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*『デュラララ!!』 [#ob89fa83]
(DURARARA!!)は、成田良悟による日本のライトノベル。イラストはヤスダスズヒトが担当している。電撃文庫(アスキー・メディアワークス)より、2004年4 月から既刊7巻(2010年2月16日現在)が刊行されている。
目次
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    * 1 概要
    * 2 ストーリー
    * 3 登場人物
          o 3.1 主要人物
          o 3.2 来良学園
          o 3.3 ダラーズ
          o 3.4 露西亜寿司関係者
          o 3.5 ネブラ
          o 3.6 粟楠会
          o 3.7 その他
    * 4 池袋の各勢力・集団
    * 5 既刊一覧
    * 6 テレビアニメ
          o 6.1 スタッフ
          o 6.2 主題歌
          o 6.3 各話リスト
          o 6.4 放送局
          o 6.5 Webラジオ
    * 7 ゲーム
    * 8 関連項目
    * 9 外部リンク

概要 [編集]

首なしの女性をヒロインにした作品。池袋を舞台に非日常にあこがれる少年、チンピラ、ストーカーもどきの電波娘、情報屋を趣味で行う青年、闇医者、高校生、首なしライダーことデュラハンなどが繰り広げる、一般からは歪みつつも爽快な恋の物語。

『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)2009年7 月号(5月号にプレビュー版掲載)より茶鳥木明代による漫画化作品が連載されている。

2009年7月にテレビアニメ化が決定し、2010年1月から放送中である。全24話予定。さらに2010年夏にゲームの発売も予定されている。

注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
ストーリー [編集]
この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

デュラララ!!
    東京・池袋。そこにはキレた奴らが集う。矢霧製薬と首なしのデュラハン、セルティとセルティの首をめぐる争奪戦。そこに「ダラーズ」、折原臨也、平和島静雄、門田京平、遊馬崎ウォーカー、狩沢絵理華らが絡む。またところどころにあるチャットの会話も物語に関係してくる。
デュラララ!!×2
    東京・池袋。そこには人を愛することに不器用な人間が集う。自分に悩む女子高生、池袋最強は誰か?を取材する記者、セクハラ教師、カラーギャング「黄巾賊」、池袋の喧嘩人形、情報屋、そして首なしライダー。そんな中連続通り魔事件が起きて…。
デュラララ!!×3
    東京・池袋。そこには寂しがりやな過去が集う。過去から逃げるボス。責任を感じる女子高生。友の思いに気づかない少年。様々な思いが交錯し「ダラーズ」×「黄巾賊」×「罪歌」の三つ巴の抗争が始まる。
デュラララ!!×4
    東京・池袋。そこには火種と火種に振り回される人種が集う。都市伝説を放映するテレビ局、外見と中身の一致しない双子、有名アイドル、ダラーズの先輩にあこがれる青年、殺し屋、殺人鬼、賞金を掛けられた首なしライダー。池袋の休日が始まる。
デュラララ!!×5
    東京・池袋。そこには折原臨也の意趣返しが集う。何でも屋、静雄を探す少女、バーテン風の男、ダラーズに復讐する女たらし、狙われるクラス委員、それに気づかない少年、首なしライダー。そんな彼らのGWは、日常か非日常か。
デュラララ!!×6
    臨也に嵌められ街を逃走しまくる静雄。自分の立ち位置を考えさせられる帝人。親友の苦境に今更になって気づく正臣。何も知らずに家出少女を連れ歩く杏里。先に待つ出来事を想像できなかった茜。黒バイクとの接触に興奮を隠せない女。一人悶えつつも帰りを待ち続ける新羅。思い通りに事を運ぼうと画策する青葉。ダラーズに意趣返しを繰り広げる千景。そして首なしライダーが救うのは。
デュラララ!!×7
    東京・池袋。この街の休日はまだ終わらない。臨也が何者かに刺された翌日、池袋には事件の傷痕が未だ生々しく残っていた。すれ違うことなく街を徘徊するクラスメイトの男女、弟に付きまとう女の動向を窺う姉、最強の男を殺すために強くなろうとする少女、兄のことなど気にせずひたすら無邪気な双子、今後の自分を憂い続けるロシア出身の女性、過去の未練にしがみつくヤクザな男、休日を満喫しようと旅行に出た闇医者、そして安心しきりの首なしライダーは。 

登場人物 [編集]
主要人物 [編集]

