ち切れていないことに気づき、自分自身の在り方に迷いを感じる。一方で激しさを増すバジュラとの戦闘や、その背後にある秘密、ランカやシェリルの変化により、大事なものを護るための戦いに否応なしに巻き込まれていく。
    S.M.Sの解体・新統合軍への編入後は正規軍人として中尉に昇進し、サジタリウス小隊の隊長に就任。コールサインは「サジタリウス1」。
    搭乗機体は、SMS所属時はVF-25F、新統合軍参加時はVF-171EX。
ランカ・リー
    声 - 中島愛
    シェリルに憧れ、歌手を志す女子高生。2043年4月29日生まれの15歳(作中誕生日を迎え16歳)。ゼントラーディの血を引くクォーターで、感情の変化に合わせて頭髪が動く。アルファベット表記は Ranka Lee[13]、漢字表記は蘭花 李[14]。
    名門の「お嬢様学校」である聖マリア学園に通いつつ、中華料理店「娘々(ニャンニャン)」でアルバイトをする。
    11年前にバジュラによって壊滅させられた第117次大規模調査船団の生き残り。解離性健忘により当時の記憶を全て失っているが、親しい人間の危機に直面すると記憶がフラッシュバックし、錯乱状態に陥る。事故以前の唯一の記憶が、全編を通して彼女のテーマソングとなる「アイモ」。事故の際にランカを救出した新統合軍パイロット、オズマ・リーの妹として育てられた。
    引っ込み思案な性格で、人前で歌うことを避けていたが、アルト、シェリルとの出会いと激励をきっかけとして、自分の歌をみんなに聞いて欲しいという願いから歌手を目指すようになる。
    ミス・マクロスコンテストに出場するが落選、その後、街で歌っている姿をエルモ・クリダニクに見出され芸能プロダクションに入り、芸能活動のために美星学園芸能科に編入。デビュー曲は「ねこ日記」。
    映画「BIRD HUMAN -鳥の人-」で急遽サブヒロイン・マオの代役となり、「アイモ」が劇中歌となったことから一躍脚光を浴び、「超時空シンデレラ」の異名をとるアイドル歌手となる。ガリア4での反乱鎮圧をきっかけに現代のリン・ミンメイとして注目され、ランカの歌がバジュラに影響を及ぼすことから軍事的に利用されるようになる。
    何度も危機を助けられたことでアルトに好意を抱くようになるが、上手くそれを伝えられず、また自分の感情を認めきれず、シェリルと親密になるアルトに複雑な思いを抱きはじめる。
    決め台詞は「みんな抱きしめて、銀河の果てまで」
シェリル・ノーム
    声 - 遠藤綾 / 歌 - May'n
    ギャラクシー船団出身のアイドルシンガー。11月23日生まれの17歳。漢字表記は雪露。『マクロス ゼロ』に登場するマオ・ノーム(Dr.マオ)の孫。自信家でプライドが高く高圧的な性格。
    美貌と美声からギャラクシー・ネットワークにて絶大な人気を博し、「銀河の妖精」と称される。リリースされた楽曲は常に銀河チャートの上位に位置しており、「この銀河に暮らしていてシェリルの歌を聞かない日はない」とまで言われる超トップアイドル歌手。
    ギャラクシー船団においては整形やインプラントが積極的に用いられているが、シェリルはその類の処置を一切受けていないことも売りの一つにしている。
    フロンティア船団来訪時にアルト、ランカと知り合う。歌手になりたいというランカの夢を後押しし、また、自分を特別扱いせず自然に接してくるアルトには興味と好意を抱く。アルトに対しては、他人の前では決して見せない弱い一面も見せるようになる。
    ギャラクシー船団が消息を絶ったためツアー終了後もフロンティアに滞在し、美星学園航宙科パイロットコースに編入する。自身の不幸な生い立ちとスターダムへのきっかけとなったギャラクシー船団に複雑な思いを抱きながら固執。ギャラクシー船団の無事を信じて歌い続けるが、やがて自らも陰謀の渦中にあることを知る。
    母の形見であるイヤリングを常に身につけており大事にしている。後にそれがフォールドクォーツ製であると判明する。
    口癖は「こんなサービス滅多にしないんだからね」「私はシェリルなのよ」。決め台詞は『マクロス7』の熱気バサラへのオマージュ[15]である「あたしの歌をきけ」。

美星学園 [編集]

ミハエル・ブラン
    声 - 神谷浩史
    愛称はミシェル。2042年生まれの17歳。航宙科ナンバー1の優等生で、アルトの好敵手にして悪友。同時にS.M.Sスカル小隊所属の少尉というもう1つの顔を持つ。搭乗機はVF-25G。コールサインは「スカル2」。パーソナルカラーは青。アルトとはS.M.Sの宿舎も同部屋。
    祖父母のうちひとりがゾラ人で、種族特有の尖った耳が特徴。常人離れした視力を持ち、スカル小隊では遠距離狙撃を担当。普段は補正用眼鏡を架けている。美人を見つけると口説かずにはいられない性分。自他共に認めるフェミニストで、女性に対しては好意のあるなしを問わず誰にでも優しい。
    両親を幼少時に失い、姉のジェシカも失ってからは天涯孤独の身。S.M.Sに入隊し、スナイパータイプの機体に乗っているのも、姉の死の影響によるもの。人生を達観しており、アルトのS.M.S入隊やランカの歌手志望に厳しい目を向け、その道を進む覚悟を問う場面もある。クランとは幼馴染で互いに特別な想いを抱いている。
    第20話でアイランド1内での交戦中にバジュラの奇襲を受け戦死する[16][17]。
    青木ハヤトの漫画版での名前は、ミシェル・ブラン。
ルカ・アンジェローニ
    声 - 福山潤
    アルトを先輩と慕う航宙科の後輩(1年飛び級しているため、学年は同じ)。2043年生まれの15歳。ミシェルと同じくS.M.Sスカル小隊所属のパイロットで、RVF-25に搭乗し、主に後方からの情報支援を担当する。階級は准尉。コールサインは「スカル3」。パーソナルカラーは緑。随伴機として専用の無人戦闘機ゴーストを使用するが、それらには単体別の名前(シモン・ヨハネ・ペテロ)が付けられている。自機やゴーストたちだけでなくEXギアにまで名前をつけて可愛がっており、丁寧に磨く。
    まだ幼さの残る少年だが、コンピュータや軍用電子機器の扱いは無二の天才。総合機械メーカーL.A.I技研の経営一族の子息で、技術開発部特別顧問の肩書きを持つ。VF-25の開発にも関わっており、そのコネクションを生かし開発中のフォールドブースターなど最新試作装備をS.M.Sに廻すこともある。アルトとミシェルという2人の個性的な先輩に振り回されつつも、健気に日々を過ごす。ナナセに密かに想いを寄せている。
    小説版にイタリア系の血を引いているとの説明がある[18]。
松浦 ナナセ(まつうら ナナセ)
    声 - 桑島法子
    アルトたちの級友。2043年生まれの16歳。美術科所属で、ランカとはアルバイト仲間。
    おとなしく引っ込み思案な性格だが、ランカ絡みのことに対しては活発で大胆な面を見せる。豊満なバストと眼鏡姿が特徴。ランカをモデルにした絵を描くなどランカに対して友情以上の感情[19]を抱いている節もあるが、それを表に出すことはない。また、ルカに想いを寄せられていることにはまったく気づいていない。20話で大量発生したバジュラの攻撃で重傷を負って昏睡状態となるが、最終話で意識を回復する。

S.M.S [編集]
スカル小隊 [編集]

オズマ・リー
    声 - 小西克幸
    S.M.Sスカル小隊隊長。2032年1月5日生まれの27歳。民間軍事会社の社員であるが少佐という軍人の階級を持つ。搭乗機は指揮官用のVF-25S。コールサインは「スカル1(リーダー)」。パーソナルカラーは黄色。
    普段は豪放磊落で大雑把な性格だが、任務では元軍人らしいシビアさを見せる。操縦に高度な技量を要するアーマード装備をほぼ常用するなどパイロットとしての腕は一流。14歳の時に両親の反対を押し切ってハイスクールを中退し統合軍に入隊[20]。のち新統合軍のエースパイロットとなり第117次大規模調査船団の護衛任務に就いていたが、バジュラの襲撃で船団は壊滅。この時の軍上層部の対応(バジュラ襲撃の秘諾)を巡って軋轢が生じ軍を除隊しS.M.Sに所属する。船団壊滅時にランカの家族を救えなかった悔恨からランカを引き取り、妹として育てている。
    ランカには非常に甘く過保護で、彼女のためならばS.M.Sの職権乱用も辞さない。ランカには事務職に就いていると嘘をついていたが、第3話の戦闘で負傷し知られることになる。ランカの歌手への夢には強く反対していたが、彼女の成人が近いことやエルモの説得もあり、渋々ながら認める。単なるアイドル歌手ではなく、人類と世界を救うリン・ミンメイの再来として注目を集めていくランカに複雑な思いを抱く。
    キャシーとはかつて恋仲で、ランカを引き取ってからは彼女にかかりきりだったこともあり一度は別れたが、彼女と共に三島の陰謀の内偵を進めるうちによりを戻していく。
    FIRE BOMBERのファンで随所で楽曲を聴いていたり、作戦中のフォーメーション名に「PLANET DANCE」「突撃ラブハート」などの楽曲名を好んで使っている。
カナリア・ベルシュタイン
    声 - 桑島法子
    重可変爆撃機ケーニッヒモンスターを駆る寡黙な女性。階級は中尉で、コールサインは「ラビット1」。医師免許を所持しており、平時は衛生兵として勤務している。また、記憶を失ったランカの治療やカウンセリングなども行っており、ランカがバジュラとの戦闘に出るようになってからは、彼女を機体に同乗させ戦場に出る。既婚者で、「エディ」という名の息子がいる。達観した思考の持ち主で、オズマの良き相談相手。アルトやミハエルら若い隊員たちを叱咤激励する。
ヘンリー・ギリアム
    声 - 大原崇
    アルトの前任のスカル小隊パイロット。階級は大尉。第1話のバジュラ襲来時にオズマと共にVF-25Fで迎撃に出るが攻撃を受けて殉職、遺された機体はアルトが引き継ぐ。小隊唯一の妻帯者だが、S.M.S の規則により、遺族には正確な死因は伏せられる。
    小説版での名前はヘンリー・ギリアム・フォード[21]。新統合軍時代からのオズマの部下で、彼と共にS.M.Sに移籍した[22]。

ピクシー小隊 [編集]

クラン・クラン
    声 - 豊口めぐみ
    ゼントラーディ女性で構成されるピクシー小隊の隊長。2040年生まれの19歳。階級は大尉。搭乗機は真紅のクァドラン・レア。平時はフロンティア内にある大学に通う大学生。
    第一次星間大戦の折に最初に地球人側に付いたゼントラーディ達の末裔で、一族の戦士としての誇りを受け継ぐ気高い女性。戦争終結後も文化的な生活に適応できずに無差別な破壊活動を続ける同胞達を、一族の恥として嫌悪している。
    巨人時はグラマラスな女性だが、マイクローン化すると遺伝子異常により肉体が幼児化し、性格や思考、声まで幼児化する。ミハエルとは幼馴染で彼の不幸な過去を知る。現在では反発し合うことも多いが、密かに好意を抱いている。
ネネ・ローラ
    声 - 平野綾
    桃色のロングヘアーが特徴の長身女性。やや気弱で、穏やかな性格。クランを「お姉様」と呼び、慕う。
ララミア・レレニア
    声 - 大村歌奈
    赤いショートヘアーと鋭い目付きが特徴の、ボーイッシュな女性。第14話で、バジュラ(大)からビーム砲の直撃を受け戦死する。
    小説版では、次の長距離フォールド後に結婚退職する予定であったとされている[23]。

マクロス・クォーターのブリッジクルー [編集]

ジェフリー・ワイルダー
    声 - 大川透
    艦長。階級は大佐。口ひげを蓄え、古傷が残る風貌。かつては新統合軍のパイロットとして腕を鳴らしており、VF-1・VF-4・VF-11・VF-17・VF-19・VF-171などに搭乗[24]。歴戦の軍人らしい貫禄ある容貌だが、部下への気遣いやユーモアを欠かさない。オズマとは旧知の仲とされる[25]。既婚者だが、妻とは死別している。
ボビー・マルゴ
    声 - 三宅健太
    操舵士。階級は大尉。ファンキーな厳つい男性だが、心は女性そのもの。素の性格や言動は極めて男らしく、時にクォーター強攻型で雄叫びを上げながら荒々しい操艦を行うこともある。
    S.M.S入隊前は伝説のメイクアップアーティストとして名を馳せており、気立ての良さもあって女性クルー達からの信頼は厚い。オズマに対し、密かに淡い恋心を抱いている。ランカの芸能界デビュー後は、彼女のメイクと相談役を引き受ける。
    小説版設定では惑星エデン出身。また、出身校は『マクロスプラス』のイサム・ダイソンと同じくダルメシアン・ハイスクール[26]。
モニカ・ラング
    声 - 田中理恵
    オペレーター3人娘の最年長者で、索敵担当。階級は曹長。真面目な優等生で、個性的な他の2人をまとめ上げる。密かにジェフリーに対し想いを寄せているが、彼以外の面々には周知となっている。
ミーナ・ローシャン
    声 - 平野綾
    オペレーター3人娘の1人で、艦内ステータス管理などを担当。階級は伍長。褐色の肌と、白目の少ない黒い瞳が特徴。マイペースでどこか抜けた雰囲気だが、実はIQ180を誇る天才的頭脳の持ち主。
    小説版設定ではバンガロールに本拠を置くローシャン財閥の娘。在学中に同人誌(とりわけ美少年を扱う一連のジャンル)に傾倒し、放校の末紆余曲折を経てS.M.Sに引き抜かれたという過去を持つ[27]。
ラム・ホア
    声 - 福原香織
    オペレーター3人娘で最年少。階級は軍曹。通信・火器管制(デルタ1)担当。データ収集・分析を趣味とするデータマニア。たまに出る毒舌の切れ味は非常に鋭い。
    小説版設定ではヴェトナム系とアングロサクソン系の血を引いている[28]。

オーナー [編集]

リチャード・ビルラー
    声 - 宮澤正
    S.M.Sのオーナー。星間運輸会社の経営者で、グラス大統領の有力な支持者。巨人ゼントラーディ人。私邸でマイクローンのメイドと巨大鉄道模型に囲まれながら暮らしている。
    少尉に昇進したアルトを自邸に招き、「フォールド断層で隔てられた銀河を1つにする」という自らの夢と、それを実現する方法にバジュラが関わっていることを語る。指にはめているロケットにはリン・ミンメイの写真が入っている。
    小説版では、レオン・三島に多額の資金援助を与えてハワード・グラスの元に送り込んだとされる[29]。

マクロス・フロンティア政府・軍関係者 [編集]

キャサリン・グラス
    声 - 小林沙苗
    新統合軍参謀本部所属の中尉。2036年生まれ(23歳)。通称キャシー。フロンティア大統領ハワード・グラスの息女にして、大学を首席卒業した明晰な頭脳と、過去に準ミス・フロンティアにも選ばれた美貌を併せ持つ才女。オズマとはかつて男女の仲で彼やランカの過去を知る。三島の婚約者。
    シェリルのツアー期間中担当責任者となる。後に転属となり、マクロス・クォーターにオブザーバーとして乗艦、航空機管制を担当する。やがて、オズマと寄りを戻し始める一方、三島の行動に疑念を抱くようになる。
ハワード・グラス
    声 - 西村知道
    マクロス・フロンティア第4代大統領。キャシーの父。バジュラの存在を初めて公表する。アイランド1内部に潜んでいたバジュラが引き起こした騒乱に対処すべく、バトル・フロンティアへ向かう途中、三島とその部下達によって暗殺される。
    小説版では、旧マサチューセッツ以来の政治家一門の当主であり、改革派と保守派の間を取り持つ中道派の政治家として大統領に就任したと説明されている[30]。
レオン・三島(レオン・みしま)
    声 - 杉田智和
    フロンティア大統領府首席補佐官。2033年生まれの26歳。キャシーの婚約者。
    若くして新統合軍参謀の座を得た秀才[31]で、地球の新統合政府から派遣された軍人。大統領府のバジュラ対策の責任者として、バジュラに関する情報の規制や、11年前の第117次大規模調査船団遭難事件の関係者情報の隠蔽工作を行っている。その一方では野望を抱き、グラスの与り知らぬ部分で暗躍する。また、ランカの能力には早くから目を付け、監視・干渉していた。
    後にアイランド1でのバジュラの騒乱に乗じてグラスを暗殺。後に最高位の「文官」として大統領代行を名乗り[32]、速やかな権力の掌握に成功する[33]。対バジュラ最終戦中に大統領暗殺を暴露され失脚する。
    小説版では、この件が詳細に描かれており、リチャード・ビルラーが手駒が暴走した時の予防策として周到に練っていた策をワイルダーに利用され失脚する。
ジェシカ・ブラン
    ミハエルの姉。2032年生-2055年没。両親の死後はミハエルの親代わりとなり、新統合軍のエース VFスナイパーとして活躍していた。不倫関係にあった上官の機体を誤射した際、故意を疑われて軍法裁判に掛けられ、自殺する。その死はミシェルの心に暗い影を落とし、後にS.M.Sに入隊する一因となった。

マクロス・フロンティアの住人 [編集]

早乙女 嵐蔵(さおとめ らんぞう)
    声 - 三宅健太
    アルトの父。早乙女一門の18代目宗家。非常に厳格な人物で、アルトを幼少の頃から厳しく指導してきた。それが却って息子の反発を煽る結果となり、絶縁状態となっている。フロンティア船団では名士であり、ミス・マクロスコンテストでは審査員の一人になる。物語後半では体調を崩して車椅子生活を余儀なくされる。絶縁していてもアルトの事は気にかけていたようで、24話では出撃するアルトを温かい眼差しで見送る。
    小説版では屋号は武蔵屋[34]。『マクロスエース Vol.003』掲載の小説版では若かりし頃、イサム・ダイソンとの交流があったとされている。
早乙女 美代(さおとめ みよ)
    アルトが12歳の時に亡くなったアルトの母。息子と瓜二つの容姿を持つ美女。生前はよく本物の大空の夢と魅力を幼いアルトに語り聞かせ、後に彼がパイロットを目指す原動力となった。
    小説版では「美与」と表記されている。また、アルトと名づけた人物とされている。
早乙女 矢三郎(さおとめ やさぶろう)
    声 - 野島裕史
    早乙女一門の歌舞伎役者でアルトの兄弟子。穏和な性格で細目が特徴の優男。早乙女家の血縁者ではないが、アルトには業界の慣習から「兄さん」と呼ばれている。アルトの勘当に伴い次期宗家の最有力候補に選ばれているが、自身を超える彼の才能を惜しみ、家に戻るように諭す。また、行く当てをなくしていたシェリルを保護し、彼女が立ち直る切っ掛けを与える。
    小説版では早乙女一門に入る前に熱気バサラらしき人物と出会い、「芸」に対する美を見出している[35]。
エルモ・クリダニク
    声 - 大川透
    弱小芸能プロダクション「ベクタープロモーション」を経営するゼントラーディ人。街中で偶然耳にしたランカの歌に感銘を受け、彼女をスカウトする。クラン達と同じ親地球派ゼントラーディの末裔で、歌や文化による平和の実現を唱える。名刺の絵柄や書かれたメールアドレスは、ミンメイ。
    ランカを二人三脚で支えるが、政府命令でグレイスにマネージャー権を奪われる。後に表舞台に復帰したシェリルのマネージメントを行う。
    見た目はさえない中年男性であるが、小説版ではかなりの手練れとされている[36]。エルモ本人と断定する記述はないが、「クリダニクの一門」に連なるゼントランが統合軍の太陽系外縁艦隊所属の中佐という立場にありながら、歌の可能性に魅せられて軍を去るという場面が描かれている[37]。
徳川 喜一郎(とくがわ きいちろう)
    声 - 稲田徹 / 歌 - 大坂元俊介[38]
    ベクタープロモーション所属のゼントラーディ巨人演歌歌手。持ち歌は「宇宙兄弟船」。ゼントラーディモール・フォルモなどでの営業の他、ランカやエルモを励ましている姿が見られる。
    小説版ではエルモの正体を知っており、彼と同じ元軍属であることを匂わせる描写がなされている。
ミランダ・メリン
    声 - 田中理恵
    第12回「ミス・マクロス・フロンティア」優勝者で、プロポーション抜群の美女。ナナセとは中学時代の同窓生。映画「鳥の人」でヒロインのサラを演じる。非常に高慢な性格で、ランカを見下し冷遇する。一方でシェリルには敬愛の眼差しを向けているが、肝心の彼女には全く相手にされない。『超時空要塞マクロス』に登場する女優、ジャミス・メリンの孫。
ジョージ・山森(ジョージ・やまもり)
    声 - 坂口候一
    映画「鳥の人」の監督。寡黙な人物で、他人との会話は助監督を介して行う。ランカの手渡しキャンペーンの際に偶然プロモディスクを受け取ったことがきっかけで、彼女を端役として映画に起用。サブヒロインのマオ役へと大抜擢する。女形時代のアルトのファンでもあったことから、ランカの出番増加を対価として彼に女役の出演を依頼するが、断られる。小説版では依頼した役はノーラ・ポリャンスキーとされている。
    容姿のモデルは総監督の河森本人。

マクロス・ギャラクシーからの来訪者 [編集]