セルティ・ストゥルルソン
    声 - 沢城みゆき
    主人公。「首なしライダー」と呼ばれる、池袋の生きた都市伝説。その正体はデュラハンと呼ばれる欧州の妖精の一種で、性別は女性。スタイルはかなりのものらしい。
    奇矯なその存在に反して極めて常識的な性格。お人よしで面倒見がいい一面もある。趣味はネットとテレビとDVD鑑賞。
    鎧を漆黒のライダースーツに変え、愛馬である首無し馬コシュタ・バワーの「シューター」を黒いバイクに変化させている。ライトもナンバーもエンジン音すらも無い黒バイクを乗り回すその姿から池袋では「首無しライダー」と呼ばれ都市伝説扱いを受けている。彼女のバイクは重力にとらわれず、壁すらも走ることができる。
    質量を持った影を生み出すことができ、それを操作してライダースーツや普段着や財布、大鎌等を生み出している。
    首が無いため話すことはできないが視覚や聴覚は人間と同様であり、PDAやノートパソコンを介して文章によって発言している(アニメでの声はあくまで視聴者向けのものであり、作中では聞こえていない)。PDAは新羅から貰ったもので、大切にしている。普段の外出時には、首に当たる部分にヘルメットを装着している。また、首が無いため味見ができないので料理はあまりうまくは作れない。得意料理はカニ玉。
    幽霊や吸血鬼は怖くないが宇宙人やホラー漫画は怖いらしい。警視庁第五方面交通機動隊、特に金之助に追い回されたことがトラウマになっている。ファンタジーと言えばウィザードリィをすぐさま連想する。
    元々はアイルランドに暮らしていたが20年程前に頭部を盗まれ、その為それ以前の様々な記憶が欠如している。その後「首」の反応を辿って日本を目指し道中で出会った森厳との「取引」で池袋に居を構え、副業として運び屋を営みながら森厳の息子・新羅と共同生活を始める。成長した新羅と相思相愛となりながらも一線を引いていたが、「首」をめぐる一連の事件を経て恋人同士となる。またその後の様々な事件を通じて池袋に生きる様々な人物と交流し、「首」への執着を捨てて池袋こそ自分の故郷と思い定めるようになる。「ダラーズ」の一員にしてその創始者を知る数少ない一人。静雄とは仲が良く、「リッパーナイト」以来杏里とも友達といえる関係を築いている。
    チャットでのハンドルネームは「セットン」。
    『電撃学園RPG Cross of Venus』の特典小説にて交機から逃げている際に異世界に存在する電撃学園へ迷い込み、状況の把握が出来ずにいるも合流した遊馬崎の歯止め役に回る。過去、ロニー・スキアートと何らかの面識があった事が明らかになるが前述の理由で彼女自身は覚えていない。
竜ヶ峰 帝人(りゅうがみね みかど)
    声 - 豊永利行
    3月21日生まれ O型 165cm 50kg。
    「非日常」に憧れを抱く高校生。第1巻冒頭で、高校進学を機に池袋に引っ越してきた登場人物の一人。
    一見まじめでおとなしい性格の平凡な高校生。同級生の杏里に好意を抱いているが、告白はしていない。しかし一方では「非日常」の刺激に対して渇望とも言える深い欲求を抱いており、不気味な本性を覗かせる。危機的状況下での行動力は高く、ネットや携帯を媒体にした情報操作や人脈を駆使し危機を乗り切ることが多い。しかし、自分を取り巻く仲間の人数が増えすぎて許容範囲を越え、逆に自分の首を絞めていることに気付き、危機感を覚え始めている。
    「ダラーズ」の創始者達の内の1人であり、ほかの創立メンバーが次々離反する中で唯一最後まで残り組織を管理しつづけた。そのため実質上「ダラーズ」のリーダーだがその正体を知る者はセルティ、臨也を始め数名しかいない。アパートの隣の部屋の3畳間に『バッカーノ!』に登場したカメラマンが住んでいる事が仄めかされている。
    チャットでのハンドルネームは「田中 太郎」。
紀田 正臣(きだ まさおみ)
    声 - 宮野真守
    6月19日生まれ A型 170cm60kg。
    帝人の同い年の幼馴染。爬虫類顔に茶髪でピアス、銀のブレスレットと如何にも都会の高校生といった風貌。喧嘩が強く筋肉タイプ。
    見かけ通り軽い性格でナンパ好き。小学校時に池袋へ引っ越すがその後もメールを通じて帝人と交流が続いており、池袋での刺激的な日々について彼によく話していた。成績不良だが国語と英語の成績は良い模様(将来をヒモで生きていくつもりだかららしい)。
    実はカラーギャング「黄巾賊」を結成した元リーダーで、「将軍」と呼ばれる男。過去、「ブルースクウェア」との抗争で当時交際していた沙樹を助けられなかった事から「黄巾賊」を抜け沙樹とも別れた。その際の事件がきっかけで臨也を嫌悪している。3巻で自らの過去に決着をつけた後沙樹とヨリを戻し、来良学園を退学。二人で何処かへと消えた。6巻でとある理由から池袋に戻るが、帝人達とは再会できていない。
    チャットのハンドルネームは「バキュラ」。
園原 杏里(そのはら あんり)
    声 - 花澤香菜
    10月31日生まれ O型 152cm
    帝人のクラスメイト。地味な風貌だが美少女と言ってもよくスタイルも良い。成績優秀で、体育も含め通知票オール10。
    大人しくあまり自己主張しない性格。とある事情から人を愛することが出来ず、「自分」と言う存在を徹底して客観的に認識することで精神のバランスを保っている。ただし美香など極一部の例外と関わる際には客観的な捉え方が出来なくなり、同じく例外である帝人や正臣との3人の交流をかけがえないものだと感じている。