グレイス・オコナー
    声 - 井上喜久子
    シェリルのマネージャー。シェリルを巧くコントロールし的確に仕事をこなす。物腰柔らかで穏やかな女性だが、怒ると怖い。全身の体内は機械で構成されており、情報処理と通信能力に優れている上、驚異的な運動能力を備え、性別・体格・髪型などを変えることも可能。とある場所に他人と意識を共有する同一の身体を幾つも用意しており、使用中の身体が消失してもすぐさま別の身体を使えるため、単体へのダメージは全く影響とならない。
    フロンティアに来てからは、マネージャー業の裏でブレラに命令を与えたり三島と密約を結ぶなどの不審な動きを見せる。
    本作における事件のほぼ全ての黒幕で、バジュラを利用して銀河征服の野望を抱く。元々は第117大規模調査船団で、マオやランシェと共にV型感染症とバジュラを研究していた科学者。調査船団の壊滅後はギャラクシー船団に渡り、インプラント・ネットワーク理論をもって中枢に入り込んだ。自身の野望のためスラム街で1人でごみ漁りをしながら生きていたシェリルを保護。インプラントを受けていない生身の人間へのV型感染症の影響を調べるために、シェリルにV型ウィルスを感染させた。また、フロンティア船団からバジュラが発するフォールド波を観測したことでフロンティア船団にバジュラを呼び込み、交戦状態に陥らせる。最終話でバジュラクイーンと融合し、銀河征服の野望を実現させるべく地球などにバジュラを送り込むが、バジュラが人類という存在を理解したことで失敗、最後はフロンティア船団とバジュラの前に敗北する。
    小説版では、ラムジェットエンジンやグレネードを内蔵していることが描かれている[39]。また、ギャラクシー船団の旗艦であるメインランドに本体があると説明されている。
ブレラ・スターン
    声 - 保志総一朗/少年時代の声 - 佐々木日菜子
    バジュラに壊滅させられたギャラクシー軍の残存部隊、アンタレス小隊を率いるVFパイロット。2040年生まれの19歳。階級は少佐。搭乗機は赤紫のVF-27γ。コールサインは「アンタレス1」(登場初期はパープル1)。性格は冷徹で表情を崩さない。
    ギャラクシーのサイバネティクス技術により身体の大部分をインプラント化(人工化)した機装強化兵(サイバーグラント)であり、生身の人間には操れないVF-27を易々と乗りこなす。個人の戦闘能力も極めて高く、体の各部にナイフなどの様々な武器を内蔵している。
    フロンティア潜伏中に偶然ランカと出会い、同じ記憶を持つ彼女に強い興味を抱く。愛用のハーモニカで「アイモ」を奏でるなど、ランカとの関係性を伺わせており、後にランカの実の兄と判明する。アルトに対してはランカをめぐり頻繁に敵対的行動をとる。

第33海兵部隊 [編集]

ガリア4駐留のゼントラーディ部隊。地球人と共存しているゼントーラーディ部隊の中でも鼻つまみ者で、上級兵士テムジンを中心にシェリル慰問団を人質に叛乱を起こす。男性兵士のみの部隊だがクァドラン系バトルスーツが配備されている。

オゴタイ
    声 - 稲田徹
    第33海兵部隊の指揮官。階級は少佐。テムジン達の叛乱を穏便に解決することを望み、シェリル慰問団の派遣を要請する。
副長
    声 - 麻生智久
    オゴタイ付きの副長で、第33海兵部隊旗艦オケアノスの副艦長。名前は不明。テムジンの叛乱に対し、母艦の艦砲射撃による殲滅を強く進言する。
テムジン
    声 - 金野潤
    第33海兵部隊の上級兵士。好戦派で地球文化を拒み、武力により「マイクローン(地球人)」から銀河系の覇者の座を奪回しようとする。グレイスの手引きでシェリル慰問団を人質に部下達と叛乱を起こすが、ランカの乱入で部下達が戦意を喪失し失敗。自身もアルトに乗機を撃墜される。
    小説版での乗機はネオ・グラージ[40]。アニメ版とは異なり、ガリア4で発生した大規模フォールド波に巻き込まれて仲間達と宇宙を漂流していた所を、フロンティア船団を離脱したマクロス・クォーターに拾われる。その後、船団に復帰したマクロス・クォーターと共に船団のバジュラ母星突入作戦を援護する]][41]。

その他 [編集]

あい君(愛KUN)
    声 - 佐々木日菜子
    アイランド1に迷い込んだバジュラの幼生体。美星学園を大騒動に陥れ、後にランカに匿われる。第21話にて脱皮し、第2形態へと変化する。
ランシェ・メイ(蘭雪 美)
    声 - 坂本真綾
    第117大規模調査船団で、グレイスと共にV型感染症とバジュラを研究していた研究者。ランカとブレラの母親。ランカを妊娠時にV型感染症に感染していた。グレイスとは、バジュラの調査・利用方法で意見が対立していた。
マオ・ノーム
    第117大規模調査船団団長で、ランシェやグレイスと共にV型感染症とバジュラを研究していた科学者。作中では「Dr.マオ」という名で通っており、プロトカルチャー研究の第一人者とされる。
    『マクロス ゼロ』に登場するマオ・ノームと同一人物で、シェリルの実の祖母。Blu-ray Disc版『マクロス ゼロ』では、シェリルが身に付けているイヤリングがノーム家に由来するものであることを示す描写が追加されている。

他メディアの登場人物 [編集]
漫画『マクロスF』 [編集]

エリエラ・ジフォン
    青木ハヤトによる漫画版に登場するオリジナルキャラクター。小説版にも登場する。新統合軍のゼントラーディ女性 VFパイロット。階級は大尉。腕は確かだが、熱い性格が災いし何度か乗機を撃墜されている。

小説『マクロスフロンティア』 [編集]

エイジス・フォッカー
    特務部隊VF-Xを率いる軍人。階級は大佐。オズマの統合軍時代の先輩に当たり、三島に関する内偵を進めるオズマらに協力する。
マンフレート
    マクロス・ギャラクシー船団の電脳空間でグレイス・オコナーらと意識を共有する電子生命の一人。専用にフルチューンしたVF-22Sを駆り、ガリア4宙域でグレイスらの陰謀を探りにきたS.M.Sと交戦する。
    かつてクリティカルパス・コーポレーションの社長マンフレート・ブランドであった時代には、第117大規模調査船団就航に関与していた。
キム・キャビロフ
    マクロス13艦長。階級は中将。「バンローズ機関」からの情報を受けてバジュラに襲われるマクロス・シティの救援に現れる。

メカニック [編集]
マクロス・フロンティア船団 [編集]
S.M.S所属 [編集]

VF-25 メサイア
    今回の主役となる可変戦闘機。()内の色は機体のカラーリングで、それぞれベース色/ラインの色をおおまかに表している。

        * VF-25F - 前衛専門機でアルトが搭乗。前任者であるギリアムのものを引き継いでいる(白/赤と黒:劇場版マクロスでの一条輝機(VF-1A・1S)に準じている)
        * VF-25S - 指揮官専用機でオズマが搭乗(グレー/黄と黒:ライン色は超時空要塞マクロスでのロイ・フォッカー機(VF-1S)に準じている)
        * VF-25G - 長距離狙撃専用機でミシェルが搭乗(青/白:青のカラーリングは超時空要塞マクロスでのマックス機に準じている。これと対になるミリアの赤いクァドラン(劇場版マクロス)がクラン・クランに引き継がれている)
        * RVF-25 - 電子戦専用機でルカが搭乗(緑/濃緑)3機のゴースト(シモン・ヨハネ・ペテロ)を従えている。

VB-6 ケーニッヒモンスター
    カナリアが搭乗。就役後既に30年以上が経過している古参機だが、その火力は依然として強力無比である。さらにPPBの搭載やエネルギー転換装甲のアップデートがなされた機体がS.M.Sスカル小隊に配備されている。「ランカ・アタック」の際にはランカを守る重要な任務を負う。
クァドラン・レア
    本作ではピクシー小隊に配備され、隊長のクラン機が真紅、他の2機がグレーで塗装されている。元々このシリーズはゼントラーディの女性兵士(メルトランディ)用であったが、クァドラン・レアへバージョンアップ後は男性でも問題なく着用可能にするための改良が施され[42]、主に男性兵士で構成されるガリア4方面軍にも多数が配備されている。
デストロイド・シャイアンII
    2足歩行式の陸戦用支援兵器デストロイドシリーズの1機種。移動砲台として、マクロス・クォーターを始めフロンティア船団にも多数が配備されている。
マクロス・クォーター
    S.M.S旗艦を務める可変攻撃宇宙空母。「クォーター(4分の1)」の名の通り、その全長は従来マクロス級の4分の1の402mとアームド級宇宙空母並のサイズしかないが、大出力の反応炉エンジンとバスターキャノンよって通常艦船よりも高い機動力と火力を持つ。右舷(右腕)のガドリング式バスターキャノンは重量子反応砲モード(通称:マクロスキャノン)で従来のマクロス級と同等の威力を持つほか、ピンポイントバリアを集中させて巨大なサーベル状の武器にもなる。左舷(左腕)飛行甲板には戦闘機やデストロイドが最大80機搭載可能で、エネルギー転換装甲により強攻型(人型形態)ではシールドとして使用する他、ピンポイントバリアを先端に集中させてダイダロスアタックと同様の戦法が行なえる。なお、バスターキャノン発射の際にはそれを保持する左腕の甲板は背部にマウントされる。強攻型での運動性、格闘性能は従来型を遥かに凌ぎ、バトロイド並に人間的な動作が可能で、本格的な格闘戦のための兵器システムも備えている。更にトランスフォーメーション中の回避機動も可能で、変形中脚部のみを展開したガウォークのような中間形態も存在する。艦自体は5隻に分離が可能で、それぞれがフォールド航法・大気・水中でも運用が可能な高性能艦である[43]。

その他、小説版ではS.M.SにVF-19、VF-22といった従来の機種も配備されていることが語られている[44]。
新地球統合軍 [編集]

VF-171 ナイトメアプラス
    新統合軍の主力可変戦闘機。フロンティア船団正規軍においても多数が配備・運用されている。劇中では、アルトやルカが正規軍配属時にVF-171EXに搭乗する(ルカ機はイージスパック仕様に3機のゴーストを従える)が、 ISCがないなど、VF-25との根本的な性能差は埋められず、不満を漏らすシーンがある。
AIF-7S ゴースト
    シャロン・アップル事件で人工知能に操られたX-9の諸問題をクリアし制式化された新統合軍の主力無人戦闘機。有人機を遥かに凌ぐ高機動性能を誇るが、バジュラによるECM攻撃に無力化される。
バトル・フロンティア
    アイランド1先端に接続されるバトル級ステルス攻撃空母、かつフロンティア船団統合軍の総旗艦。
グァンタナモ級宇宙空母
    移民船団を護衛する新統合軍の宇宙空母。かつてのアームド級の発展型。
ウラガ級護衛宇宙空母
    移民船団を護衛する新統合軍の宇宙空母。グァンダナモ級の上位艦。
ノーザンプトン級ステルスフリゲート
    移民船団を護衛する新統合軍の宇宙フリゲート艦。
ステルスクルーザー宇宙巡洋艦

居住艦 [編集]

アイランド1
    フロンティア船団の母艦である巨大都市型移民船。環境艦とともに閉鎖系バイオプラントを形成する第5世代型移民船。
環境艦
    アイランド1後方に連結された居住艦。「アイランド2、3…」と呼ばれる。

マクロス・ギャラクシー船団 [編集]

VF-27 ルシファー
    VF-25と同じくYF-24をベースとするサイバーグラント(サイボーグ)兵専用可変戦闘機。サイバーグラント化により肉体の限界を超えた機動力を発揮する。紫の機体にブレラ(パープル1、アンタレス1)が搭乗。他にグレイス機やその小隊機(グリーン系)が登場している。
AIF-9V ゴースト
    バトル・ギャラクシーに艦載される無人戦闘機。劇中ではV9(ブイナイン)またはゴーストV9と呼ばれる。
メインランド
    ギャラクシー船団の母艦である巨大都市型宇宙船。閉鎖系ケミカルプラントを採用した第4世代型移民船。
バトル・ギャラクシー
    ギャラクシー船団護衛艦隊を指揮するバトル級ステルス攻撃空母。
デネブ級巡洋艦 カイトス
ダルフィム

第 117次大規模調査船団 [編集]

2048年にバジュラの襲撃を受けて壊滅した調査船団。政府による公式発表では「フォールド断層に巻き込まれた遭難事故」と説明されている。ランカは本船団の数少ない生き残りの1人であり、新統合軍時代のオズマも護衛部隊として所属していた。なお、襲撃を受けたのはガリア4宙域であったが、アルト達が遭遇するまで調査船団の残滓は発見されていなかった。

SDFN-4 グローバル
    船団旗艦で、第1世代型マクロス級調査移民船の4番艦。ガリア4未調査地域の湖畔に強攻型の状態で擱座していた。
    同級は戦艦マクロス(SDF-1)を元に簡易居住区画を設けた調査移民船で、超長距離移民船団に先行する航路調査を目的に量産された[45]。また、艦内にはバジュラの標本など置かれており、バジュラに関する研究が行われていた。

その他のメカニック [編集]

EX-ギア(エクスギア)
    次世代可変戦闘機用に開発された、操縦桿と射出シートを兼ねる新開発の耐Gスーツ。従来のパイロットスーツを大きく上回る耐G性能を誇る。EX- ギア対応のインターフェイスを持つ可変戦闘機なら、バトロイド/ガウォーク時に手足の動きをトレースしたり、IFF(生存・所属識別信号システム)を用いた遠隔操作が可能である。機能的には、強化外骨格タイプのパワードスーツと同義。背部の飛行ユニットは、搭乗時はコクピットシートと一体化しているが、緊急脱出時やパイロットの単独行動時には熱核タービンエンジンとウイングを展開し機能する。また、飛行ユニットを使ったホバリング走行も可能なほか、足裏のローラー型の走行装置で高速移動も可能。装着するとかなり重く、動力を作動させないと立って歩くだけでも一苦労する(このため懲罰としてEX-ギアの無動力歩きが使われる)。また、動力を作動させていても自在に扱うには相応の訓練が必須であり、素人がいきなり飛行ユニットやローラーを使うのはかなり危険である(劇中でシェリルが装着して大騒動を起こしている)。作中ではこのEX-ギアとそれに対応するコクピットを総称して、EX-ギアシステムと呼称されている。
    小説版の設定では、従来機は操縦系統と同期しない簡易型のEX-ギアシステムを装備していたが、後にVF-171でも一部で改修が行われ、VF- 25やVF-27以外においてもEX-ギアシステム搭載機が確認できる。
    美星学園のパイロット養成コースでは、基本的な規格が軍用の物と同じで装甲部分などを減らした民生仕様のEX-ギアによる飛行訓練教習が行われている。同規格なのでこの簡易型でもVF-25に接続は可能だが、新統合軍の運用規定で緊急脱出モードでなければ操縦は不可能である(放棄された機体の回収などの一時的な操縦は可能)。
オオサンショウウオ君
    声 - 金野潤
    ランカ愛用の携帯端末兼ペットロボット。緑色のサンショウウオのような形状。有機系素材や生体系素材が多用されており、柔軟に形状を変え生物のような挙動を見せる。ランカの子供の頃の記憶(夢)には、同じデザインのぬいぐるみが登場する。
デストロイドワーク
    シャイアンIIを作業用に改造した非武装型デストロイド。バジュラの襲撃で破壊された建造物の除去作業や、オズマが倒したバジュラの回収作業の際、その姿が確認出来る。
VF-1 バルキリー
    第一次星間大戦で史上初めて本格的に実戦投入された可変戦闘機。美星学園では、学園長の私物としてレストアされたA型(漫画版ではJ型)が同校のシンボルとして校舎屋上に飾られており、整備もされているため今でも飛ぶことが出来る。カラーリングはマクロス劇場版における一条機(スカル11)と同様の塗装で形状はハセガワ製プラモデルに準じている。
    小説版では、パイロット養成コースでは実習用にデチューンされたVF-1Cが使用されている[46]。
VF-0 フェニックス
    VF-1の先行試作機を実戦用に改装した機体。劇中では本機が実戦投入されたマヤン島事変を描いた映画「鳥の人」において使用されるはずだったが、実機が存在しなかったため、機影がよく似たVF-25を撮影後にCG加工することが語られている。
SDF-1 マクロス
    最終話にて地球がバジュラの襲撃を受けた際、マクロス・シティのモニュメントとなった姿で登場する。
マクロス11
    最終話にてバジュラの攻撃を受ける。過去のシリーズでは設定のみ登場している。
リレーポッド
    フォールド断層による通信の遅延を短縮する通信中継装置。

バジュラ [編集]

各移民船団の行く手を阻む宇宙生物。地球人類の認識を超越した特異な生態・思考パターンを有する。
概要 [編集]

外部形態
    成長段階の各齢、個体役割(カースト)によって様々である。
呼吸
    おこなっていない模様である。彼らは基本的生存、運動、代謝に酸素を必要としない。また、0気圧、0G、超高温、超低温、その他人体に対してならば有害な各種宇宙線の飛び交う宇宙空間であっても生存に何ら支障がない。
食物
    不明。フォールド鉱石を集める習性があるが、これを生存、成長、繁殖に必要な栄養源にしているわけではない模様。また、マクロスフロンティアの「アイランド3異星生物研究所」で10数年間保管されていた「死骸」は、じつは死んでおらず休眠状態であり、その間はずっと飲まず食わずであった。
内部構造
    いわゆる「バジュラ(大)」の場合であるが、入手した「死骸」(厳密には活動停止個体)の「解剖」の結果、少なくとも船団を襲撃してきた個体には脳と呼べる部位がほとんど存在しないことが判明する。そして、それにもかかわらず、高度に社会化された集団連携行動と複雑な戦術を彼らがとっていることから、思考、判断をおこなう「母体」となる個体が別個に存在するのであろう、というのが当初の推定であった。実際、社会性昆虫の女王蜂や女王蟻に相当する特別な個体が巣を作り産卵、繁殖している。その上、随時進化し続ける能力を持ち、ある程度の戦闘経験を積むとそのデータが群全体にフィードバックされ、より強力な個体となって生まれてくる(一例として反応弾にすら耐えられる個体が誕生するに至るが、フィードバックされていない攻撃には脆いという側面を持つ)。新統合軍やS.M.Sの軍事識別コードでは「ビクター」と呼称され、一般にはその存在は隠匿されていた。バジュラと接触した人間にはV型感染症の恐れがあるとされ、感染が疑われる者は隔離され精密検査が行われる場合がある。このV型感染症ウイルスは、バジュラにとって、「自」と「他」を識別するのに使われ、アリの蟻酸の匂いと同じ働きをする。
系統発生学上の位置
    動物界の既存の各門どこにも属さないが、定期的に「交配」をすることが劇中語られており、これは彼らが地球の動植物と同じく異形配偶子生殖をおこなっていることを意味する。バジュラは、プロトカルチャー時代以前から存在し彼らが恐れつつ憧れ遂には神格化し、姿を真似て「鳥の人」を作ったという「超時空生命体」であると劇中説明される。プロトカルチャーはバジュラと接触することで、フォールド素子を模倣したフォールド機関を開発、星間文明を発達させていった[47]。バジュラにとって頭部は思考する場所ではなく、腸(正確に言えば腸に寄生させたV型ウィルス)によって思考を行っている。したがって、頭部の破壊は致命傷にならない。
特異な個体概念
    バジュラの個体概念は社会性膜翅目昆虫に非常に相似したもので、1頭の女王とその女王の産卵した全カースト個体のコロニー総体によって、遺伝子型上の1個体が形成される。物語の終盤に入った段階で、バジュラの「思考」は女王単体ではなく、群のネットワーク総体でおこなわれていること、またそれゆえに彼らは個というものを持つ人類を理解できなかった、ということが判明する。ただ、1つのバジュラコロニーの持つ知能水準がどの程度なのかは不明である。
    彼らは、人類が自分達とあまりに違う生物であることから、フォールド波を発する仲間(ランカ)を人類より保護しようとした結果、第117調査船団壊滅へと繋がった。その行動が調査船団の生き残りであるグレイスに利用され、フォールド波に誘導されたバジュラとフロンティア船団の戦いへと発展。しかし最終話において、ランカとシェリルというフォールド波を発する別々の個体を認識したことで、人類が単体思考を行いコミュニケーションをとらなければ互いに分かり合えない生物であるということを理解し、人類への敵対行動を停止する。ただ、別の銀河には交配すべき別の個体(コロニー)が存在するため、「個」の概念が全く無いと断言するには語弊がある。また、すべてのバジュラは女王(クイーン)からの命令に基本的には逆らえないといわれており、この場合、女王にはコロニー総体とは別の個としての意志があることになる。

個体分類 [編集]