    美香とは中学に上がる前からの親友で、引き立て役(だが帝人の見立てでは好対照でどちらもが引き立つような関係)であった。しかし本人はこれを「寄生」と捉え、他の事柄も併せて自身を「寄生虫」と揶揄している。
    ある頃より「罪歌」と呼ばれる妖刀をその身に宿している。本来「罪歌」を宿した者は「罪歌」の思念に耐え切れずに発狂し意識を乗っ取られるが、杏里は「罪歌」の思念を受ける自分を他人事のように認識することで自我を保ち「罪歌」を制御している。「罪歌の子」の暴走によって引き起こされた「リッパーナイト」事件においては多数の「罪歌の子」の意識を支配し事件を終結させた。その際に事件の被害者にして「罪歌の子」の宿主となった人々を解放したが、必要とあらば「罪歌」の主導権を握る者として「罪歌の子」を通じ宿主の人間を支配し、己の手駒として使役する。なおその事件での出来事からセルティに淡い憧れを抱く。
    セルティに誘われチャットに参加しているがPC操作自体にまだ慣れていない為、片言になりがち。ハンドルネームは「罪歌」。
岸谷 新羅(きしたに しんら)
    声 - 福山潤 / 幼少時代 - 悠木碧
    池袋に居を構える闇医者。セルティと同棲している。常時白衣を着用しており、根っからのインドア派。
    冗談好きな性格で、四文字熟語を多用する癖がある。解剖をすると嬉しそうに笑うなど、少々変質的な性癖は父親である森厳も認めるほど。セルティとは幼い頃から20年来の付き合いであり、首を失ったセルティを容姿も含めて深く愛している。セルティの一番の理解者で、声も表情も存在しないセルティの感情を読み取ることができる。学生時代の静雄と臨也の同窓生で、2人の間を取り持つ立場だったらしい。一人称は「僕」「俺」「私」の3種類を不規則に使う。
    セルティの「首」にまつわる事件では首を手に入れた彼女が変わってしまったり、自分の元から離れていってしまうことを恐れて「首」が彼女の元に渡らないように裏で暗躍していた。事件終了後にセルティと対話しセルティ自身に許されると同時に互いの心情を改めてぶつけ合い、恋人となる。情報通であり事件のまとめ役をすることも多い。
平和島 静雄(へいわじま しずお)
    声 - 小野大輔 / 幼少時代 - 大原桃子
    常時バーテン服にサングラスがトレードマークの男。池袋で最も「喧嘩を売ってはいけない男」、または「池袋最強の男」として恐れられている。
    普段は温和な人間なのだが、極端に短気な性格。キレると筋力のリミッターが外れるという生来の特殊体質で、怪物じみた膂力(りょりょく)を持ち「池袋の自動喧嘩人形」という異名まで持つ。体質のせいで筋肉や骨が恐ろしく硬くなり、関節はさらに硬くなった。そのためナイフの刃も5ミリ程しか刺さらないうえ、医療メスが施術中に何度も曲がるほど。その体質は新羅曰く「一世代での進化」。化け物じみた力や性格もあって滅多に人が寄り付かないが、セルティとは親しい友人。理屈を捏ねる人種が大嫌いで、その代表格の臨也とは犬猿の仲。現在は出会い系サイトの取立人をやっている。いつもバーテン服なのは俳優である弟がバーテンのバイトを始めた時に「今度こそクビにならない様にしよう」といって大量にバーテン服を送ってきたため。サイモンに誘われ「ダラーズ」の一員となっていたが後に脱退。
    その強さから「罪歌」の情愛を一身に受ける。新羅と臨也の同窓生。
    殺人鬼「ハリウッド」と殺し屋「哲学する殺人機械」を公園のベンチを無理矢理引っこ抜いてフルスイングし、一蹴した。
折原 臨也(おりはら いざや)
    声 - 神谷浩史
    新宿住まいの有力な情報屋で、本編の多くの事件の黒幕的存在。艶やかな黒髪をした、眉目秀麗という言葉を具現化したような痩身の美青年。比較的小柄で華奢。また情報屋は本業という訳ではないようで、本人はこの仕事を「くそったれな仕事」と吐き棄てている。フード付きの黒いコートを着ている。夏用と冬用があり、10cmずつ丈が違うものが5着ずつあるため、計 10着。また携帯はコートと同数所有。原作者いわく臨也は高いところが好き、たとえブロック一段分でもとのこと(アニメ12話で街中のブロックの上に立っているシーンが流れた際のツイートより)。
    「人間」に対し歪んだ愛と哲学を持つ。しかし根底の想いは純粋で、言動の端々や稀に見せる素に無垢な幼さや人間らしさを感じさせるなど、複雑な内面を抱く。様々な情報を武器に、ある思惑の下池袋の影で暗躍している。ネット上で帝人たちが作った架空のチームにすぎない「ダラーズ」を発見し池袋で実勢力を拡大させて行った張本人であり、本人も「ダラーズ」の一員。妹が2人(双子)おり、苦手としている。現在、セルティの「首」を保有している。
    主要人物たちが集う掲示板の管理人でそれぞれの背後関係をほぼ全て把握しており、時にその行動を誘導する。ハンドルネームは「甘楽」。ネット上では女性であり、所謂ネカマ。静雄と新羅の同窓生で、駆け引きも利害も通じない静雄とは学生時代からの犬猿の仲。人外の存在である「罪歌」を相手に、全く引けを取らずに「人間愛」を主張した。頭脳・立ち回り共に申し分ないが、自分自身の性格が仇となって首を絞める事も稀にある。
    なお『バッカーノ!』に登場するブライドという人物の取引相手に「新宿のオリハラ」とあり、おそらく本人と思われる。ロシア語を話すことができ、パルクールを習得している。