バジュラ(大)
    赤い体色と6本脚が特徴の個体。人類の機動兵器との戦いにおいて中核をなす。節足動物のような外部形態であり、バトロイドより二回り近い大きな体躯とそれに違わぬ怪力を発揮する。VFシリーズのエネルギー転換装甲とほぼ同じ性質を持つ外骨格を備え、強力な妨害電波を発してゴーストやその他遠隔誘導兵器を無力化する。また、「ミサイル様の物体を常時体内で生産し続け」発射する他、フレアと同種の物体を体内生成して放出する。果ては単独でフォールド航行するなど、その能力は既知の生物としてのそれを大きく逸脱している。幼体の齢の一つなのか成体のカーストの一つのかは不明。
    中脚に機関砲のような火器を内蔵し、背中には戦艦をも撃沈可能なビームを撃つ大型の角状のものを備える。大気圏内では背中から細い4枚の翅を展開し飛行する。
    第117調査船団の事件でオズマが「仕留め」、アイランド3異星生物研究所の大型ガラスケースでサンプル保管されていたのもこのタイプのバジュラである。
バジュラ(小)
    白い体色と槍状に尖った頭部が特徴の個体。頭部先端にビーム砲とミサイルを内蔵し、尾の先端に格闘用の鋭い刃を持つ。大型1体に対し数体が随伴して行動する。大きさ自体はバトロイドより一回り程度小さい。幼体の齢の一つなのか成体のカーストの一つのかは不明。
初齢幼体
    孵化直後の幼体。 ヤマネからひげと四肢を取り去り全身の体毛を黄緑色にして額に大きな顱頂眼を備わらせたような姿をしている。サイズは小型のネコ科動物程度。度重なるバジュラとの接触により、人類の知らない間にもフロンティア船団内に産卵されており、アイランド1に大量に出現したそれらが三齢幼体となり船団に大規模な被害をもたらす。
二齢幼体
    黄緑色の体色や眼の配置が同じなため一見初齢と大差がないようにみえるが、体型がイルカのようになり、胸部両側面に翅芽(しが)が生じ、またそれ以外の全身から体毛が失われ皮膚が剥き出しとなる。体長は2m近い。
    次の脱皮で変態が起こるが、脱皮は十脚類のような関節ごとではなく、昆虫の幼虫のように背面外皮が正中線に沿って裂けて開始され、また直立姿勢をとっておこなわれる。
三齢幼体
    単なる脱皮だけではなく変態がおこなわれ、身体構造が全く異なったものに変わる。劇中では「第2形態」と呼ばれる。
    全身が関節の節々で分割された硬質な外骨格で覆われ、両眼は突出し、2本の脚、1対の触覚、サソリのような細長い腹尾部を備える。体色は褐色。はさみのないカニ、あるいは眼の飛び出た二本脚のカブトエビのようであり、初齢 - 二齢のような容貌上の愛らしさは失われる。
    頭胸部側面には昆虫のように透明で翅脈のある1対の羽根が収められており、これを展張することで飛翔する。無重力の宇宙空間航行でもこの羽根を使用する。体長は2 - 3m程度。
    この齢までは個体役割(カースト)の区別がないが、成体のカーストがどのように決定されるのかは不明である。また、成体のような強固な甲殻はまだ持ち合わせておらず、対人用の火器でも対処可能ではあるが、それでも武装した軍人を簡単に殺せるほどの力を持つ。
    第117調査船団で研究対象として捕獲されていたのがこの形態のバジュラ[48]。
ナイト(空母)級
    潜水艦のような形状に下側と左右に伸びるフィン状の突起物を持つ戦艦クラスの個体。艦首が上下二叉に分かれて出現する口腔部のような部位から放つ要塞砲クラスの大出力エネルギー砲と無数の対空砲を備え、フォールド断層を直接通過可能な長距離フォールド航行能力を持つ。また、艦載機射出口に相当するバジュラ(小)を放出する器官を備えている。幼体の齢の一つなのか成体のカーストの一つのかは不明。
ビショップ級
    成体のカーストの一つ。ナイト級の指揮などをする要塞クラスの個体。ナイト級の数倍の大きさを誇る。内部には準女王と呼称される成長途中のバジュラクイーンがおり、ナイト級を複数引き連れての艦隊戦や挟撃等、高い指揮能力を有する。準女王が撃破されると指揮系統が乱れるため、ナイト級の陣形維持などが出来なくなる(戦闘行為自体は続行可能)。ナイト級同様、フォールド断層を直接通過可能な長距離フォールド航行能力を持つ。幼体の齢の一つなのか成体のカーストの一つなのかは不明。
準女王級
    将来女王となる亜成体。ビショップ級内部で下位のバジュラの指揮を行っている巨大な個体。まだ成長途中のため準女王級となっているが、この段階でもすでに産卵できる。
バジュラクイーン
    バジュラ本星に存在するバジュラの真の女王。バジュラネットワークにおける頂点で、すべてのバジュラはクイーンからの命令に基本的には逆らえない。なお、『マクロス ゼロ』に登場する「鳥の人」は、プロトカルチャーがクイーンの姿を模して作り出したものと設定されている。

関連用語 [編集]

V型感染症
    バジュラと接触した人間が感染する症状。ただし血液、体液型感染なので、感染率は低い。感染初期ならば完治可能だが、末期まで症状が進むと細菌が脳内に根付き毒物を分泌、手の施しようがなくなり死亡する(この状態になると微弱だがフォールド波を発するようになる)。現時点では完全な治療法はないとされていた。劇中ではシェリルがこの例で、幼い頃感染していて発症を抑制する受容体ブロッカ薬を服用している。ただし嘔吐、発熱等の副作用があり感染症を根治することはできない。だが母体が感染者だった場合は例外で、胎児と細菌が共存しようとするために頭部ではなく腹部へと留まる。そのため何の病状も発症することなく、バジュラと同等のネットワーク能力を獲得するに至る。劇中ではランカがこの例にあたり、グレイス達からはリトルクイーンというコード名で呼称される。最終的に、ランカがネットワークを利用してシェリルの脳内の細菌を腹部へと移動させ、シェリルの病状も回復しランカと同じ能力を得る。
フォールドクォーツ
    バジュラがフォールド鉱石を体内で精製することで作られる物質。これにより、バジュラはフォールド断層を越えタイムラグなしでネットワークを形成することができる。ノーム家に代々伝わるイヤリングに使われていた石もこのフォールドクォーツだったとされている。その利用価値は非常に大きく、次世代の通信やフォールド航行を可能にするとされて以前から統合政府内で最重要視されていた。その可能性に目を付けた者たちにより、これを用いた様々なものが開発されている。
    小説版では『マクロス VF-X2』に登場する「超空間共振水晶体」に「フォールドクォーツ」とルビが振られている。プロトカルチャー研究の第一人者であるマオ・ノームが、ギャラクシー社の援助を得て長年の遺跡研究の末に辿り着いたものであり、十一次元レベルで時間と空間のエネルギーが湾曲した物質で、三次元では生成することができないとされる[49]。第117大規模調査船団が就航した背景にも、この物質の存在とそれを求める星間軍需企業クリティカルパス・コーポレーションCEO「マンフレート・ブランド」が絡んでおり、またクリティカルパス・コーポレーションはゼネラル・ギャラクシー社とも縁が深かったとされている[50]。

用語 [編集]

シリーズの共通用語については「マクロスシリーズの用語一覧」を参照
組織・団体 [編集]

S.M.S
    フロンティアに駐留する民間軍事プロバイダー(Strategic Military Services)。アイランド1に接舷する宇宙戦闘空母マクロス・クォーターを母艦としている。フロンティア政府との契約に基づき、平時には船団予定航路の先行偵察や要人護衛、軍用装備品の評価試験、補給、兵站など正規軍(新統合軍)に対する支援任務を主任務としている。
    大統領や軍需企業との密接な関係を背景に試作戦闘機を含む最新鋭兵器を供与されており、隊員の士気と練度の高さでも正規軍を凌ぐ精強な軍事組織である。しかし、民間企業の保持する戦力としてはあまりにも過大であり、第2話ではアルトもその疑問を口にしている(オズマは「資本主義ってやつさ。金の力は偉大ってことだ」とのみ答える)。第117次長距離移民船団遭難事件の情報を得たフロンティア政府はいずれ同船団もバジュラと接触する事態を想定し[51]、 S.M.Sもその対抗策のひとつ[52]であったと後に明かされている。また、S.M.Sは命令系統が新統合軍から独立した事実上の大統領直隷部隊であり、小説版では正規軍に対するカウンターウェイトだったとも説明されている。
    戦闘要員の職位には階級呼称を用いる(「アルト准尉」、「オズマ少佐」など)。これらは正規軍を真似た単なる慣例などではなく徹底されたもので、格下の者が「上官」(上司)に対して階級を省いて呼ぶと非礼であるとして注意を受けるほどである[53]。
    また、主契約者たる政府が戦争状態になった場合は命令拒否権・脱退の自由を喪失する(入隊契約特例B項)などの制約が課せられる。しかし、民間企業S.M.Sの被雇用者は軍人ではない(軍属であるかどうかは不明)ため、戦闘行動中に殉職した場合も事故死の扱いとなり、戦没者墓地への埋葬などの栄誉は与えられない。
    S.M.Sの母体は同社オーナーのリチャード・ビルラーが経営する星間運輸会社で、元々はその護衛・警備を目的とした私兵集団であった。独立して民間軍事会社となった現在も、S.M.Sの公的社会的立場は「運輸会社」である[54]。第4話では店の承る団体名が「SMS運輸様」となっている。
    研究者や学生など他の肩書きを持つ隊員も多いが、平時にはS.M.Sへの所属を秘密にする守秘義務が課されている。

    スカル小隊
        VF-25およびVB-6を運用する可変戦闘機部隊。隊長はオズマ・リー少佐。「スカル」マーキングが、従来シリーズの人の髑髏と骨ではなく牛の頭骨に剣と盾を配したものとなっている。
    ピクシー小隊
        クァドラン・レアを運用するゼントラーディ部隊。隊長はクラン・クラン大尉。
    ブルー小隊・パープル小隊・バーミリオン小隊
        小説版にて名前のみ登場。運用機種は不明。ただし、RVF-25と同様のフォールド同調式センサーを搭載したVF-22Sが各小隊に1機配備されている。

技術 [編集]

インプラント
    一般的には体内に埋め込まれる器具の総称であるが、本作世界においては骨格や筋肉の人工物への置換(サイボーグ化)、脳移植デバイスによる個人データ認識技術や視聴覚データ運用技術なども含む。ギャラクシー船団では一般的な技術であるが、フロンティア船団では医療目的のものを除き、原則違法とされている。
機装強化兵(サイバーグラント)
    インプラント技術の軍事的利用法の1つ。人体の骨格や筋肉、臓器を人工物に置換することで身体能力を強化した兵士のことを指す。さらに体内に武器を内蔵するなど、生身の人間にはそもそも存在しない機能を付与することも可能。ギャラクシー船団で開発されたVF-27のように、この兵士の搭乗を前提とした兵器も存在する。ただし、本人の意思とは関係なく身体機能を停止もしくは制限を加える機構が組み込まれているため、倫理上の問題がある。
ディメンション・イーター
    L.A.I社がフォールド鉱石による物質転移を応用し開発したフォールド爆弾。爆破が広がる通常の爆弾とは違い、発生したフォールドエリア内に物質を飲み込むのが特徴。この技術を転用し、可変戦闘機に使用できるサイズまで弾頭を縮小化し、物理攻撃に対し耐性が極限にまで高くなったバジュラへの対抗策として開発されたのがMDE(マイクロ・ディメンション・イーター)弾である。ただし飲み込んだ物質が別な場所に移動するのか、フォールドエリア内に留まのるかは劇中では触れられていない。

惑星・地名 [編集]

フロンティア船団内の地名・施設については新マクロス級超長距離移民船団を参照。

ガリア4
    銀河系中心に近いガリア星系の惑星。恒星ガリア1に対して公転と自転の周期が同期しているため昼夜が変化せず、呼吸可能な大気は存在するものの居住には向いていない。また周囲にフォールド断層が存在しており従来のフォールド技術では近隣宙域からでも到達に時間がかかる。ゼントラーディ第33海兵部隊が駐留している。グレイス・オコナーの策略で、フォールド爆弾「ディメンション・イーター」により惑星の半分が消滅、海兵部隊も壊滅する。
バジュラ本星
    正式名称は不明。自然豊かな惑星で、月によく似た衛星を伴う。バジュラクイーンを初めとする多数のバジュラが生息し、惑星表面には「グレートネスト」と呼ばれる渦状の構造体と、それを取り囲むようにフォールド鉱石に反応する植物により形作られたオービタルリング状の大規模構造体が存在する。最終回でマクロス・フロンティア船団が降下する。

生物 [編集]

カバ牛
    アイランド3で家畜として飼育されている、カバとウシをあわせたような動物。
ヒュドラ
    惑星エデン原産の動物。外観は食肉目に近く、背中に翼を持つ。比較的おとなしい性向で、マクロス・フロンティア船団の生態系艦にて放牧されていたが、船団とバジュラとの接触以降V型感染症による凶暴化が多発、全て処分される。

スタッフ [編集]

    * 原作 - 河森正治、スタジオぬえ
    * 総監督・ストーリー構成・バルキリーデザイン - 河森正治
    * 監督 - 菊地康仁
    * シリーズ構成 - 吉野弘幸
    * キャラクターデザイン - 江端里沙、高橋裕一
    * メカニックデザイン - 石垣純哉、高倉武史
    * メカニカルアート - 天神英貴
    * コンセプチュアルデザイン - 宮武一貴
    * モーショングラフィックス - 笹倉逸郎、HIBIKI
    * 美術監督 - 吉原俊一郎
    * 美術設定 - 塩澤良憲、平澤晃弘
    * 色彩設計 - 中山久美子
    * 色彩設計補佐 - 竹澤聡
    * 特殊効果 - 安部貴俊
    * 撮影監督 - 高橋なおみ
    * 音楽 - 菅野よう子
    * 音響監督 - 三間雅文
    * 音響効果 - 倉橋静男
    * ナレーション - 大川透
    * タイトルロゴ - 鎌田誠
    * プロデューサー - 、諸冨洋史、丸山博雄、平井伸一、長谷部大樹
    * アニメーションプロデューサー - 葛西励
    * アニメーション制作 - サテライト
    * 製作 - ビックウエスト、バンダイビジュアル(「マクロスF製作委員会」名義)、毎日放送

使用曲 [編集]
オープニングテーマ [編集]

『トライアングラー』
    作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 坂本真綾
『星間飛行』
    作詞 - 松本隆[55] / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『ライオン』
    作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - May'n、中島愛

エンディングテーマ [編集]

『愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize-』
    作詞 - 安井かずみ / 作曲 - 加藤和彦 / 編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『アイモ』
    作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『ダイアモンド クレバス』
    作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
『アイモ~鳥のひと』
    作詞 - Gabriela Robin、坂本真綾 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『ねこ日記』
    作詞 - 一倉宏 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『ダイアモンド クレバス50/50』
    作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
『ノーザンクロス』
    作詞 - 岩里祐穂、Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
『真空のダイアモンドクレバス』
    作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
『蒼のエーテル』
    作詞 - 坂本真綾 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『トライアングラー (fight on stage)』
    作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n

挿入歌 [編集]

『射手座☆午後九時 Don't be late』
    作詞 - 佐藤大、hal、マイクスギヤマ / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
『What 'bout my star?』
    作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
『超時空飯店 娘々』
    作詞 - 吉野弘幸 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『突撃ラブハート』
    作詞 - K.INOJO / 作曲・編曲 - 河内淳貴 / 歌 - FIRE BOMBER
『ダイアモンド クレバス~展望公園にて』
    作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
『SMS小隊の歌~あの娘はエイリアン』
    作詞 - 黒河影次 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - SMSのみなさん
『私の彼はパイロット - MISS MACROSS 2059』
    作詞 - 阿佐茜 / 作曲 - 羽田健太郎 / 編曲 - 保刈久明、菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『宇宙兄弟船』
    作詞 - 一倉宏 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 徳川喜一郎
『What 'bout my star?@Formo』
    作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
『インフィニティ』
    作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
    使用話数 - 第7話
『ニンジーン Loves you yeah!』
    作詞 - 一倉宏 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『母と子ランカのアイモ』
    作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、坂本真綾(蘭雪)
『Welcome To My FanClub's Night!』
    作詞 - hal / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
『インフィニティ #7』
    作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛、シェリル・ノーム starring May'n
『アイモ O.C.』
    作詞 - Gabriela Robin、坂本真綾 / 作曲・編曲 - 保刈久明、菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『MY SOUL FOR YOU』
    作詞 - K.INOJO / 作曲 - 福山芳樹 / 編曲 - 河内淳貴 / 歌 - FIRE BOMBER
『TRY AGAIN』
    作詞 - K.INOJO / 作曲 - 福山芳樹 / 編曲 - 田中裕千 / 歌 - FIRE BOMBER
『シェリルのアイモ』
    作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
『アナタノオト』
    作詞 - 真名杏樹 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『ボビーのニンジン等。』
    作詞 - 吉野弘幸、一倉宏 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ボビー・マルゴ=三宅健太
『妖精』
    作詞 - 真名杏樹、Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n
『ブレラと子ランカのアイモ』
    作詞 - Gabriela Robin / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『愛・おぼえていますか~bless the little queen』
    作詞 - 安井かずみ / 作曲 - 加藤和彦 / 編曲 - 菅野よう子 / 歌 - ランカ・リー=中島愛
『アイモ~こいのうた~』
    作詞 - / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 坂本真綾(蘭雪)
『娘々(ニャンニャン)サービスメドレー』
    作詞 - Gabriela Robin、岩里祐穂、阿佐茜、hal、松本隆、安井かずみ / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - シェリル・ノーム starring May'n、ランカ・リー=中島愛、坂本真綾(蘭雪)
    『ライオン→インフィニティ→私の彼はパイロット→ダイアモンド クレバス→星間飛行→What 'bout my star?→ライオン→愛・おぼえていますか→ライオン(コーラスに愛・おぼえてますか)→アイモ~こいのうた~』で編成されたメドレー

使用歌表 [編集]

    * 第1話はバージョンごとに使用曲が異なるため、「01TV」(テレビ放送版)、「01DE」(デカルチャーエディション)、「01YD」(ヤック・デカルチャー・エディション)に分けて表記する。
    * 基本的なエンディングテーマは『ダイアモンド クレバス』と『ノーザンクロス』の2曲。オープニングテーマ3曲に対してエンディングテーマが11曲と多くなった理由として、監督の菊地康仁などが総監督の河森正治から「絵コンテを切ったけど20分の尺で足りないからその曲のままエンディングに雪崩込むから」と要求があったからと答えている[56]。表中では歌唱シーンから直接エンディングテーマにつながる場合、挿入歌に(ED)と付記する。

話数 	オープニング 	エンディング 	挿入歌 	アイキャッチ
01TV 	トライアングラー 	アイモ 	超時空飯店 娘々 /
射手座☆午後九時Don't be late /
What'bout my star? 	超時空飯店 娘々
01DE 	なし 	愛・おぼえていますか
-デカルチャーエディションsize- 	 
01YD 	トライアングラー 	ダイアモンドクレバス 	超時空飯店 娘々
02 	突撃ラブハート / ダイアモンド クレバス~展望公園にて 	 
03 	アイモ 	 
04 	SMS小隊の歌~あの娘はエイリアン /
私の彼はパイロット - MISS MACROSS 2059 	 
05 	What'bout my star?、宇宙兄弟船 /
What'bout my star?@Formo(ランカ・リー=中島愛のみ) 	 
06 	ダイアモンドクレバス(ED) 	 
07 	アイモ 	射手座☆午後九時Don't be late /
インフィニティ(ランカのパートのみインフィニティ #7が混合) 	 
08 	ダイアモンドクレバス 	ニンジーン loves you yeah! / アイモ 	 
09 	ねこ日記 	 
10 	アイモ~鳥の人 	アイモ~鳥の人(ED) 	 
11 	ねこ日記 	超時空飯店 娘々 	 
12 	愛・おぼえていますか
-デカルチャーエディションsize- 	星間飛行 / アイモ / ねこ日記 	 
13 	ダイアモンドクレバス 	  	SMS小隊の歌~あの娘は
エイリアン(ランカ版)
14 	母と子ランカのアイモ 	 
15 	ダイアモンドクレバス50/50 	Welcome To My Funclub's Night! / What'bout my star? /
インフィニティ#7 / 超時空飯店 娘々 / 星間飛行 	超時空飯店 娘々
16 	ノーザンクロス 	アイモO.C 	SMS小隊の歌~あの娘は
エイリアン(ランカ版)
17 	星間飛行 	MY SOUL FOR YOU / TRY AGAIN / 星間飛行 	 
18 	ライオン 	星間飛行 / 愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize-/
アイモO.C 	シェリルのアイモ
19 	トライアングラー 	What'bout my star?@Formo(ランカ・リー=中島愛のみ) /
星間飛行 / アナタノオト 	ボビーのニンジン等。
20 	ダイアモンドクレバス 	アナタノオト / アイモO.C / ダイアモンドクレバス(ED) 	 
21 	蒼のエーテル 	アイモ / 蒼のエーテル(ED) 	 
22 	ノーザンクロス 	妖精 / ノーザンクロス(ED) 	 
23 	ブレラと子ランカのアイモ 	 
24 	ブレラと子ランカのアイモ / 射手座☆午後九時Don't be late /
愛・おぼえていますか~bless the little queen 	 
25 	トライアングラー (fight on stage) 	ノーザンクロス / 愛・おぼえていますか~bless the little queen /
娘々サービスメドレー 	 
各話リスト [編集]
話数 	サブタイトル 	脚本 	絵コンテ 	演出 	作画監督
01 	クロース・エンカウンター 	吉野弘幸 	菊池康仁
河森正治 	田中孝行 	高橋裕一
江端里沙
02 	ハード・チェイス 	松田清 	関口雅浩
猪狩崇
03 	オン・ユア・マークス 	阿保孝雄 	藤川太
04 	ミス・マクロス 	赤根和樹 	間島崇寛 	江畑諒真
05 	スター・デイト 	菊地康仁 	福田貴之 	丸藤広貴
06 	バイバイ・シェリル 	田中孝行 	土屋日 	三浦珠美
07 	ファースト・アタック 	河森正治 	大龍之仁 	松田清
08 	ハイスクール・クイーン 	原博 	金澤洪充 	鈴木信吾
山中正博
09 	フレンドリー・ファイア 	鹿島典夫 	KIM YONG-SIK
10 	レジェンド・オブ・ゼロ 	阿保考雄 	間島崇寛 	小倉典子
11 	ミッシング・バースデー 	原博 	政木伸一 	和田伸一
12 	ファステスト・デリバリー 	田中孝行 	藤川太
13 	メモリー・オブ・グローバル 	松田清 	大龍之仁
14 	マザーズ・ララバイ 	鹿島典夫
河森正治 	鹿島典夫 	KIM YONG-SIK
15 	ロスト・ピース 	河森正治 	間島崇寛 	小倉典子
16 	ランカ・アタック 	原博 	古川政美 	和田伸一
17 	グッバイ・シスター 	阿保考雄 	奥野耕太 	相坂ナオキ
18 	フォールド・フェーム 	福田貴之 	KIM YONG-SIK
丸藤広貴
19 	トライアングラー 	田中孝行 	入江篤
塚原元
20 	ダイアモンド・クレバス 	原博 	古川政美 	和田伸一
21 	蒼のエーテル 	殿勝秀樹
河森正治 	鹿島典夫 	関口雅浩
KIM YONG-SIK
22 	ノーザン・クロス 	阿保考雄 	小倉典子
23 	トゥルー・ビギン 	福田貴之 	古川政美 	和田伸一
24 	ラスト・フロンティア 	菊池康仁 	福田貴之 	丸藤広貴
25 	アナタノオト 	河森正治 	間島崇寛
松田清 	高橋裕一


放送局 [編集]