来良学園 [編集]

矢霧 誠二(やぎり せいじ)
    声 - 堀江一眞
    矢霧製薬社長の甥。人間的な感情がどこか欠落している。
    姉・波江を通じてセルティの「首」に出会い、狂的な恋愛感情を抱く。美香からストーカー的な好意を寄せられていたが「首」にまつわる事件を経て、自分の気持ちを確かなものとする為に美香と付き合うことに。以後、美香と共にダラーズの一員となっている。なお原作では普通に高校に通っているが、アニメでは入学直後「首」を探すため休学した。
張間 美香(はりま みか)
    声 - 伊瀬茉莉也
    誠二のストーカー。杏里の中学時代からの友人。
    誠二によって瀕死の重傷を負わされるが、想いは変わらず。波江から誠二の気持ちが「首」に向いている事を教えられ、新羅に顔を「首」そっくりに整形してもらう。その後諸処の事件を経て誠二の仮初めの恋人に。何時か自分が「首」を取り込み、成り代わろうという願望を持つ。そのため「首」を食べる為に常に園芸用のスコップを携帯している。
黒沼 青葉(くろぬま あおば)
    4巻から新入生として来良学園に入学してきた少年。九瑠璃のクラスメイト。「ダラーズ」の一員。
    基本的に明るく社交的な性格だが、実際には興味のない事柄にはまるで関心を示さない。ある目的の元、帝人に接触し池袋の案内を受けてうる最中に折原姉妹らも巻き込んでの騒動に巻き込まれる。
    実は「黄巾賊」につぶされたカラーギャング「ブルースクウェア」リーダーの弟であり、チームの創始者。無能な兄を嫌悪している。何故か帝人が「ダラーズ」の創始者であることを知っており、彼に関心を寄せている。仲間と共に池袋に大騒ぎを起こすための準備を進めているが、その準備を利用しようと目論む折原臨也を敵視している。
折原 九瑠璃(おりはら くるり)
    声 - 金元寿子
    臨也の妹。舞流の双子の姉。4巻から新入生として来良学園に入学する。
    ショートカットで豊満な体格、学園では常に体操服を身に着けているなど活発そうな外見だが言動は物静かで暗い雰囲気を持つ。一見して気弱だが、やはり敵意を持って向かってくるものには容赦がない。舞流には「クル姉」と呼ばれている。
    ハンドルネームは「狂」。なお、チャット上では姉妹ともに言動が逆転している。
折原 舞流(おりはら まいる)
    声 - 喜多村英梨
    臨也の妹。九瑠璃の双子の妹。4巻から新入生として来良学園に入学する。
    眼鏡に三つ編み、細身の体に黒いセーラー服と文学少女のような出で立ちだがその言動は極めて明るく扇情的。自称両刀だが、女性のほうが好きらしい。九瑠璃ともども兄である臨也の影響を強く受けついでおり、自分たちに危害を加える者には一切の容赦がない。姉妹揃って静雄の弟であるアイドル、羽島幽平の大ファン。静雄とも面識がある。
    双子である九瑠璃と2人揃うことで「完全な一人の人間」になれると考えており、そのために性格も趣味嗜好も得意分野もすべて意図的に姉妹で対称となるようにしている。しかし小学校の頃にお互いの「設定」を整合性を無視してくじ引きで決めたため、外見と内面に激しい不一致がある。兄である臨也いわく「呆れた中二病」。
    密かに臨也の秘書である波江と繋がりを持ち、臨也が管理するチャットルームにもぐりこむ。ハンドルネームは「参」。

ダラーズ [編集]

門田 京平(かどた きょうへい)
    声 - 中村悠一
    アダ名は「ドタチン」(本人はこのアダ名で呼ばれるのを嫌っている)。命名は臨也。絵理華にもそう呼ばれる。
    ぶっきらぼうだが面倒見のいい性格で自分を慕うウォーカー、絵理華が無茶をやらかさないよう管理するのを自分の役目と考えている。
    かつて「黄巾賊」と抗争状態になったカラーギャング「ブルースクウェア」の一員だったがとある事情によりウォーカー、絵理華、渡草を引きつれ脱退。現在では彼ら共々「ダラーズ」の一員。本人にその気はないのだが、ダラーズの関係者からはチームの顔として認知されている。「職人系」の職業についているらしい。名前のモデルは作家の上遠野浩平。
遊馬崎 ウォーカー(ゆまさき うぉーかー)
    声 - 梶裕貴
    二次元をこよなく愛する青年。末期の二次元好事家とまでいわれる。主に電撃文庫をよく読んでいるようでよく絵理華とその話をしている。今まで話に出てきた本は『キノの旅』、『吸血鬼のおしごと』、『Missing』、『我が家のお稲荷さま。』、『ダブルブリッド』、『とある魔術の禁書目録』などである。オタクへのイメージを払拭する為ファッションにも気を使っている。「ダラーズ」の一員。一時期自分の家に緑色のメイドが来たことがある(ただし本人談)。名前のモデルは、作家のおかゆまさき。名前に「ウォーカー」を名乗ってるが純粋な日本人なのか、ハーフなのか、そもそも本名かすら不明。アニメのキャラの氷の彫刻をつくる仕事をしている。本人曰く平和主義だが、不良らしい冷酷な一面も持つ。
    『電撃学園RPG Cross of Venus』特典小説では主役として登場。本屋で買い物の最中、異世界に存在する電撃学園に迷い込んでしまうがあっさりと状況に適応。更にシャナやインデックスを始めとする本物の電撃文庫のキャラクターに遭遇して狂喜し、サインまで貰っている。ただし時間軸が違うだけで同じ世界に存在するためか、ロニー・スキアートの事は知らなかった。異世界の記憶は元の世界に戻れば消える筈だが彼は全てを覚えたまま帰還しており、絶夢と戦う為に出来る事「自分が楽しめる物語を探して、最高に楽しむ」とロニーの言葉に従う。
狩沢 絵理華(かりさわ えりか)
    声 - 高垣彩陽
    ウォーカーの相方の女性で、彼同様オタク。絵理華が話した本は『撲殺天使ドクロちゃん』、『ルナティック・ムーン』、『リリアとトレイズ』などである。その買い漁った電撃文庫(作中のタイトルは全て実在)の内容に合わせて拷問を行う等、過激な面も持ち合わせている。夜中に親に見つからないように小さな音量で深夜アニメを見て育ったため耳がいい。「ダラーズ」の一員。名前のモデルは、作家の有沢まみずと中村恵里加。
渡草三郎(とぐさ さぶろう)
    声 - 寺島拓篤
    門田らの移動に使われているワゴンの所有者で専ら運転役。アイドルオタクで聖辺ルリの熱狂的ファン。「ダラーズ」の一員。名前の由来は作家の渡瀬草一郎。
    2巻での事件の際、とある事情でワゴン車を遊馬崎の趣味が反映されたイタ車に塗装されてしまう。
    姉と妹がいる。

露西亜寿司関係者 [編集]