放送局は前々番組『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』のTBS系列10局と同一だが、過去に放映されたマクロスシリーズ(いずれも全日帯全国ネット)と比べるとローカルセールス枠のために激減している。しかし、放送から1年を経た2009年10月より、MBSを除く初期放送局以外のTBS系列[57]およびTOKYO MXでの放送が行なわれる。
初期放送局 [編集]
放送対象地域 	放送局 	放送期間 	放送日時 	備考
近畿広域圏 	毎日放送(MBS) 	2008年4月 3日 - 9月25日 	木曜 25時25分 - 25時55分 	制作局
中京広域圏 	中部日本放送(CBC) 	木曜 26時30分 - 27時00分 	
関東広域圏 	東京放送(TBS) 	2008年4月 4日 - 9月26日 	金曜 25時55分 - 26時25分 	
宮城県 	東北放送(TBC) 	金曜 26時15分 - 26時45分 	
静岡県 	静岡放送(SBS) 	
広島県 	中国放送(RCC) 	2008年4月5日 - 9 月27日 	土曜 26時40分 - 27時10分 	
熊本県 	熊本放送(RKK) 	2008年4月6日 - 9 月28日 	日曜 25時50分 - 26時20分 	
北海道 	北海道放送(HBC) 	2008年4月 7日 - 9月29日 	月曜 26時25分 - 26時55分 	
岡山県・香川県 	山陽放送(RSK) 	
福岡県 	RKB毎日放送(RKB) 	月曜 26時30分 - 27時00分 	
日本全域 	GyaO 	2008年4月18日 - 9 月30日 	毎週金曜 12時00分更新 	ネット配信
アニマックス 	2008年5月7日 - 10月22日 	水曜 22時00分 - 22時30分 	リピート放送あり
『LEVEL22』枠
毎日放送 木曜25:25枠
前番組 	番組名 	次番組
灼眼のシャナII (Second)
(MBS・TBS・CBCのみネット)
	
マクロスF
	
黒執事
(第1期)
追加放送局 [編集]

初期放送局放送終了後以降の放送局。
放送対象地域 	放送局 	放送期間 	放送日時 	備考
日本全域 	BS11 	2009 年4月4日 - 9 月19日 	土曜 23時30分 - 24時00分 	『ANIME+』枠
大分県 	大分放送(OBS) 	2009年10 月1日 - 	木曜 25時29分 - 25時59分 	
愛媛県 	あいテレビ(ITV) 	木曜 25時30分 - 26時00分 	
富山県 	チューリップテレビ(TUT) 	木曜 25時35分 - 26時05分 	
山口県 	テレビ山口(tys) 	木曜 25時50分 - 26時20分 	
長野県 	信越放送(SBC) 	2009年10 月3日 - 	土曜 25時45分 - 26時15分 	
宮崎県 	宮崎放送(MRT) 	土曜 26時09分 - 26時37分 	
福島県 	テレビユー福島(TUF) 	土曜 26時43分 - 27時13分 	
長崎県 	長崎放送(NBC) 	2009年10 月5日 - 	月曜 24時55分 - 25時25分 	
石川県 	北陸放送(MRO) 	月曜 25時15分 - 25時45分 	
鳥取県・島根県 	山陰放送(BSS) 	月曜 25時30分 - 26時00分 	
岩手県 	IBC岩手放送(IBC) 	2009年10 月6日 - 	火曜 24時59分 - 25時29分 	
新潟県 	新潟放送(BSN) 	火曜 25時24分 - 25時54分 	
東京都 	TOKYO MX 	2009年10 月9日 - 	金曜 24時00分 - 24時30分 	独立UHF局
マルチ編成のため16:9SDで放送
青森県 	青森テレビ(ATV) 	2009年10月11日 - 	日曜 24時50分 - 25時20分 	
山形県 	テレビユー山形(TUY) 	2009年10月13日 - 	火曜 24時59分 - 25時29分 	
高知県 	テレビ高知(KUTV) 	2009年10月14日 - 	水曜 26時28分 - 26時57分 	
山梨県 	テレビ山梨(UTY) 	2009年10月15日 - 	木曜 26時00分 - 26時30分 	

MBSでは『アニメシャワー』第2部枠にて再放送を実施。
受賞 [編集]

    * 第13回アニメーション神戸 - ラジオ関西賞・AM神戸賞(主題歌賞) 『トライアングラー』(坂本真綾)
    * 2009 東京アニメアワード - テレビ部門優秀作品賞、音楽賞(菅野よう子)
    * 第40回星雲賞 - メディア部門
    * このアニメがすごい!大賞 2009年度 - 第1位

関連番組・配信 [編集]
特別番組 [編集]
祝 25周年!あのマクロスが帰ってくるぞSP!! [編集]

2007 年12月に TBSとMBSで放送。番組前半は宮迫博之、千原ジュニア、有野晋哉、大沢あかねら出演者に河森総監督を交えてのトーク。『マクロスF』の本放送開始に先駆け、『超時空要塞マクロス』や『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』のダイジェスト映像を交えながら「マクロスシリーズ」25周年の軌跡を振り返る。制作局であるMBSではTBS放送分より10分拡大したものが放送された[1]。

後半は第1話スペシャル編集版(デカルチャーエディション)の先行放送。後の本放送版では削除されたり変更された箇所を多数含む言わば試写バージョンで、マクロスシリーズ25周年目の2007年内に間に合うよう、本放送より3か月以上前に公開された[58]。本番組終了後、インターネット動画配信サービス(バンダイチャンネル、gyao、Yahoo!動画)でも期間限定で無料配信され、DVD・Blu- ray Disc第1巻にも収録されている。

MBSでは放送終了後に続けて『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が放送された。
放送地域 	放送局 	放送日 	放送時間
関東広域圏 	TBS 	2007 年12月23日 	26時50分 - 27時50分
近畿広域圏 	MBS 	2007年12月28日 	25時15分 - 26時25分
Webアニメ [編集]
マックロッスfufonfia [編集]

『マックロッスfufonfia(フフォンフィア)』は、マクロスF公式サイトで配信されたFlashアニメ。制作は映像会社アイウォズ・ア・バレリーナ[59]。登場人物は3頭身キャラクターにデフォルメされ、字幕で台詞を表現。役柄はすべて変更され、「ゲームソフト制作会社S.M.S」での日常をコミカルに描写する。全20話配信後は、プロモーションムービーと最終話のみ無料視聴可能[60]。本作のデフォルメキャラクターはNEXCO東日本のETC安全走行タイアップキャンペーンでも使用された[61]。
ラジオ [編集]
ラジオ放送 [編集]

文化放送、MBSラジオにて放送。インターネットラジオ音泉(終了)、『マクロスF』公式サイトにて配信も行われている。

    * RADIO MACROSS (2008年1月4日 - 2008年3月28日)
    * マクロスF○※△ (2008年4月4日 - 2008年9月26日)
    * マクロスF○×△ (2008年10月3日 - 2009年3月27日)
    * マクロスF○☆△ (2009年4月3日 - 2009年9月25日)
    * マクロスF○♪△ (2009年10月2日 - 放送中)

関連ラジオ番組については「マクロスF (ラジオ)」を参照
携帯配信ラジオ [編集]

マクロスF~ウラ・URAデカルチャー~
    モバイルアニメイト、声優アニメイト+hm3、アニメイト ON AIR!にて毎週火曜更新(有料配信)。出演者は小西克幸(オズマ・リー役)、杉田智和(レオン三島役)。

劇場版マクロスF [編集]

詳細は「劇場版 マクロスF」を参照

劇場版は前編・後編の2部作となる予定。前編の『劇場版 マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~』は2009年11月21日よりロードショー公開されている。
その他関連メディア [編集]
CD [編集]

Flying DOG[62]より発売。作曲・編曲は菅野よう子、プロデューサーは佐々木史朗。佐々木は『マクロス プラス』の作曲家に菅野を推薦するなどマクロスシリーズの音楽面をプロデュースしており、今回は企画時より演出プランにも関わっている。
シングル [編集]

    * 『トライアングラー』 (2008年4月23日発売)
    * 『ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時 Don't be late』 (2008年5月8日発売)
    * 『星間飛行』 (2008年6月25日発売)
    * 『ライオン』 (2008年8月20日発売)
    * 『ランカとボビーのSMS小隊の歌 など。』 (2008年12月24日発売)
    * 『シェリルの宇宙兄弟船 など。』 (2008年12月24日発売)
    * 『Pink Monsoon』 (2009年10月21日発売)
    * 『ユニバーサル・バニー』 (2009年11月25日発売)
    * 『CMランカ』(2009年12月16日発売)

サウンドトラック / ボーカルコレクション [編集]

    * 『マクロスF(フロンティア)O.S.T.1 娘フロ。』 (2008年6月4日発売)
    * 『マクロスF(フロンティア)O.S.T.2 娘トラ☆』 (2008年10月8日発売)
    * 『マクロスF(フロンティア)VOCAL COLLECTION 娘たま♀』 (2008年12月3日発売)

ドラマCD [編集]

娘(ニャン)ドラ
    それぞれ番外編エピソード3話、マクロスF登場人物による歴代マクロスソングのデュエットカバー1曲を収録。

       1. 『娘(ニャン)ドラ◎ ドラ1』 (2009年4月8日発売)
       2. 『娘(ニャン)ドラ◎ ドラ2』 (2009年5月6日発売)
       3. 『娘(ニャン)ドラ◎ ドラ3』 (2009年6月3日発売)
       4. 『娘(ニャン)ドラ◎ ドラ4』 (2009年7月8日発売)

DVD・Blu-ray Disc [編集]

バンダイビジュアルより全9巻発売。HDマスター。第1巻は第1話「クロース・エンカウンター」のTV放送版、「デカルチャー・エディション」(年末特番27分)、「ヤックデカルチャー・エディション」(完全版32分)の3バージョンを、第2巻以降は各3話を収録。第9巻の第25話「アナタノオト」は追加映像を加えた全長版[63]。全巻オーディオコメンタリーとして関係者複数名による作品の裏話の音声特典付き。

   1. 2008年7月25日発売
          * 収録話 第1話クロース・エンカウンター(デカルチャー・エディション版・ヤックデカルチャー・エディション版)
          * オーディオコメンタリー出演者 中村悠一、中島愛、河森正治
   2. 2008年9月26日発売
          * 収録話 第2話ハード・チェイス、第3話オン・ユア・マークス、第4話ミス・マクロス
          * オーディオコメンタリー出演者 小西克幸、中島愛、吉野弘幸
   3. 2008年10月24日発売
          * 収録話 第5話スター・デイト、第6話バイバイ・シェリル、第7話ファースト・アタック
          * オーディオコメンタリー出演者 中村悠一、神谷浩史、福山潤
   4. 2008年11月21日発売
          * 収録話 第8話ハイスクール・クイーン、第9話フレンドリー・ファイア、第10話レジェンド・オブ・ゼロ
          * オーディオコメンタリー出演者 遠藤綾、中島愛、河森正治
   5. 2008年12月19日発売
          * 収録話 第11話ミッシング・バースデー、第12話ファステスト・デリバリー、第13話メモリー・オブ・グローバル
          * オーディオコメンタリー出演者 中島愛、河森正治、菊地康仁
   6. 2009年1月23日発売
          * 収録話 第14話マザーズ・ララバイ、第15話ロスト・ピース、第16話ランカ・アタック
          * オーディオコメンタリー出演者 中村悠一、遠藤綾、保志総一朗、吉野弘幸
   7. 2009年2月20日発売
          * 収録話 第17話グッバイ・シスター、第18話フォールド・フェーム、第19話トライアングラー
          * オーディオコメンタリー出演者 遠藤綾、井上喜久子、菊地康仁、吉野弘幸
   8. 2009年3月27日発売
          * 収録話 第20話ダイヤモンド・クレパス、第21話蒼のエーテル、第22話ノーザン・クロス
          * オーディオコメンタリー出演者 中村悠一、神谷浩史、豊口めぐみ
   9. 2009年4月24日発売
          * 収録話 第23話トゥルー・ビギン、第24話ラスト・フロンティア、第25話アナタノオト(全長版)
          * オーディオコメンタリー出演者 中村悠一、遠藤綾、中島愛、河森正治