サイモン・ブレジネフ
    声 - 黒田崇矢
    ロシア国籍の黒人で寿司屋「露西亜寿司」の店員。よく青と白の割烹着を着、店の前で片言の日本語で呼び込みをしている。静雄と力で張り合える程の巨漢だが、喧嘩や暴力は嫌い。体重120キロ超。池袋という街を愛している。ロシア語で話すか日本語で話すかで雰囲気が劇的に変わる。昔、ロシア軍の特殊部隊に所属していたとかロシアンマフィアだったという噂がある。臨也曰く「何か格闘技をやっている」との事。「ダラーズ」の一員。
デニス
    声 - 高橋伸也
    露西亜寿司の白人板前店主。サイモンと共にロシアの組織を辞め池袋で寿司屋を開いた。サイモンとは異なり日本語は達者。店内で騒ぐと包丁を壁に刺さる勢いで投擲することがある。
エゴール
    サイモンらの元同僚で、ロシアで7番目に恐ろしいと言われる殺し屋。凶器の類を一切用意せず、その場にあるものを利用して仕事を行うことを信条とする。その殺しに対する独特の美学から『哲学する殺人機械』と称される。
    組織を抜けたヴァローナとスローンを追って日本を訪れ、そのついでで受けた岸谷森厳の依頼で『ハリウッド』と交戦したが、その場で選んだ得物が運悪く静雄の持ち物だったためにベンチのフルスイングを受けて顔面を潰された。その後瀕死で倒れていたところを折原姉妹に助けられ、以来彼女らの付き人のような立場に落ち着いている。
ヴァローナ
    二十歳になる白人の美しい少女。丁寧だが不自然な日本語を話す。育った環境から様々な事柄の「知識のみ」を大量に有し、「人が本当にもろい生き物なのか」を確かめることから始まった快楽的な破壊衝動を持つ。武器商社に所属していたがスローンと共に対物用狙撃ライフル等いくつかの武器を持ち出し日本を訪れた。池袋では澱切からは茜の誘拐を、臨也からは杏里を行動不能にする旨の依頼を受け行動し、その過程で敵対したセルティも狙うようになる。最終的に数人の怪物、異形の前に任務は失敗し、逃亡後に粟楠会に捕らえられるがリンギーリンが粟楠会と行った取引により一人だけ解放されてしまい、デニスの元に身を置く事となる。その後、デニスの紹介で借金の取立て人として平和島静雄・田中トムと共に行動するようになる。ちなみにヴァローナというのはカラスという意味の渾名で本名は不明。
スローン
    象という意味の渾名を持つ身の丈2mほどの筋骨隆々な大男。ヴァローナと共に商社を抜けて行動し、依頼を受けた任務をこなしていた。ドラコンから徹底的に仕込まれたというだけあって語学は達者。事あるごとに些細な疑問をヴァローナに問いかける。
リンギーリン
    サイモン達がかつて所属していた武器商社の社長である40歳前後の白人の男。大雑把な性格で細かいことはあまり考えない。
ドラコン
    ヴァローナの父親でリンギーリンの商社に所属する初老の男。リンギーリンの性格に頭を痛めている。娘には本ばかりを与えて育ていた。

ネブラ [編集]

岸谷 森厳(きしたに しんげん)
    声 - 大塚明夫
    新羅の父親であり、セルティの首を盗んだ張本人。研究と称してセルティの体中を切り裂いたこともある。日本では「空気が悪い」と言って、区別しやすいようにとわざわざ白く塗ったガスマスクを着用している。妖刀「罪歌」の元の持ち主。白衣を愛用し常に着用している。ネブラをはじめ、様々な組織と繋がりのある謎の多い人物。
エミリア
    森厳の再婚相手として新羅とセルティの前に現れた白人の女性。「ネブラ」の研究者。
    常にハイテンションで、怪しげな日本語を操る。童顔で、白衣の下に非常に豊満な肉体を持つ。

粟楠会 [編集]

粟楠道元(あわくす どうげん)
    粟楠会の会長。聖辺ルリのファン。
粟楠幹彌(あわくす みきや)
    道元の実子で粟楠会の若頭。兄は堅気の道を選んでいるため実質的に組織の跡目を継ぐ第一候補。さしたる経歴がない事もあり、親の七光りだと疎ましく思う者もおり内外に気を許せない立場にいる。
粟楠茜(あわくす あかね)
    幹彌の娘で年齢は9歳ほどの少女。とある事情から静雄の命を狙う。そのために強くなろうと赤林に相談したところ、舞流が通うジムに入門することに。ヴァローナに対しては静雄を狙うライバルとして対抗心を燃やしている。
四木(しき)
    声 - 大塚芳忠
    表向きは小さな絵画代理販売店の代表だが、実際は若くして粟楠会の幹部に上り詰めた人物であり、粟楠会の大きな一角を担っている。30歳前後の痩躯の男性。
    セルティのヘルメットの下を見ても全く動じず、逆に悲鳴を上げた自分の部下を制裁するなど冷酷な部分が目立つが、茜やセルティに対しては敬意を持って接するなど、普段は穏やかで礼儀正しい人物。
    俗に言うインテリヤクザであり、デュラハンにも詳しい。なお、新羅は彼のことを「インテリ博徒」と称する。
赤林(あかばやし)
    粟楠会幹部の一人。「粟楠の赤鬼」と呼ばれる武闘派であるが、常に飄々とした態度を取っている。表の仕事としてカニの配達業を行っており、露西亜寿司とも交流がある。右目は義眼であり、大きな傷が顔面を走っている。
    かつて杏里の母である沙也香に世話になったからと言い、両親を失った杏里の世話を色々と焼いた。元々は粟楠会とは別の組に所属しており、その頃に地上げに向かった先で「辻斬り魔」に襲われ、右目を刺し潰される。しかしその戦う「辻斬り魔」の姿に心底惚れ込み、罪歌の愛の言葉を跳ね除けて罪歌本体を怯ませるほどの情熱を見せた。
    こっそりダラーズにメンバー登録しており、情報の収集など色々な利点を活用している。
    以前所属していた組の組長を殺したという噂があるため(実際殺したのはその組長に恨みを抱いていた堅気の男)、組内での信用はあまり高くなく、四木からは警戒されている。
    女房も愛人もおらず、その上、杏里や茜といった少女の面倒を見てやることが多かったため、ゲイやロリコンに間違えられたことが多々あるらしい。
    一人称は基本的には「俺」であるが、飄々とした態度をとるときや子供に接する時は自らを「おいちゃん」と称する。
青崎(あおざき)
    粟楠会幹部の一人。身長190cmを超え横幅も広い大柄な男。組きっての武闘派で、赤林と並んで「粟楠会の赤鬼と青鬼」と呼ばれている。
    幹彌のことを七光りだと思っており、彼が粟楠会の重役であることを快く思っていない。
風本(かざもと)
    爬虫類を思わせる鋭い目をした男で、まだ若いが粟楠会幹部の一人。澱切が依頼した聖辺ルリの処理を指揮していた。

その他 [編集]

矢霧 波江(やぎり なみえ)
    声 - 小林沙苗
    矢霧製薬の重役で、「首」の管理の責任者。弟・誠二を狂的なまでに溺愛している(恋愛的にも肉体的にも)。しかし本人には煙たがられている。
    冷徹なエゴイストだが、誠二をこの世のすべての念頭においている。誠二が「首」に傾倒するのが許せず、引き離すために美香らを利用する。最終的には組織を離反し、「首」を持って臨也の元へ。以降は臨也の助手的な位置に収まっている。
田中 トム(たなか とむ)
    声 - 小西克幸
    静雄の上司であり、よき理解者。静雄が怒り出すギリギリのラインを見極めて付き合っている。ドレッドヘアが特徴。
三ヶ島 沙樹(みかじま さき)
    声 - 福圓美里
    正臣の元彼女。「黄巾賊」と「ブルースクウェア」の闘争に巻き込まれて重傷を負い、ずっと病院にいる。
    臨也の狂信的な信奉者でかつて臨也の策略の一環として正臣に近づくが、次第に本心から惹かれていく。後に正臣と復縁し、共に池袋を去る。
平和島 幽(へいわじま かすか)
    声 - 岸尾だいすけ / 幼少時代 - 沖佳苗
    静雄の弟。「羽島 幽平(はねじま ゆうへい)」の芸名で有名な俳優にしてアイドル。
    常に無口で無表情。感情らしい感情をほとんど示さない。しかし演技となるとまるで別人のように役になりきりどんな役柄でもこなす事から実力派の男優として評価も高く、様々なドラマや映画の主役をもぎ取っている。
    兄の静雄を敬愛しているが、現在の感情が欠落した自分は「感情の起伏が激しすぎる兄を幼い頃から反面教師にした結果」とも語っている。自分の人格が異常である事は自覚しており、欠けた「人としての感情」を得るために役者になったと言う。そのためか自身が演じたキャラクターには尊敬の念を抱く。
    とあるきっかけで「殺人鬼ハリウッド」、ひいてはその正体である聖辺ルリと関わることとなる。
聖辺 ルリ(ひじりべ るり)
    声 - 藤田咲
    「澱切シャイニング・コーポレーション」所属のタレント。セルティや新羅を含め、多数のファンを持つ。
    内向的な性格の、物静かな美女。元は資産家の令嬢だったが祖父、父と立て続けに事業に失敗した結果、没落。肉親の多くを失った彼女は遠縁の親戚に預けられ紆余曲折の末にメイクアップアーティストとしての道を踏み出し、その後モデルとしてデビューする。幼い頃は厳しく束縛された状況で育ち、特撮映画に出てくる「怪獣」の奔放さに憧れを抱いている。
    実は彼女の家系は数代前にセルティのような「人でない何か」の血を混じらせており(代々受け継ぐものか隔世遺伝かは不明だが)、彼女自身も人間を超えた身体能力を持つ。彼女自身は自分の肉体についての事実を知らず長く普通の人間として暮らしていたが、ある「きっかけ」によって力が発現してしまう。以降、自分に「怪物のメイク」を施してある目的の下殺人を犯しその光景を監視カメラに捕らえられたため「殺人鬼ハリウッド」と呼ばれ報道されることとなる。
    とある縁から幽、そしてセルティと接触しそれぞれの「あり方」に深く感銘を受ける。
葛原 金之助(くずはら きんのすけ)
    声 - 藤原啓治
    交通機動隊白バイ隊員。交通法違反者を追い込みすぎてよく事故らせる問題警官。超絶的なバイクテクニックの持ち主で、暴走族や彼に係わった裏社会の人間にトラウマを植えつけている。映画や漫画でのやられ役的な警察の存在に不満を持っており、それ故に非日常な存在を全く恐れない。セルティと初めて遭遇した時も無灯火運転、危険運転、その他諸々で取り締まろうと凄まじいチェイスを繰り広げそれ以来セルティの天敵となった。「越佐大橋」シリーズの葛原宗司との関係は不明。一族が代々警官らしい。
六条千景(ろくじょう ちかげ)
    埼玉のチームである「To羅丸」のリーダー。あだ名は「ろっちー」。静雄に喧嘩を売ったところ、街灯で返り討ちに遭う。その後門田と殴り合い意気投合。
    常に女を連れ歩いており、女性には手を上げない主義。反面、女性に対し危害を加えるような男には一切の容赦がない。
    静雄に殴られても四発目までは起き上がってこれる驚異の少年。