漫画 [編集]

マクロスF
    青木ハヤト著。『月刊少年エース』2008年2月号より2010年1月号まで連載、カドカワコミックス・エース全5巻。

       1. 2008年4月26日発行 ISBN 978-4-04-715066-9
       2. 2008年8月26日発行 ISBN 978-4-04-715107-9
       3. 2009年2月26日発行 ISBN 978-4-04-715189-5
       4. 2009年10月25日発行 ISBN 978-4-04-715307-3
       5. 2009年11月26日発行 ISBN 978-4-04-715324-0

マクロスF 超次空歌巫女ランカ
    黒岩よしひろ作の外伝漫画。『月刊コンプエース』2008年4月号より7月号まで短期連載。
マクロスF 抱きしめて、銀河の果てまで。
    水島空彦著。『月刊コンプエース』2008年9月号より2009年4月号まで連載、カドカワコミックス・エース全1巻。教師とて赴任してきたクランを交えて。美星学園での学生生活を中心に描く。

        * 2009年2月26日発売 ISBN 978-4-04-715191-8

その他角川書店発行の漫画誌『マクロスエース』に関連作品が掲載。
小説 [編集]

マクロスフロンティア
    小太刀右京著、角川スニーカー文庫より全4巻発行。河森総監督監修のもと、裏設定や人物描写、過去シリーズとの接点など映像では語られなかった内容を肉付けしている。アニメ本編と異なる部分もあるが、著者は「関が原の合戦を扱った話で徳川家康の描写が違ったり同じだったりするように、TVアニメと小説もそのような関係になっております。そのつもりで読んでいただければ幸いです」と述べている[64](マクロスシリーズを参照)。

       1. 『クロース・エンカウンター』 2008年7月1日発行 ISBN 978-4-04-473801-3
       2. 『ブレイク・ダウン』 2008年10月1日発行 ISBN 978-4-04-473802-0
       3. 『アナタノオト』 2009年1月1日発行 ISBN 978-4-04-473803-7
       4. 『トライアングラー』 2009年3月1日発行 ISBN 978-4-04-473804-4

ムック [編集]

    * マクロスF(フロンティア)OFFICIAL FILE 学習研究社
         1. 2008年9月19日発行 ISBN 978-4-05-605268-8
         2. 2008年11月7日発行 ISBN 978-4-05-605269-5
    * マクロスF 2059:MEMORIES 角川書店 2008年10月25日発行 ISBN 978-4-04-854250-0
    * マクロスF(フロンティア) PASH!ANIMATION 主婦と生活社 2009年1月9日発行 ISBN 978-4-391-62781-7
    * マクロスF(フロンティア)OFFICIAL FAN BOOK 学習研究社 2009年1月30日発行 ISBN 978-4-05-605357-9

ゲーム [編集]

アートディンク開発、バンダイナムコゲームス発売。タイトルに「フロンティア」とついているが、『マクロスF』のみのゲームではなく、『超時空要塞マクロス』から『マクロスF』まで「マクロスシリーズ」を総合的に扱っている。

『マクロスエースフロンティア』 2008年10月9日発売
    『マクロスF』についてはTVアニメとほぼ同時進行で製作された関係から「クロース・エンカウンター」から物語中盤の「マザーズ・ララバイ」までの収録に止まっている。
『マクロスアルティメットフロンティア』 2009年10月1日発売
    『マクロスF』も第1話「クロース・エンカウンター」から最終話「アナタノオト」まで収録される。それに伴い前作では登場しなかったキャラクターやメカニックも登場。
『マクロスアルティメットフロンティア 超時空娘々パック』 2009年10月1日発売
    上記アルティメットFの特別限定版。ゲーム本編ディスクの他に『劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~』特報映像やマクロスシリーズのノンテロップオープニング、エンディング集、河森正治、天神英貴インタビューなどの特典映像を130分収録した映像ディスクが同梱されている。

脚注 [編集]

   1. ^ a b ファミ通.com (2007-12-11). "マクロス最新作『マクロスF(フロンティア)』が放映決定!". 2008年1月13日 閲覧。
   2. ^ 『マクロスF 2059:MEMORIES』 角川書店 2008年 p92
   3. ^ a b 『ニュータイプ』 2007年7月号 角川書店 p92
   4. ^ 『アニメージュ』 2008年6月号 徳間書店 p60
   5. ^ 『グレートメカニック DX.4』 双葉社 2008年 p97
   6. ^ animate.tv (2007-08-17). "『マクロス』、新歌姫に高校3年生の中島愛". 2008年1月13日 閲覧。
   7. ^ ORICON STYLE (2008-06-10). "『マクロス』が『エヴァ』以来11年ぶりの快挙!". 2008年7月10日 閲覧。
   8. ^ ORICON STYLE (2008-10-14). "アニメ『マクロスF』、サントラ初動10万枚突破は『エヴァ』以来11年ぶり". 2008年10月14日 閲覧。
   9. ^ 電撃オンライン (2008-11-12). "「マクロスF」ブドーカン☆ライブのレポが到着!! 歌姫2人のライブ後コメントも!". 2009年5月26日 閲覧。
  10. ^ 『オトナアニメ vol.8』 洋泉社 2008年 p108
  11. ^ 『マクロス・クロニクル No.20』p29 ウィーヴ 2009年
  12. ^ ORICON STYLE (2008-12-19). "オリコン年間映像ランキング 人気ドラマ『ROOKIES』が2部門制覇". 2009年5月26日 閲覧。
  13. ^ 最終話、『マクロスアルティメットフロンティア』での表記はRANKA REE。
  14. ^ RANKA マクロスF ランカ・リーオフィシャルブック ISBN 978-4-7783-1196-4
  15. ^ DVD/Blu-ray Disc『マクロスF 1』ライナーノート
  16. ^ 『マクロスF(フロンティア) PASH!ANIMATION』主婦と生活社 p88
  17. ^ 作中の描写では生死不明ともとれるが、河森総監督は「少なくとも、TVシリーズでは死んでいますね。」と答えている。ただし、史実を基にした映像という設定から、別メディアでは違った結果になっている可能性もありうると示唆している『オトナアニメ』vol.10 洋泉社 2008年 p47/『マクロスF 2059 メモリーズ』 角川書店 2008年 p93)
  18. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.2』p.308
  19. ^ 小説版では明確に同性愛的好意とそれを自制している様子が描かれている。
  20. ^ 「キャラクターシート オズマ・リー」『マクロス・クロニクル No.19』ウィーヴ 2009年
  21. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3』p.43
  22. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.1』p.53
  23. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.2』p.203-204
  24. ^ ドラマCD『娘(ニャン)ドラ◎ ドラ1』第3話
  25. ^ 小説版設定では統合軍時代からの上司と部下。
  26. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3』p.35
  27. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.2』p.219-220
  28. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.2』p.221
  29. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.2』p.171
  30. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.1』p.51
  31. ^ 『マクロスF PASH! ANIMATION FILE02』主婦と生活社、p24。
  32. ^ 第21話におけるブリッジでの本人の台詞より。
  33. ^ 小説版では、正・副大統領を殺害すると共に上院・下院・最高裁判所を武力制圧するクーデターを成功させる。
  34. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.2』p.134
  35. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.4』p.73-77
  36. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3』p.296
  37. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3』p.32-34
  38. ^ ボーカルコレクション『娘たま♀』ライナーノート解説より。声の主は菅野よう子の楽曲のシンセサイザー・マニピュレーターを担当する坂元俊介。
  39. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.1』p.127-128
  40. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.2』p.259
  41. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.4』p.236
  42. ^ DVD/Blu-ray Disc『マクロスF 5』オーディオコメンタリー
  43. ^ 『グレートメカニックDX7』マクロスクォーター解説文より
  44. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.1』p.174
  45. ^ 『マクロス・クロニクルNo.01』ウィーヴ 2008年
  46. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.1』p.96
  47. ^ 『オトナアニメ Vol.10』p.44での河森総監督インタビューで、プロトカルチャーはたまたまバジュラの死骸を手に入れて進化した文明と説明された。
  48. ^ 劇中描写
  49. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3』p.49
  50. ^ 小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3』p.209
  51. ^ このため第1話のバジュラ初襲来時に発令されたコード「ビクター3」(バジュラ接近警報)発令を受けてオズマは「ついに来たぞ」、ワイルダー艦長は「残念ながらこれは演習ではない」と発言する。
  52. ^ 『マクロス・クロニクル No.16』ウィーヴ
  53. ^ 『マクロスF』第4話、アルトとミハエルのやりとり。
  54. ^ バンダイ「1/72 VF-25Sメサイアバルキリー」付属解説書
  55. ^ 松本は『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌『愛・おぼえていますか』を自分の手で作詞したかったと語るが(風待茶房 季節の松本)、別の形でマクロスシリーズの楽曲に携わることになった。
  56. ^ 『マクロスF オフィシャルファイル2』河森正治・菊地康仁・吉野弘幸インタビューより
  57. ^ 南日本放送(MBC)および琉球放送(RBC)を除く。2009年9月18日現在。これによりJNN系列局では合計26局ネットとなり、2006年制作の『コードギアス 反逆のルルーシュ(第1期)』と同じ局数となる。
  58. ^ 『BEATマガジン』 2008年8月号 バンダイビジュアル p4
  59. ^ I was a ballerina.,co.ltd.
  60. ^ マックロッスfufonfia(マクロスF公式サイト内)
  61. ^ ドラぷら (2008-08-15). "人気アニメ『マクロスF』とのETC安全走行タイアップキャンペーンを実施します!". 2009年5月26日 閲覧。
  62. ^ 2009年1月1日にJVCエンタテインメントより商号変更
  63. ^ 歌中心の進行上、テレビ放送版では尺に収めるためカットした映像2分弱を追加している。
  64. ^ 小太刀右京 『マクロスフロンティア Vol.4 トライアングラー』 2009年 角川書店 p293

関連項目 [編集]

    * TBS系アニメ
    * 深夜アニメ一覧
    * 毎日放送木曜深夜アニメ枠

外部リンク [編集]

    * マクロスF 映画版公式サイト
    * マクロスF TV版公式サイト
    * マクロスF公式サイト (MBS)
    * 超銀河ファンクラブ F魂
    * マクロスシリーズ公式サイト
    * シェリル・ノーム オフィシャルブログ (2008年12月4日以降更新停止)
    * ランカ・リー オフィシャルブログ (2009年11月19日以降更新停止)
    * presepe 河森正治総監督インタビュー 1 - 2 - 3 (注:作品の核心部分に関する内容を含む)

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