池袋の各勢力・集団 [編集]

ダラーズ
    池袋に根を張るカラーギャング。チームカラーは「無色」つまりは「保護色」。ネット上の「ダラーズ専用サイト」を媒体とする特殊な集団で、サイトにアドレスを登録することでチーム名を名乗れるようになる。その特性上横の繋がりが極端に希薄で、たとえメンバーでもリーダーはおろか現実でのチームメイトが誰なのかすら知らないことが特徴。
    元々は帝人がネット上の友人とともに作り上げた架空の組織。しかしジョークサイトとして完全パスワード制の偽サイトを用意してメンバーを集めたことで、次第に現実での実行力を持つようになってしまう(その背後には臨也の暗躍がある)。実害を恐れた創立時のメンバーが次々管理を手放す中で、唯一管理しつづけた帝人が現在も事実上のリーダー(管理者)となっている。
    ちなみに、名前の由来は「何もせずにただ集まってだらだらしている」ことから。
黄巾賊(こうきんぞく)
    池袋のカラーギャングのチーム。チームカラーは黄色。元々はリーダーの正臣の喧嘩の強さを慕って集まった集団で、メンバーの殆どが中学生前後の若者の集まりだった。取り立てて凶暴な集団ではなかったが「ブルースクウェア」との抗争(その背後には臨也の暗躍がある)の果てに正臣の交際相手が重傷を負い、正臣自身もチームを抜ける。その後、消滅したブルースクウェアの元メンバーがリーダー不在の「黄巾賊」に参入し始めたことで次第にチームは変貌を遂げていく。
    チームカラーが黄色なのは当時放映していたテレビドラマの影響、チーム名の由来は正臣が当時『三国志』を扱った漫画にはまっていたことから。
罪歌(さいか)
    妖刀・罪歌に斬られることで支配された人間「罪歌の子」(正確には孫)たちの集団。厳密にはチーム名ではない。現在「母」たる妖刀を持っているのは杏里。
    「罪歌」は詳細な由来は不明だが「全ての人間を愛する」妖刀であり、その「愛」の表現として人間と触れ合う=人を斬ることを求める。罪歌を手にしたものは人間をひたすらに愛する「声」に精神を破壊され、妖刀の意思に支配されることとなる。また罪歌は愛した相手との間に愛の証として「子供」をもうける力を持ち、斬りつけた傷と痛みを媒体に「種」を送り込み、少しずつ宿主の精神を侵しながら新たな「刃物」を媒体に妖刀としての自我を発現させる。
    なお罪歌の子達は意識を共有しているわけではないが「母」には絶対服従で「子」の1人が巻き起こした「リッパーナイト」事件の末に大元である罪歌(ひいてはその主である杏里)の支配を受け、普段は妖刀としての自我を封印されている。
ブルースクウェア
    池袋にかつて存在したカラーギャングのチーム。チームカラーは青で、リーダーは泉井。京平・絵理華・ウォーカーたちが所属していたが、離反している。創立者は泉井の弟である黒沼青葉。
    メンバーの平均年齢が高く攻撃的な集団だったが「黄巾賊」との抗争の果てにリーダーの泉井達が逮捕され、また「粟楠会」や静雄を敵に回したことでチームが消滅することとなる。
目出井組系粟楠会(めでいぐみけいあわくすかい)
    池袋に根を下ろす、いわゆる極道。闇医者の新羅や情報屋の臨也などが繋がりを持つ。
    密かに組織の有力者達がアイドルのルリのファンらしい。
    明日機組と対立関係にある。
    名前の由来はアスキー・メディアワークス。
矢霧製薬(やぎりせいやく)
    大手の薬品メーカー。最近は落ち目。「セルティの首」を巡る一連の騒動の後、ネブラに吸収合併される。
ネブラ
    アメリカに本社を置く外資系企業。著者の他シリーズ『バッカーノ!』や『ヴぁんぷ!』に出てくるものと同一。
    森厳やその再婚相手・エミリアが所属し、セルティやルリら人外の存在を狙っている。矢霧製薬を吸収合併した。吸収しようとした研究室に「第6製薬部門研究室」とあることから、『バッカーノ!』の「ルネ・パルメデス・ブランヴィリエ」の所属している部署だと思われる。

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
既刊一覧 [編集]

すべて電撃文庫(アスキー・メディアワークス)より刊行。

    * デュラララ!!(2004年4月、ISBN 4-84-022646-6)
    * デュラララ!!×2(2005年3月、ISBN 4-84-023000-5)
    * デュラララ!!×3(2006年8月、ISBN 4-84-023516-3)
    * デュラララ!!×4(2008年3月、ISBN 978-4-8402-4186-1)
    * デュラララ!!×5(2009年3月、ISBN 978-4-0486-7595-6)
    * デュラララ!!×6(2009年7月、ISBN 978-4-0486-7905-3)
    * デュラララ!!×7(2010年1月、ISBN 978-4-0486-8276-3)

テレビアニメ [編集]

2010年1月よりMBS・TBSほかで放送が開始された。監督の大森貴弘、キャラクターデザインの岸田隆宏、音楽の吉森信、アニメーション制作のブレインズ・ベースなど、原作者を同じくするテレビアニメ「BACCANO! -バッカーノ!-」の製作に携わったスタッフが多く参加している。

また、ゲストキャラクターとして第11話に上記の「バッカーノ!」からアイザック・ディアン(声 - 小野坂昌也)とミリア・ハーヴェント(声 - あおきさやか)が登場しており、他のキャラクターも広告などに度々登場している。
スタッフ [編集]

    * 原作 - 成田良悟「デュラララ!!」(電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊)
    * 原作イラスト - ヤスダスズヒト
    * 監督・音響演出 - 大森貴弘
    * シリーズ構成 - 高木登
    * 脚本 - 太田愛、根元歳三、村井さだゆき、吉永亜矢
    * キャラクターデザイン - 岸田隆宏
    * メカデザイン・アクション作画監督 - 山田起生
    * 総作画監督 - 髙田晃
    * 美術 - 伊藤聖
    * 色彩設計 - 宮脇裕美
    * 監督補 - 川面真也
    * 音楽 - 吉森信
    * アニメーション制作 - ブレインズ・ベース
    * 製作 - 池袋ダラーズ(アニプレックス、アスキー・メディアワークス、博報堂DYメディアパートナーズ、ムービック)、毎日放送

主題歌 [編集]

第1クール主題歌

オープニングテーマ「裏切りの夕焼け」
    歌 - THEATRE BROOK
エンディングテーマ「Trust Me」
    歌 - 松下優也

第2クール主題歌

オープニングテーマ「コンプリケイション」
    歌 - ROOKiEZ is PUNK'D
エンディングテーマ「Butterfly」
    歌 - ON/OFF

各話リスト [編集]

    * ナレーターを務める声優は各回ごとに変わり、主にその回でメインとなるキャラクターの声優が担当している。

話数 	サブタイトル 	脚本 	絵コンテ 	演出 	作画監督 	ボイスオーバー
#01 	開口一番 	高木登 	大森貴弘 	川面真也 	髙田晃 	竜ヶ峰帝人(豊永利行)
#02 	一虚一実 	寺東克己 	馬場誠 	青野厚司 	セルティ・ストゥルルソン(沢城みゆき)
#03 	跳梁跋扈 	根本歳三 	梅本唯 	久木晃嗣 	サイモン・ブレジネフ(黒田崇矢)
#04 	形影相弔 	高木登 	大畑清隆 	近藤一英 	中野圭哉 	岸谷新羅(福山潤)
#05 	羊頭狗肉 	村井さだゆき 	川面真也 	奥野治男 	紀田正臣(宮野真守)
#06 	東奔西走 	太田愛 	松尾衡 	古谷田順久 	田中織枝 	門田京平(中村悠一)
#07 	国士無双 	根本歳三 	大畑清隆 	八瀬祐樹 	倉狩真吾 	平和島静雄(小野大輔)
#08 	南柯之夢 	吉永亜矢 	今掛勇 	市村徹夫 	中村深雪 	セルティ・ストゥルルソン(沢城みゆき)
#09 	依依恋恋 	寺東克己 	山本天志 	ふくだのりゆき 	矢霧波江(小林沙苗)
#10 	空前絶後 	太田愛 	梅本唯 	久木晃嗣
伊藤秀樹 	竜ヶ峰帝人(豊永利行)
#11 	疾風怒濤 	根元歳三 	大畑清隆 	古谷田順久 	奥野治男
#12 	有無相生 	高木登 	川面真也 	青野厚司 	セルティ・ストゥルルソン(沢城みゆき)
#13 	急転直下 	根元歳三 	寺東克己 	八瀬祐樹 	薮野浩二
番由紀子 	園原杏里(花澤春菜)
#14 	物情騷然 	太田愛 	大畑清隆 	山﨑みつえ 	中野圭哉
田村一彦 	セルティ・ストゥルルソン(沢城みゆき)
#15 	愚者一得 	村井さだゆき 	梅本唯 	久木晃嗣 	贄川周二(小山力也)
放送局 [編集]
放送対象地域 	放送局 	放送期間 	放送日時 	放送系列 	備考
近畿広域圏 	毎日放送(MBS) 	2010 年1月7日 - 3 月25日 	木曜 25時25分 - 25時55分 	TBS系列 	制作局
2010年4月8日 - 	木曜 25時20分 - 25時50分
関東広域圏 	TBSテレビ(TBS) 	2010年1月8日 - 	金曜 25時55分 - 26時25分 	
中京広域圏 	中部日本放送(CBC) 	2010年1月13日 - 	水曜 26時00分 - 26時30分 	
日本全域 	バンダイチャンネル 	2010年1 月14日 - 	木曜 12:00更新 	PC向けネット配信 	放送連動配信
最新話1週間無料
ムービーゲート 	携帯電話向け配信
アニマックス 	2010年4月9日 - 	金曜 22時00分 - 22時30分 	CS放送 	LEVEL22枠
リピート放送あり
Webラジオ [編集]
デュラララ!!ラジオ 略して デュララジ!!
インターネットラジオ
配信期間 	2010年2 月26日 - 配信中
配信サイト 	アニメイトTV
配信日 	隔週金曜日
配信形式 	ストリーミング
パーソナリティ 	豊永利行(竜ヶ峰帝人役)
花澤香菜(園原杏里役)
■テンプレート使用方法 ■ノート

アニメイトTVにおいて、Webラジオ『デュラララ!!ラジオ 略して デュララジ!!』が2010年2月26日より配信されている。竜ヶ峰帝人役の豊永利行と園原杏里役の花澤香菜がパーソナリティを務める。
ゲーム [編集]

『デュラララ!! 3way standoff』』

    * 対応機種 - PSP
    * ジャンル - 池袋疾走アドベンチャー
    * 発売元 - アスキー・メディアワークス
    * 販売元 - 角川ゲームス
    * 開発 - 熱中日和
    * 発売日 - 2010年夏発売予定

関連項目 [編集]

    * デュラハン
    * 首なしライダー

外部リンク [編集]

    * テレビアニメ公式サイト
    * テレビアニメ公式サイト(MBS)
    * インターネットラジオ配信サイト
    * ゲーム公式サイト

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